Road to レスリングどんたく 2018

日時
2018年4月23日(月)   17:30開場 18:30開始
会場
東京・後楽園ホール
放送
バナーバナー
観衆
1,562人

第6試合 30分1本勝負
スペシャル6人タッグマッチ

レフェリー|マーティー浅見

MATCH REPORT

 第6試合は4.29熊本のIWGPインターコンチとIWGPタッグのダブル前哨戦として、内藤哲也&EVIL&SANADA組と鈴木みのる&ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.組が激突。
 
 鈴木軍はゴングを待たずにL・I・Jを襲撃し、場外戦に持ち込む。リング上ではアーチャーとEVILが対峙。EVILは串刺しラリアットからブルドッキングヘッドロック。続いてSANADAがアーチャーにドロップキックを連発。さらにアーチャーの串刺し攻撃を切り抜けるとミサイルキックをヒット。続いてパラダイスロックを狙うが、アーチャーは脚力で跳ね返す。
 ここでSANADAは相手コーナーの鈴木にエルボーを繰り出すも、鈴木はその腕を捕獲してぶら下がり式の腕ひしぎ逆十字。これで腕を痛めたSANADAを、アーチャーが場外に落とすと再び両軍は場外戦へ。鈴木は内藤にイス攻撃を見舞い、アーチャーはEVILの顔面を足で鉄柵に押しつける。
 リング上、アーチャーがSANADAに強烈なショルダータックル。続いてスミスがSANADAに滞空式のブレーンバスター。さらにスリーパーでSANADAのスタミナを奪っていく。SANADAはスミスの腹部にパンチを見舞い、ロープに走るが、K.E.Sは連係式のアバランシュホールド。
 続いてリングインした鈴木は相手コーナーの内藤にフロントキックを見舞い、SANADAにはサッカーボールキック。SANADAは鈴木の胸板に張り手を連発するが、鈴木も同じ技で応戦。そしてキックでダウンを奪うと、SANADAを起き上がらせて強烈なエルボー。しかし、SANADAもヒザへの低空ドロップキックで応戦。
 タッチした内藤は鈴木にツバを吐きかける。さらにネックブリーカーから「王様~!」と叫びながら首筋に低空ドロップキック。続いてショルダーネックブリーカーから、鈴木を足で踏みつけて目を見開くポージング。
 鈴木が即座に立ち上がると、両者は激しいエルボー合戦へ。続いてロープを使った攻防になると、鈴木がスリーパーを繰り出すが、内藤はうまく切り抜ける。そして、コーナーミサイルを狙うが、その足を捕獲した鈴木はヒザ十字固めへ。内藤はなんとかロープエスケープ。鈴木は尻餅状態の内藤の顔面に張り手。だが、内藤は延髄斬りを決め、さらにロープを利用してトルネードDDT。
 次はEVILとスミスのマッチアップ。EVILは逆水平チョップ、レフェリーを利用してのトラースキック、ショルダータックル、セントーンと攻め立てる。アーチャーが乱入するも、SANADAが排除。そして、EVILとSANADAはスミスをダブルのブレーンバスターで豪快に放り投げる。
 続いてEVIL&SANADAはマジックキラーを繰り出すが、これはアーチャーがカット。そして、アーチャーはEVILをスクラップバスターで叩きつける。すると、SANADAがアーチャーにSkull Endを狙う。しかし、アーチャーは切り返し、スミスと共にキラーボムを炸裂。
 さらにK.E.SはEVILにもキラーボムを仕掛けるが、ディフェンスしたEVILはスミスにローリングエルボー。だが、K.E.SはEVILにもキラーボムをお見舞いする。フォールはカウント3寸前で内藤がカットイン。その内藤を、鈴木がヒールホールドで捕獲。
 混戦模様のリング上、最後はK.E.Sがグロッキー状態のEVILにマジックキラーを決めて3カウントを奪取。鈴木軍が前哨戦を制した。
 
 試合後も鈴木は内藤へのヒールホールドを離さず、ヤングライオンが慌てて二人を引き離す。アーチャーが上村に豪快なチョークスラムを見舞うと、スミスは岡をベルトで殴打。鈴木は内藤のヒザにインターコンチのベルトを置き、その上にストンピング。さらにベルトで殴りかかり、完膚なきまでにたたきつぶす。そして、鈴木軍はベルトを掲げて勝利をアピールし、リングをあとにした。

COMMENT

鈴木「(※控室へと向かう途中に少し報道陣に黙って目を向けた後)宴の始まりだな、ハハハハ!(※と、笑いながら立ち去る)」
アーチャー「見ての通りだ。オレたちと戦うヤツらはみんな死ぬんだ。いかにオマエらがマジックキラーを使おうが、オレたちのマジックキラーの方が強いんだ。EVIL、SANADA、オレたちは熊本で、オレたちこそがIWGPタッグ王者であるということを白日の下にさらしてやる」
スミス「EVIL、SANADA、オマエらのマジックキラーよりも、オレたちのマジックキラーの方が強い。タイトルは必ずオレたちの手に取り戻す。もう時間の問題だ。そしてオマエらの時間はもう尽きてるんだ」

内藤「(脚をひきずりながらコメントルームに登場)。いや~、“王様”はずいぶん熱くなって、おられるようですねえ。まあ、シリーズ中に『タイトルマッチはキャンセルだなんだ』言ってたけど。まあ、近くで王様の目を見れば、わかりますよ。王様はヤル気だね? そして、俺相手にずいぶん熱くなられてますね。そりゃあそうでしょう。鈴木軍、そして王様にとって、これ以上おいしい獲物はいないからね。我々の……首を狙っているんでしょ? そりゃそうだよ。まあ、俺も楽しいから。王様のお相手をしているのは楽しいから。ま、明日もどうせ反対側には王様いるんでしょ? 王様の気持ちはわかりましたよ。ただし! 俺の気持ちはどうなのか? 俺の目はタイトルマッチへ向いているのかどうか……? まあ、そのへんは明日の後楽園ホールで、お話しますよ。俺がなんて言うのか? みなさま楽しみに待っていてください。ではでは、アスタ・マニアーナ! アディオス」
※SANADA、EVILはノーコメント

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