新日本プロレス本隊の棚橋&ジュース&フィンレー&ヘナーレが、CHAOSの後藤&ジェイ&石井&矢野と対決する8人タッグ戦。3月25日(現地時間)のロサンゼルス大会では、IWGP US王者のジェイがハングマン・ペイジに勝利して王座を防衛。試合後、フィンレーがジェイを襲撃し、タイトル挑戦をアピールしている。
ジュースと後藤の対決で試合が始まり、ジュースがショルダータックルで先制。その後、両者のラリアットが相打ちになり、後藤がアームホイップでジュースを投げる。そして、ショルダータックルをお返しした。
棚橋対矢野の場面。矢野がニュートラルコーナーのクッションへ手をかけると、棚橋が背後から妨害。その後、矢野は自らロープエスケープするが、棚橋が場外から両脚を引っ張って矢野の上半身をトップロープで痛めつける。そして、ジュース&フィンレー&ヘナーレも棚橋に手を貸し、矢野に悲鳴をあげさせる。
リングへ戻った棚橋は、カウンターバックエルボー&フライングボディアタックの連続攻撃で矢野に追い討ち。そして、棚橋は自らコーナーのクッションに手をかけるが、矢野が反対側のクッションを高速で取り外す。そして、もたついている棚橋を背後からクッションで殴打。
その直後、矢野が棚橋をコーナーの金具へ叩きつけ、完全に動きを停止させる。そして、石井が逆片エビ固め、後藤がストンピング連射、踏みつけ攻撃、ジェイがトラースキック、低空ドロップキックなどで棚橋に集中攻撃を敢行。しかし棚橋は、ドラゴンスクリューでジェイに逆襲。
フィンレー対ジェイとなり、フィンレーがジャンピングエルボー、カウンタージャンピングエルボースマッシュ、串刺しエルボースマッシュ、ダイビングエルボースマッシュと畳み掛ける。
続いてフィンレーはブレーンバスターの体勢に入るが、ジェイが抵抗し、高速バックドロップで報復。それでもフィンレーがエルボースマッシュからロープへ走ると、ジェイは追走式エルボーをお見舞い。だが、フィンレーもすぐに同じ攻撃を返し、ワンハンドバックブリーカーでジェイを叩きつけた。
ヘナーレ対石井の場面。両者が激しいエルボー合戦を繰り広げ、そこからヘナーレがカウンタージャンピングショルダータックルを浴びせる。
さらにヘナーレは、金具攻撃、カウンターバックフリップで石井に追い討ち。しかし、石井がヘナーレの串刺し攻撃を回避し、直後に後藤が串刺しラリアットを食らわせる。
続いて後藤は牛殺しでジュースを排除。だが、ヘナーレがスピアーでなぎ倒し、石井にエルボー連打を見舞ってロープへ走る。ところが、矢野が場外から両脚を取って転倒させ、マンハッタンドロップで追撃。
次に矢野は、シーソーホイップでヘナーレを投げ、金具へ激突させる。そして、石井がバックドロップで追撃するも、フォールは棚橋がカット。さらに棚橋は、石井&矢野の合体攻撃から逃れ、2人をスリングブレイドでなぎ倒す。
ここで棚橋が石井を押さえつけ、ヘナーレがダイビングショルダータックルで追い討ち。そこからヘナーレがフォールに行くと、ジェイがカット。だが、フィンレーがジャーマンスープレックスホイップでジェイを投げ捨て、棚橋が矢野、フィンレーがジェイをプランチャで押し潰す。
このチャンスにヘナーレはラリアットを狙うが、石井が腕にラリアットを浴びせて阻止。さらに石井は、ランニングラリアットでヘナーレを吹き飛ばし、最後は垂直落下式ブレーンバスターで轟沈した。