棚橋とジュースが激突する『NEW JAPAN CUP 2018』準決勝戦。勝ったほうが3月21日(水・祝)長岡の決勝戦へ進む。なお、棚橋は、1回戦でタイチ、2回戦でファレに勝利。一方のジュースは、1回戦で裕二郎、2回戦でエルガンを下している。
序盤、手四つの力比べでジュースが押し込むと、棚橋がブリッジで耐えて押し戻す。だが、ジュースもブリッジで耐え、体勢を立て直す。
その後、ジュースがドロップダウン&リープフロッグでフェイントをかけ、アームホイップを繰り出す。しかし、棚橋が反対にジュースを投げ捨て、ヘッドロックで捕獲。
さらに棚橋は、ニュートラルコーナー付近でジュースにカウンターバックエルボーを見舞い、コーナーへ飛び乗ってフライングボディアタックを繰り出す。だが、ジュースが身をかわして丸め込む。
慌てた棚橋が場外へ逃げると、ジュースはエアギターで挑発。そして、ロープを開けてリングインを促すが、棚橋は敢えて応じず。
その後、棚橋に髪を掴まれたジュースがエキサイトし、エルボーを浴びせる。すると、棚橋は太陽ブロー連射、エルボースマッシュをお見舞い。さらに、ジュースの左脚を鉄柱へ叩きつける。
これでジュースの動きが鈍り、棚橋が膝に集中攻撃を敢行。そして、“元祖”エアギターを披露すると、インディアンデスロックでジュースをロープエスケープさせる。
続いて棚橋はジュースの脚を取り、膝にエルボースタンプを浴びせる。そして、変型足4の字固めでギリギリと絞り、ロープを利用した膝折り攻撃を敢行。
苦しくなったジュースは、串刺しフライングボディアタックをかわして棚橋をコーナーに激突させ、カウンタースパインバスターで逆転。
そこからジュースが顔面パンチ連射を繰り出すと、棚橋は膝にキックを浴びせて対抗。だが、ジュースがカウンタージャンピングネックブリーカーで黙らせ、串刺しラリアットに繋ぐ。
すると棚橋は、次のキャノンボールを回避し、場外で鉄柵攻撃を狙う。しかし、ジュースが切り返して棚橋を鉄柵へ叩きつけ、キャノンボールで串刺しにする。
ここでジュースはコーナー最上段に立つが、棚橋がロープへ体当たりして転倒させる。そして、自分でコーナーへのぼるが、ジュースが海野レフェリーをロープへぶつけて転落させる。
そこからエルボー合戦を挟み、棚橋がエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュの3段攻撃。すると、ジュースが強烈な逆水平チョップで巻き返してプリンスズスロウンに行くが、棚橋が脱出してグラウンドドラゴンスクリュー。
それでもジュースはバックスピンキックを放つが、棚橋が脚をキャッチしてドラゴンスクリュー。そして、テキサスクローバーホールドで絞り上げるも、ジュースは辛うじてロープへ手を伸ばす。
すると棚橋はスリングブレイドを繰り出すが、ジュースが身をかわしてフルネルソンバスター。そして、ラリアットでなぎ倒してフォールに行くが、カウントは2。
続いてジュースはパルプフリクションに行くが、棚橋が脱出し、ラリアットを回避してカウンタースリングブレイド。そして、コーナー最上段へのぼるが、ジュースが顔面パンチを浴びせる。そこからジュースは雪崩式ブレーンバスターの体勢に入るが、棚橋が抵抗し、ヘッドバットを浴びせて転落させる。
ここで棚橋はジュースが立ち上がるのを待ち、ハイフライフローを放つ。だが、ジュースが切り返して丸め込み、3カウント寸前まで持ち込む。
これで場内が大「ジュース」コールに包まれ、ジュースがブレーンバスターの体勢に入る。これを棚橋が抵抗し、ネックツイスト2連発で挽回。そして、そのままクラッチを離さずに3度目を狙うが、ジュースがそこから変型プリンスズスロウンで逆転。
両者へ向けた大声援で場内が騒然とする中、ジュースはコーナー最上段へのぼり、フライングボディアタックで棚橋をなぎ倒す。そして、なんとハイフライフローからフォールに行くが、カウントは2。
再び場内が騒然となる中、ジュースはパルプフリクションの体勢に入る。すると、棚橋が体を回転させて切り返しに行くが、ジュースがさらに体を回転させる。そこから棚橋がドラゴンスープレックスを仕掛け、抵抗したジュースに張り手を見舞う。
その直後、ジュースが顔面パンチでやり返すも、棚橋がさらに張り手を食らわせ、ドラゴンスープレックスホイップで投げ捨てる。そして、うつ伏せになったジュースをハイフライフローで押し潰すと、すぐさま仰向けにし、最後はハイフライフローで葬った。