旗揚げ記念シリーズ

日時
2018年3月2日(金)   17:30開場 18:30開始
会場
滋賀・滋賀県立文化産業交流会館・イベントホール
観衆
670人

第6試合 30分1本勝負

レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 3・6大田区のIWGP IC戦の前哨マッチで、王者・鈴木と挑戦者・真壁が激突。

 鈴木軍の奇襲攻撃で試合が始まり、TAKAがKUSHIDAにサミングを連発。しかし、KUSHIDAがリープフロッグ&ドロップダウンでTAKAを翻弄し、側転から低空ドロップキックをお見舞い。さらに、エプロンからの延髄斬り、腕ひしぎ逆十字固めへ繋いだ。
 ここから真壁組がTAKAを捕まえ、クイックタッチを駆使して腕に集中砲火を浴びせる。ところが、控えの鈴木がKUSHIDAのロープワークを妨害し、トップロープ越えの腕ひしぎ逆十字固めで絞り上げる。
 たちまち激しい場外乱闘へ突入し、鈴木軍がラフプレーで真壁組を圧倒。これでKUSHIDAが孤立する展開となり、鈴木がチョップ、ローキック、タイチが木づち攻撃などで徹底的に痛めつける。しかしKUSHIDAは、ハンドスプリングエルボーでタイチ&TAKAをまとめてなぎ倒し、ようやくジュースとタッチ。
 そのジュースは、ラリアット、カウンタージャンピングラリアットでタイチに追撃。さらに、顔面パンチ連射、ショートレンジドロップキック、セントーンと畳み掛ける。
 しかしタイチは、ジュースの串刺しラリアットをかわし、ジャンピングハイキックで逆転。さらに、ミドルキックで側頭部を撃ち抜くと、天翔十字鳳を放つ。これをジュースが受け止めると、タイチは即座に延髄斬りを浴びせる。だが、ジュースがカウンターバックスピンキックで巻き返した。
 真壁対鈴木の場面。エルボー合戦から真壁が串刺しラリアットを食らわせ、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドへ繋ぐ。
 続いて真壁はバックを取るが、鈴木が脱出してエルボー合戦へ持ち込む。そして、強打で真壁をひざまずかせると、スリーパーホールドで捕獲した。
 そのまま両者が青コーナーへもつれ込んで鈴木とTAKAが替わり、鈴木軍がトレイン攻撃を敢行。そして、鈴木のランニングローキックからTAKAがスーパーキック、タイチがハイキックを同時に見舞う。
 ここでTAKAが海野レフェリーの視界を遮り、鈴木が真壁を押さえつける。そして、タイチがマイクを持ち出すが、真壁が鈴木を振り払う。そして、TAKA&タイチを両腕ラリアットで吹き飛ばすと、鈴木には左のショートレンジラリアットをお見舞い。
 その直後、ジュースが鈴木、KUSHIDAがタイチをプランチャで分断。最後は真壁がキングコングニードロップでTAKAを葬った。

 試合後、真壁&ジュース&KUSHIDAが両手を挙げて勝ち名乗りを受ける。
 すると、鈴木が本部席のイスをリング内へ投げ込み、ゴングを持ってリングへ入ろうとする。これをヤングライオンたちが止めに入ると、鈴木が次々と蹴散らし、本部席のテーブルを引っくり返してウサを晴らした。

COMMENT

真壁「なにが聞きたい?」

――絶好調ですね。
真壁「絶好調? あたりめぇだろ、この野郎。インターコンチ懸かってんだ。ベルトだ。俺は何べんも言ったけどよ、“鈴木みのらず”から獲るのは意味があると俺は思ってんだ。だからと、燃えてくるんだ。いいぜ。今度のタイトルマッチは邪魔の入らないシングルマッチだ。それでこそ、面白いじゃねぇか。首洗って待ってろ。あとだ、何だ岡本(東京スポーツ記者)、テメェ、なんか俺に言うことあんだろ? なんだ、言ってみろ。あ? 知らねぇよ。あいつの戯言。知らねぇよ。ああ、そういうことか。俺、一つだけ言っといてやるよ。“鈴木みのらず”さんよ、俺たちがプロレスやってるあいだ、テメェが苦労したかって? 食う金もなく困ったって? バカなことヌカすんじゃねぇぞ、この野郎。テメェが勝手に新日本出て行っただけだろうが。あ? そして今、その新日本にブラ下がってるのは、どこのどいつだ? そこのオメェだよ。そこのオメェがさんがよ、ブラ下がってんだ。立場をゴマかすんじゃねぇ。いい人ぶるのも、いい加減にしろ。お涙ちょうだいか? バカ野郎! 今のファンは頭がいいぜ。そんなことでお涙ちょうだい? あり得ねぇだろ、バカ野郎。好き勝手やってて、さあ新日本プロレスの情勢がいい? だから参戦してる? ただそれだけにしか俺には見えねぇな。俺だってな、新日本のドン底で必死にやって来たんだ。新日本が生き残るために必死でやって来たんだ。そこんトコ忘れんな。だからこそだ、だからこそ、大田区(総合)体育館で、テメェを見事に葬ってやるよ。そしたら文句ねぇだろ? もうどこにも泣き入れれねぇだろ? オイ、何でかわかるか? この俺が新日本締めてるに決まってるからだろうが、バカ野郎。テメェなんぞ、上がらせりゃしねぇよ。ただ、それだけだ。テメェも死ぬ気で(リングに)上がって来い。言いたいことはそれだけだ。お涙ちょうだい劇場じゃねぇんだよ。ほかのことなんて関係ない。いらねぇんだよ。俺と“鈴木みのらず”、生きざまの闘いだ。それだけだ」
KUSHIDA「いろんな人間が、ジュニアヘビー級から階級を超えてヘビーに行くと言っている。3歩進んで2歩下がる。たとえジュニアヘビー級が俺1人になったとしても、最後の最後まで、ジュニアヘビー級の可能性、あきらめないから」

――その中で、今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の決勝戦の舞台は(6・4)後楽園ホールと発表されました。ジュニアをさらなる高みに持っていきたいと頑張って来たKUSHIDA選手として、それに対する思いは?
KUSHIDA「まさに3歩進んで2歩下がる。後楽園ホールと(『G1 CLIMAX』決勝戦の舞台である)日本武道館、この差が現状あると……。悔しい思いしかないですよ。ヤングバックス、タイチと、続々とヘビー級転向を言ってる中、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンのオスプレイ、(3・6大田区で)ヘビー級チャンピオンと(一騎打ちを)やりますけど、彼だけは(ジュニアヘビー級に対する思いが)違うと、そう信じたいですね。いま言えることはそれだけです」
ジュース「今日はタグチジャパンを離れての試合だったけど、いい結果が残せたよ。エースであるタナハシサンもいない。でも、彼も復帰が近いし、もう大丈夫だと思う。代わりに今日のパートナーには、ジュニアヘビー級で世界最高と俺が思っているKUSHIDAがいた。それに、リング上の邪魔者を掃除するにはこれ以上ない存在であるトーギ・マカベがいた。彼らの中に入って、自分がどういう役割をすればいいかは、よくわかってる。どういう立場でいるべきかをね。マカベサンにはぜひともサンガツ・ロクニチの(旗揚げ)記念日での試合で、ベルトを獲ってもらいたい。ガンバッテクダサイ。いい結果を残して、善人になってタグチジャパンで一緒に闘いたい。そして、俺には『NEW JAPAN CUP』という大舞台が待っている。その結果次第で、その先は大きく変わって来る。去年は去年、今年は今年だ。1回戦(3・9後楽園)で当たるユージローは、去年のリベンジを果たそうとぶつかって来るだろう。それぐらい百も承知さ。だけど、思い通りいくとは限らない。とにかく、まずはコーラクエンだ。今年も俺が勝ち上がる。お前はまた悪夢を見ることになる。次(2回戦)の相手がイシイになるのかエルガンになるのかは別に気にしてない。どちらでもいいぜ。まあ、2人とも、まだ倒したことない相手だけどね。だけど2人とも、まだケニー・オメガを倒したことないだろ? だけど、俺はケニーに勝ってるからな。シングルマッチ1試合1試合、トーナメント(リーグ戦)1試合1試合、それを経験することによって、俺はさらに最高に近づいているんだ。それを示す舞台が『NEW JAPAN CUP』だ。ラッキーだけでは最後まで勝ち残れない。優勝するまで4試合なのか5試合なのかはわからない。何試合あろうと、最後まで勝たないといけない。負けられない。俺はそのつもりでいる。自分の手でUSタイトルマッチの舞台をつかむにはそれしかない。残念ながら、まだあのタイトルは本当のUS王座とは言えない。というのも、初代王者であるケニーはカナダ人だし、2代目の王者であるジェイ・ホワイトはキーウイ(ニュージーランド人)だ。俺が本当のUS王座にする。それができるのは、アメリカ人である俺さ。俺の手で、あのUSベルトに命を吹き込んでやる」
 
タイチ「内藤くん、内藤くん、待ち遠しいなあ……。3・6、早く遊ぼうぜ。この192cm、170kgの体が……」

――増えてますが…。
タイチ「日々、成長中だよ。調子乗ってっと、いつまでも上から目線で言ってっと、痛い目見るぞ。ま、待ち遠しいね。早くやろうぜ、内藤くん……」
※鈴木&TAKAはノーコメント

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