NEW JAPAN CUP 2018

日時: 2018年3月21日(水) 13:30開場　15:00開始
会場: 新潟・アオーレ長岡
放送
観衆: 3,996人（札止め）

第5試合 30分1本勝負

ジュース・ロビンソン
後藤洋央紀

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第5試合はジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーの新日本道場・留学生タッグが後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組と対決。フィンレーはリングインすると、ジュースの帽子とサングラスをつけてご満悦の表情。後藤はNEVERのベルトを巻いてリングイン。

　先発はフィンレーとYOSHI-HASHI。リストの取り合いからYOSHI-HASHIはヘッドロック。続いてショルダータックルでダウンを奪い、そこからロープを使った攻防へ。フィンレーはリープフロッグからドロップキックをヒット。そして、ジュースと合体攻撃を狙うが、切り抜けたYOSHI-HASHIはフィンレーを場外に追放し、ジュースにはヘッドハンター。
　続いて後藤と共にダブルのショルダー。さらにダブルのエルボーから、後藤がYOSHI-HASHIをダウンしているジュースの上にヒップトス。そして、「ハイ～」とCHAOSざんまいポーズを決めて場内を沸かす。
　後藤はジュースをブレーンバスターで叩きつけてからチンロック。さらにジュースの頭上にエルボースタンプを落とし、YOSHI-HASHIとスイッチ。YOSHI-HASHIもチンロックで固めるが、ジュースはどうにか逃れる。しかし、YOSHI-HASHIは逆水平チョップからトップロープにジュースを腹ばいで固定。そして、その背中にドロップキックを発射。
　続いてCHAOSタッグはジュース、そしてフィンレーの順に背中に太鼓の乱れ打ち。さらに後藤はジュースを逆エビ固めで捕らえるが、ジュースは必死にロープへ。次はYOSHI-HASHIがジュースに逆水平チョップ。ジュースも両肩にYOSHI-HASHIを抱え上げるも、切り抜けたYOSHI-HASHIはエルボー。すると、ジュースもエルボーで応戦。さらにナックル、逆水平チョップ。しかし、YOSHI-HASHIもスピンキック。だが、ジュースもカウンターでYOSHI-HASHIを抱え上げ、高さのあるプリンスズスロウン。
　ようやくスイッチしたフィンレーは、YOSHI-HASHIにすばやい動きからヨーロピアンアッパーカット。さらに串刺しエルボー、セカンドロープからのエルボーとたたみかける。そしてブレーンバスターを狙うも、YOSHI-HASHIがヘッドバスターの体勢へ。これはフィンレーがディフェンスするが、YOSHI-HASHIは鋭いトラースキック。
　次は後藤とジュースが対峙。ジュースはヘッドバットを連発し、ロープに走るも、後藤は追走式ラリアット。そして、村正からバックドロップで叩きつける。CHAOSタッグはトレイン攻撃を見舞い、さらにYOSHI-HASHIのヘッドバスターに後藤がヒザを合わせる合体攻撃。
　勢いに乗るCHAOSタッグは、なおもジュースに合体攻撃を狙う。だが、ジュースはYOSHI-HASHIにキックを見舞ってうまく切り抜けると、フィンレーと共に後藤にダブルのフラップジャック。

　しかし、後藤もうまく同士討ちを誘い、ジュースを牛殺しの体勢へ。これを切り抜けたジュースは強烈なナックル一閃。そして、パルプフリクションを炸裂させ、後藤をピンフォール。ジュースがNEVER王者から価値ある勝利を飾った。

COMMENT

フィンレー「ジュースがたった今、ゴトーを倒したぞ。これはどういう意味なのかな？」
ジュース「ウン。どういう意味かはまだクエスチョンマークにしておこう。『NEW JAPAN CUP』、ゴトーは過去に3回優勝している。でも、このシリーズでは勝ってない。なんでなのかな？　そして、今日は俺が勝った。去年の札幌の『NEW BEGINNING』のリベンジマッチをやるのはどうだ？　自分が正式なNEVER無差別級選手権の挑戦者というわけではないけどね」

後藤「クソ！チャンピオンが3カウント獲られちゃシャレになんねぇよ。このままじゃ終われない。岡には悪いけど」
YOSHI-HASHI「俺、個人としても、後藤さんと2人でタッグいくにしても、ここで止まっているわけにはいかないから。必ず次、つかみにいくから。絶対こんなんじゃ終わんない」