3.12高松大会でそれぞれチャッキーTとデイビーボーイ・スミスJr.を破ってきたSANADAと矢野の『NJC』2回戦。
ゴングが鳴る前にまず矢野が水をぶっかけながら奇襲! しかし、SANADAは冷静に矢野を捕まえ、矢野自身が着ていたTシャツで顔面を覆ってしまう。そして、矢野の視界を封じたままローリングクレイドルを敢行だ。さらにドロップキックを食らわしたSANADAは矢野を場外に連れ出していく。
しかし、矢野はこれで逆にリズムを取り戻したのか、SANADAを置き去りにしてリングアウト勝ちを狙う。さらにカウント19でなんとか戻ってきたSANADAに対し、先程のお返しとばかりにTシャツで顔面を覆って攻撃だ。レフェリーに注意されても、「こいつがやったんだろう!」と悪びれる様子もない。
一方のSANADAはTシャツを剥ぎ取ると、フランケンシュタイナーで反撃。矢野が場外に逃げたところをプランチャーで追撃だ。さらに矢野がイスを振るってきても、鉄柱に自爆させ、イスごと顔面を蹴り飛ばす。今度はあわや矢野がリングアウト負けを喫するところだった。
リングに戻ると、エルボーで攻め込むSANADA。矢野はエルボーで対抗すると見せかけて髪の毛を引っ張って引き倒して、丸め込み。さらにコーナーポストを外して、SANADAを叩きつけにいく。さらに掟破りの逆SkullEnd! SANADAも体勢を入れ替えてSkullEndを仕掛けるが、矢野は丸め込みを使ってこれを阻止だ。
矢野はマンハッタンドロップでSANADAの動きを止め、剥き出しとなったコーナーの金具めがけて、シーソーフリップ。そしてトドメとばかりに鬼殺しの体勢に入る。これはSANADAが回転エビ固めに切り返すが、矢野はすぐさま急所攻撃から丸め込みにかかる。これで3カウント入ったかと思われたが、SANADAはレフェリーの手を掴んで阻止。これに怒った矢野がレフェリーに猛抗議をしている隙きに、背後からお返しの急所蹴り! 悶絶する矢野をSkullEndに捕らえて、SANADAがギブアップ勝ちを奪ったのだった。
SANADA「(※サムズアップポーズをとり)これしかねぇだろ(※と言い捨てコメントブースをあとにした)」
矢野「チクショーッ!アーーーッ!(※と叫びながら控室へ直行)」