第8試合はヤングバックス（マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン）がIWGPジュニアタッグ王座初防衛戦として、前王者のROPPONGI 3K（YOH&SHO）を迎撃。

 

　先発はマットとYOH。打撃戦からマットがショルダータックル。すぐにYOHが起き上がると、マットはロープに走る。YOHはリープフロッグを見せようとするが、マットはシャープシューターへ。しかし、YOHは切り抜けて逆エビ固めを狙うが、マットはロープエスケープ。
　続いてニックとSHOが対峙。ニックはロープワークから打点の高いドロップキック。そこからヤングバックスは早くもコンビネーションを披露。ニックのストマックバスターからマットがネックブリーカーにつなぐ。
　しかし、ROPPONGI 3Kもコンビネーションで対抗。YOHがカニバサミでマットを転ばすと、SHOが低空ドロップキック。続いて、ニックにトレイン攻撃を見舞うと、YOHがSHOのヒザめがけてニックをフェイスクラッシャー。そして、ダブルラリアットでニックを場外へ。さらにマットをダブルのドロップキックで場外に落とし、ノータッチ式トペ・コンヒーロを狙うが、ヤングバックスはすばやくリングに戻ってスーパーキック。
　リングに降りたROPPONGI 3Kに対し、マットがドロップキック。そして、ロープをつかんで逆上がりすると、ニックがその上を飛び越え、身体を旋回しながらケブラーダ。ヤングバックスはロッキー・ロメロを追いかけ、花道の奥へ。そして、ロッキーを捕獲すると、花道でダブルのパワーボムを狙うが、これはROPPONGI 3Kが阻止。
　そして、ROPPONGI 3Kが花道から落ちると、マットが助走をとってダイナミックなトペ・コンヒーロ。そして、ヤングバックスはYOHを合体パワーボムでエプロンサイドに叩きつける。マットは苦しむYOHをリングに戻す。
　マットはYOHにパワーボムを狙うが、腰から崩れてしまう。ニックにスイッチすると、腰を押さえて場外へ。ニックはYOHをハンマースルーでコーナーに叩きつける。続いて、ヤングバックスはYOHに低空のダブルドロップキック。そして、マットはスリーパーでYOHの体力を削っていく。自ら技を解いたマットは、YOHの腰にエルボー。
　続いてヤングバックスはトレイン攻撃を狙うが、YOHはディフェンス。マットを場外にうまく落とす。そして、ニックに延髄斬りを決め、自軍コーナーに戻ろうとするが、マットがSHOを場外に引きずり落として阻止。
　リング上、ニックはYOHに串刺しスピアー。そして、ランニングニーを放ってフォールに入るが、YOHは意地を見せるようにカウント1でキックアウト。すると、ニックはYOHの腰を徹底的に痛めつけていく。そして、スーパーキックを繰り出すが、受け止めたYOHはその足をマットに叩きつける。続けてニックにドラゴンスクリュー。
　ようやくスイッチしたSHOは、ニックをエルボーでダウンさせ、マットをエプロンサイドに追い込むと低空ドロップキック。さらにニックにはティヘラ。そして、ニックに串刺しラリアットからキックのコンビネーション。
　SHOはニックのバックに回るが、ニックは切り抜けてマットにタッチ。だが、SHOはすばやい動きでバックに回ると、マットにジャーマンを二連発。3発目はニックもまとめて投げ飛ばし、パワーを見せつける。さらにマットにバッククラッカーを食らわせ、そこにYOHがフロントキック。
　ここでROPPONGI 3Kはマットに合体のカナディアンハンマー。そして、3Kを狙うが、ニックが救出に入り、ROPPONGI 3Kにパンチ。そして、うまくROPPONGI 3Kを場外に落とし、エプロンからケブラーダを繰り出す。しかし、ROPPONGI 3Kはかわす。すると、ニックはROPPONGI 3Kに向かって突進するが、待っていたのはエプロンへの3K。
　リング上、SHOがマットの腰に重たいエルボー。さらにストンピングを浴びせ、アルゼンチンバックブリーカーの体勢へ。そのマットの顔面にYOHはダイビングニーを繰り出してコンタクトキラーを敢行。だが、マットはカウント2でキックアウト。
　ならばとYOHはマットに逆エビ固め。マットは必死にロープエスケープ。ROPPONGI 3Kはマットをコーナートップに固定し、雪崩式技を狙うがマットはディフェンス。しかし、ROPPONGI 3Kはツープラトンで雪崩式ブレーンバスターを敢行。
　そして、ROPPONGI 3Kはマットにキックの猛攻。マットが意地で立ち上がると、YOHがボディスラム。そして、SHOはマットの背中にサッカーボールキック。続いてSHOがジャーマンを狙うが、マットはこらえる。そこにYOHがスーパーキックを繰り出すも、マットがよけて同士討ちに。すかさず、マットはYOHにスピアー。
　ようやくスイッチしたニックは、YOHにミサイルキック、SHOにダイビングボディアタックを同時に放つ。そして、ROPPONGI 3Kを打撃でなぎ倒し、さらにSHOには追撃のハイキック。そして、エプロンでジャーマンを仕掛ける。リング上ではYOHにトップロープを飛び越えながらフェイスバスター。返す刀で、場外のSHOには飛びつきトルネードDDT。
　ニックはYOHにダイビングボディプレスを繰り出すが、YOHはヒザで迎撃。そして、丸め込むが、ニックはカウント2でキックアウト。ここからニックとYOHは激しいエルボー合戦。競り勝ったYOHがロープに走るが、ニックはスーパーキック。場外に落ちそうになったYOHだが、ロープを使ってリングに戻る。しかし、ニックはもう一度スーパーキック。そして、エプロンのSHOにはジャンピングニー。マットがSHOの両足をエプロンに固定すると、そこにニックがトップコーナーからスワントーンボム。
　リング上、マットがYOHをセカンドロープに固定すると、そこにニックがファイヤーバードスプラッシュ。YOHはカウント3寸前でなんとかキックアウト。ならばとマットはYOHにパワーボムを仕掛けようとするも、持ち上がらず。
すると、ニックがアシストしてマットはYOHを抱え上げる。そして、コーナーに打ち付けると、そこにニックもキックを合わせる。そして、マットはYOHにシャープシューター。だが、YOHは必死にロープエスケープ。すると、そこ目掛けてニックがスワントーンボム。そのままマットはリング中央までシャープシューターでYOHを引きずり戻すが、自らの腰のダメージもあり、技はほどけてしまう。
　マットはもう一度シャープシューターを仕掛けにいくが、YOHは一瞬のスキをついて首固めへ。これが3カウント入り、ROPPONGI 3Kが王座奪還に成功。

 

　試合後、マットはヤングライオンに両肩を抱えられながら退場。ROPPONGI 3Kはベルトを高々と抱え、勝ち誇った。