第4試合はロッキー・ロメロ&YOH&SHO組と飯塚高史&タイチ&TAKAみちのく組による6人タッグ。昨日の同一カードでは、SHOがタイチのタイチ式ラストライドの前に敗れている。

 

　ROPPONGI 3Kは鈴木軍を警戒しながらリングイン。そして、YOHが観客席に向かってコーナーに登るも、その太ももに飯塚が噛み付き攻撃。開始のゴングが鳴ると、そこから場外戦になだれ込み、飯塚はYOHにストンピングを連発。
　戦場がリングに戻ると、タイチがロッキーに逆水平チョップを促す。そして、余裕の表情で受け流すと、高笑いを上げてからキックでロッキーからダウンを奪う。続いてタイチは串刺し攻撃を狙うが、ロッキーはカウンターのエルボー。そして、セカンドロープからのコルバタを披露。
　ここでTAKAが入るも、ロッキーはキックで迎撃。そして、TAKAとタイチに対角線上のコーナーを背負わせて、「フォーエバー！」の雄叫びと共に往復するように串刺しラリアットを連発。
　ロッキーはリングインした飯塚にパンチを放つも、飯塚はその手首を捕らえて噛み付き攻撃。ここから鈴木軍はまたも場外戦に持ち込む。飯塚はロッキーの足に噛み付き攻撃を見舞い、さらにイスをノド元に押し当てる。TAKAは鉄柵にYOHの顔面を押し当てる拷問攻撃。タイチはSHOを観客席に放り投げる。
　ロッキーはカウント19でリングに生還。しかし、自軍コーナーに誰もいないためタッチはできず。タイチはロッキーをノド輪でコーナーに押し込む。そして、顔面を踏みつけ、飯塚も手の甲に噛み付き攻撃。続いて飯塚はロッキーの顔面、足首、上腕部に噛み付きを見舞う。YOHとSHOがカットに入るも、飯塚は連続で顔面に噛み付き攻撃。
　スイッチしたTAKAはロッキーに串刺しニー。ロッキーもエルボーを返すが、TAKAはサミング。しかし、ロッキーはスピンキックをヒットさせ、YOHにタッチ。YOHはTAKAにドロップキックを連発し、タイチにはドラゴンスクリューを決める。しかし、TAKAはYOHにサミング。YOHは場外に転落すると見せかけ、ロープを使って逆上がりの要領でリングに戻るとフライングフォアアーム。さらにファルコンアローを決めるが、これはカウント2。
　TAKAは鋭いキックをYOHからダウンを奪い、タイチにスイッチ。しかし、SHOとYOHがすばやいコンビネーションでタイチを翻弄。YOHがカニバサミでダウンさせると、SHOが側頭部に低空ドロップキック。そして、飯塚にはダブルのドロップキックをヒット。
　続いてROPPONGI 3Kは3人でタイチにトレイン攻撃。さらにSHOはジャーマンを狙うが、タイチはこらえる。すると、YOHとロッキーがダブルのジャンピングニーをヒットさせ、その勢いでSHOがジャーマンスープレックスで固める。しかし、これはTAKAがカットイン。
　リング上、SHOがタイチにバッククラッカー。だが、タイチはレフェリーを掴んで巻きぞいにする。レフェリー不在になると、飯塚がYOHにアイアンフィンガーフロムヘル。TAKAはSHOをフロントキックでダウンさせる。さらに飯塚はエプロンのロッキーにも突進するが、ロッキーはショルダータックルで迎撃し、スワンダイブ攻撃を狙う。だが、飯塚はアイアンフィンガーフロムヘルで撃墜。
　鈴木軍は3人がかりでSHOにストンピング。SHOも立ち上がって打撃で応戦するが、鈴木軍は袋叩きに。しかし、SHOはもう一度エルボーで鈴木軍をひるませる。だが、飯塚がマンハッタンドロップ。続いてTAKAがジャンピングニーを叩き込み、最後はタイチがバズソーキック。そして、タイチはパンタロンを脱ぐと、天翔十字鳳を炸裂。SHOはフォールを返せず、タイチが昨日に続いて勝利を奪った。

 

　試合後、タイチは片足でSHOを踏みつけて勝利をアピール。そして、実況席に乱入すると、コスチューム姿のままヘッドフォンをつけて「（リング上を指さし）なんだ、アイツらよ？　クソみてーな3人当てやがって。ストレス溜まってんだ、コッチは。なんなんだよ、アイツら？　 “ぺ”（デスペラード）と“ノブ”（金丸義信）に二回も負けたんだろ？　なんだ、あの3人、ザコ以下じゃねえか！　帰ってきたときは勢いあったかもしれねえけど、俺らにかかればこんなもんだ。もう一回、海外行ってやりなおせ」と暴言を連発する。