第5試合終了後、アーチャー&スミスはIWGPタッグベルトを持ち出してガッツポーズ。そして、鈴木と共に退場して行く。すると、リング上の内藤がマイクアピールで鈴木を挑発。
内藤「“プロレス界の王様”、“自称・プロレス界の王様”…。あなたが“宝物”だとおっしゃるそのインターコンチネンタル王座(※場内どよめき)……どう見ても、俺には“宝物”には見えませんけどね!?(※大歓声) インターコンチネンタル王座も、あなたのもとから離れたがってるんじゃないですか?(※大歓声)
むしろ! 俺に放り投げられてたときのほうが、輝いてたんじゃないでしょうか!?(※大歓声&大拍手) “自称・プロレス界の王様”、俺に絡みたい気持ちは、もちろんわかりますが、そんなに絡みたいんだったら、あなたの思いを口に出して伝えてみたらいかがですか?(※場内騒然) 王様! 王様! リング上にお上がりになって、あなたの思いをお聞かせ下さい(※場内騒然)」
その直後、内藤はリング上で寝転んで鈴木をさらに挑発。これを受けて鈴木がリングへ近づくと、「みのる」コールが起きる。そして、鈴木がゆっくりとリングへ入り、マイクアピールを開始。内藤はそれを寝たまま聞き、不敵な笑みを浮かべる。
鈴木「オイ、小僧。テメェ、誰に向かって口きいてんだ、この野郎(※大歓声)。テメェの目の前にいるのは、まぎれもなく“プロレス界の王”鈴木みのるだ(※大歓声)。お前がいまその寝そべってる姿、それがお似合いだ。そう。お前みたいなウソばっかりの“詐欺師野郎”は、地ベタに這いつくばるその姿がお似合いだ。オイ、両国に集まったテメェら。そして内藤。内藤哲也、聞かしてやろう。鈴木みのる、鈴木軍、イチバン(※大歓声)」
ここで鈴木はIWGP ICベルトを掲げ、内藤はそれを寝そべったまま下から見つめる。ここで鈴木が退場すると、内藤は再びマイクアピールを敢行。
内藤「王様! 王様! 王様は、ずいぶんご機嫌斜めなようだね。そんなときこそ、王様、あの言葉を思い出して下さい(※大拍手)。そう。まさに…トランキーロ!! あっせんなよ(※『トランキーロ』&『あっせんなよ』の大合唱&大歓声)」
これに鈴木が激怒し、リングへ向かってパイプイスとテーブルを投げつける。そして、そばにいた練習生を暴行し、ICベルトを持って退場した。
ここで「内藤」コールが起きると、内藤はロープワークからまたもや寝転び、右手を挙げてファンの大歓声を浴びた。