第8試合はNEVER無差別級王者のEVIL&SANADA&BUSHI組に、バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&タンガ・ロア組が挑戦。EVIL&SANADAは12.11福岡で、G.O.D（タマ&ロア）を下して『WORLD TAG LEAGUE 2017』を制覇。今回は同大会で遺恨が勃発したファレとBUSHIも加え、王座戦で再び雌雄を決することに。

 

　先発はロアとEVIL。ロアは不意打ちでコーナーのSANADAに一撃を食らわせる。すると、EVILもタマに攻撃。ロアとEVILは見合うが、BUSHIがロアの後ろ髪を引っ張って妨害。だが、今度はファレがEVILの後ろ髪を引っ張って牽制。そして、ファレはEVILを羽交い絞めにし、ロアが攻撃を狙う。しかし、これは誤爆。
　EVILとSANADAはロアに連携攻撃。EVILはセントーンを食らわす。続いてBUSHIがTシャツを脱ぎ、ロアにチョーク攻撃。だが、ロアはBUSHIを背負って自軍コーナーに運ぶ。ファレはBUSHIを場外に連れ出すと、鉄柵に放り投げる。さらにネックハンギングツリーで持ち上げ、鉄柱に叩きつける荒技。さらにタマがBUSHIの首にTシャツを巻きつける。BUSHIはカウント18でリングに生還。
　リング上、BULLET CLUBはすばやいタッチワークでBUSHIを攻め立てていく。ファレはBUSHIに重いパンチを叩き込み、さらに両腕をハンマーのように振り回し、BUSHIをダウンさせる。スイッチしたタマは、BUSHIにエルボードロップを連発。そして、低空ブレーンバスター、サイドバスター、投げっぱなしのブルーサンダーと腰にダメージを与えていく。続いてロアが滞空時間の長いバックドロップ、さらに変形のスリーパーでスタミナを奪っていく。EVILがカットに入るも、ロアはあっという間に場外に蹴散らす。
　ロアはBUSHIを抱え上げるとコーナーに叩きつける。そこにタマが串刺しボディプレスを放つも、BUSHIは間一髪で回避。だが、ロアが捕らえる。しかし、BUSHIは延髄斬りを叩き込み、コーナーに戻ろうとする。タマが足を取るも、BUSHIはスピンキックで蹴散らし、ようやくSANADAにタッチ。
　SANADAはBULLET CLUBにドロップキック三連発。そして、タマにリープフロッグ連発からのドロップキック。これで場外に落ちたタマにプランチャで追撃。さらにSANADAはパラダイスロックを狙うが、タマは抵抗。そして、スピアーで挽回。
　続いてロアが登場し、G.O.Dは連携攻撃。タマのネックブリーカーに続いてロアがギロチンドロップを投下。しかし、続く合体攻撃はEVILが阻止。だが、ロアがラリアットをぶちかます。すると、SANADAがロアにスワンダイブのドロップキック。
　ここでL･I･Jはロアに連携攻撃。BUSHIの串刺しニー、EVILのトラースキック、SANADAのキック、そしてBUSHIがバッククラッカー。タマが救出に入るも、EVILが捕らえたところにSANADAがドロップキック。すると、ロアがSANADAとEVILにフダブルラリアット。返す刀でBUSHIには豪快なオクラホマスタンピード。
　次はファレがリングイン。BUSHIは串刺し攻撃をかわすが、ファレは首をつかんで捕獲。しかし、BUSHIは顔面かきむしりで逃げると、うまくファレを場外に落とす。そして、トペ・スイシーダを炸裂。
　リング上、EVIL&SANADAはファレにマジックキラーを狙うが、ファレの巨体が持ち上がらない。ならばとBUSHIも加わるも、ロアがカットイン。今度はBULLET CLUBがBUSHIにトレイン攻撃。BUSHIはファレの串刺しボディプレス、ジャンピングボディプレスを食らってしまうが、これはSANADAとEVILがカット。すると、G.O.Dがふたりを場外に連れ出す。
　リング上、ファレはBUSHIにバッドラックフォールを狙うも、BUSHIはうまく着地。そして、レフェリーを投げつけ、一瞬のスキをついて毒霧を噴射。さらにBUSHIは急所攻撃を見舞うと、L･I･Jは3人がかりでファレにマジックキラーを炸裂。
　とどめとばかりに、BUSHIはエムエックスを叩き込むが、タマがレフェリーの足を引っ張ってカウントを阻止。混戦模様のリング上、タマはEVILにガンスタン。そして、ロアと共に、SANADAをリバースのマジックキラーのように叩きつける。
　BUSHIは襲いかかってきたタマにDDTを炸裂。さらにロアをライトニングスパイラルで叩きつける。しかし、ここでファレがラリアット。最後はグラネードを叩き込み、BUSHIから3カウントを奪取。BULLET CLUBがNEVER6人タッグ奪取に成功した。