“テンコジ”こと天山＆小島が“ゴールデン☆スター”飯伏とトリオを結成。対するは、タマ＆タンガ＆レオのトンガブラザーズ。なお、前日の後楽園大会で行われたNEVER 6人タッグ戦では、ファレ＆タマ＆タンガがEVIL＆SANADA＆BUSHIを破り、第14代王者組に輝いた。また、飯伏は1・4東京ドームでCodyとROH世界王座を懸けて闘う予定だったが、Codyの王座転落によってスペシャルマッチへ変更となった。

　飯伏とタマの対決で試合が始まり、タマがショルダータックルで先制。しかし、飯伏がヘッドスプリングですぐさま立ち上がる。その後、飯伏がギロチンドロップをかわすと、タマはローキックを回避。それでも飯伏はその場飛びムーンサルトプレスを繰り出すが、タマが両膝を立てて迎撃。
　しかし飯伏は、オーバーヘッドキックでタマ＆タンガをまとめてダウンさせる。その直後、レオがリングへ入るが、天山＆小島が合体ブレーンバスターで蹴散らす。
　さらに、天山がモンゴリアンチョップ、小島がエルボーをタンガへ打ち込み、ヘッドドロップ＆ジャンピングエルボードロップの同時攻撃へ繋ぐ。
　続いて天山が、串刺しラリアット、ブレーンバスターでタンガに追撃。そして、モンゴリアンチョップからロープへ走るが、タマが足を取って場外へ引き込む。
　たちまち激しい場外乱闘が巻き起こり、トンガブラザーズが天山組を圧倒。そのまま天山を捕獲し、代わる代わるの攻撃で徹底的に痛めつけて行く。
　その後、レオが天山に逆水平チョップを浴びせ、タマがモンゴリアンチョップ連射で挑発。そして、ヘッドバットを繰り出すが、自分がダメージを被ってしまう。それでもタマはロープへ走るが、天山がマウンテンボムで逆転に成功。
　スイッチした小島は、タマに逆水平チョップを連射し、乱入したタンガとレオも同じ目に遭わせる。そして、なおもタマへ逆水平チョップ連射を食らわせると、串刺しジャンピングエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー！」と絶叫。ところが、直後に背後からレオが襲い掛かる。
　ここからトンガブラザーズが小島に波状攻撃を仕掛け、タンガが串刺しラリアット、タマが串刺しジャンピングボディアタック、レオがバックフリップ。そして、タマがガンスタンを繰り出すが、小島が抵抗し、コジコジカッターで逆襲。
　飯伏対レオとなり、飯伏がトレイン攻撃を逃れてタンガをニュートラルコーナーへ激突させる。そして、ヘッドシザースホイップでタマを場外へ追いやると、タンガのショルダースルーを利用してコーナー2段目へ飛び乗り、タマにムーンサルトアタックをお見舞い。
　さらに飯伏は、スワンダイブミサイルキックでレオを吹き飛ばし、逆水平チョップからロープへ走る。しかし、レオがカウンタードロップキックで迎撃し、変型コンプリートショットで逆転。
　すると、天山＆小島がタマにテンコジカッターを食らわせるが、すぐさまタンガが両腕ラリアットで報復。一方、レオはブレーンバスターの体勢に入るが、飯伏が背後へ着地し、打撃コンビネーションをお見舞い。そして最後は、カミゴェでレオを撃沈した。

天山「新日本プロレス今年最後の大会ということでね、もう一個残ってますけど、今日はとりあえず締めで。自分的には、ちょっと、あんまり動けなかったけど、また2018年に向けてしっかりと整えて、しっかりと動けるようにしてね、もちろん来年もテンコジでね、また一緒にやりたいなと思ってますんで、な、コジありがとう！（※と、横の小島と握手）」
小島「ありがとうございました！今年の新日本プロレスの大会はこれで終わりました。何とかこうやって、ケガしないでこうやって生きていられること、それが幸せだと思います。今年一年を漢字一文字で表すとしたら…『テンコジ』かな。それだけです。また来年もよろしくお願いします、頑張ります！」
飯伏「今日もカミゴェで勝つことができて、結果的には昨日も今日も、いい結果になったんじゃないかと思います」
──正式に、ドームの試合が「スペシャルシングルマッチ」と決定しました。
飯伏「もう決定しましたか。昨日も言ったんすけど、おかしいヤツだなと。何でベルトない状態なんすか。ベルトあると思ってるんで、こっちは。何でそんな途中で取られたんだと、聞きたいですね。モチベーションが低かったのか、僕とのドームでのタイトルマッチに対して。それとも、ただただ狂ってるのか。僕は、ただ狂ってると思います。この結果は絶対おかしい。だから、むしろ試合が楽しみです。早くドームにならないですかね、コンディションは完璧なんで」

タマ「2017年も終わりだ。だがベルトを獲ったことはゴールではあるがスタートでもある。1.4東京ドームでオレ達はベルトを守る」
※タンガ、レオはノーコメント。