9月25日神戸でNEVER 6人タッグ王座を獲得した小島&リコシェ&フィンレーが、初防衛戦でオスプレイ&ロメロ&バレッタと対決。なお、リコシェ&フィンレーは、10・10両国でマット・ジャクソン&ニック・ジャクソンのIWGP Jr.タッグ王座へ挑戦する。
小島対ロメロの場面。ロメロが「ナカスゾ、コノヤロー!!」と凄むも、小島がショルダータックルでお仕置き。そこからリコシェ対オスプレイとなり、両者が目まぐるしい動きで互いの技を切り返す。その後、リコシェがロメロ&バレッタに襲撃されるも、ヘッドシザースホイップでオスプレイを投げ、ドロップキックをヒットさせた。
フィンレー対オスプレイの場面。オスプレイが張り手を浴びせ、場外へ走って逃走。それをフィンレーが追いかけるも、バレッタにカウンターラリアットで急襲され、動きがストップしてしまう。
ここからフィンレーは長時間のローンバトルを強いられるが、バレッタを振り切って赤コーナーへ生還。ようやくタッチを受けた小島がバレッタに逆水平チョップ連射を見舞い、乱入したロメロとオスプレイにも同じ攻撃を食らわせる。そして、バレッタに串刺しジャンピングエルボーで追い討ちして「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫ぶが、オスプレイがダイビングエルボードロップを妨害。だが、小島はコジコジカッターで報復した。
リコシェ対オスプレイの場面。リコシェがオスプレイを突き飛ばしてロメロと激突させ、ロメロにネックブリーカーを見舞う。これでオスプレイはロメロのDDTを食らいそうになるが、切り返して脱出。そして、リコシェのスピンキックとバックドロップから逃れ、フライングボディアタックを繰り出す。ところが、ロメロが受け止めて旋回式バックブリーカー。
するとオスプレイはローリングソバットで巻き返すが、フィンレーが捕まえ、リコシェが延髄斬りをお見舞い。さらに、フィンレーがデスバレーボムで叩きつけると、間髪入れずにリコシェがオーバーヘッドキックを見舞う。
続いて王者組がオスプレイにトレイン攻撃を敢行し、リコシェがその場飛びシューティングスタープレスで追撃。そこからベナドリラー2pointを放つが、オスプレイが受け止め、その場飛びスライスブレッドで逆転。
フィンレー対ロメロの場面。ロメロがコードブレイカーからフィンレーを押さえつけ、バレッタが背中にダイビングフットスタンプを投下。さらに、場外戦で小島とリコシェを戦闘不能にする。
これで挑戦者組が3人がかりでフィンレーを痛めつけ、トリプルジャンピングニーアタックをお見舞い。さらに、バレッタがフィンレーをトップロープへ乗せると、ロメロがスワンダイブミサイルキック、バレッタが低空ランニングニーアタック、オスプレイがスワンダイブファイヤーバードスプラッシュで追い討ち。
フィンレーのピンチは続き、ロメロ&バレッタがストロングゼロに行く。しかし、小島が場外からロメロを引っ張って妨害。その直後、オスプレイ&バレッタが小島へダブルジャンピングニーアタック。ところが、小島が両腕ラリアットで2人を吹き飛ばす。
その小島をロメロがスワンダイブミサイルキックで排除し、フィンレーに対して連続串刺しラリアットを開始。しかし、リコシェがスワンダイブラリアットでカットし、ニュートラルコーナー越えのノータッチトペコンヒーロでオスプレイ&バレッタを分断。
一方、リング上ではロメロがフィンレーにジャンピングニーアタックを食らわせ、スライスブレッドの体勢に入る。ところが、フィンレーが抵抗してPrima Noctaに切り返し、逆転勝利をもぎ取った。
試合後、この結果に激怒したバレッタが、ロメロを激しく責め立てた。
NEW JAPAN ROAD 〜がんばろう!UONUMA 2016〜
- 日時
- 2016年10月8日(土) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 新潟・魚沼市堀之内体育館
- 観衆
- 1,396人(超満員)
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第6試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合(第8代王者組)
(挑戦者組)
※小島&リコシェ&フィンレーが初防衛に成功レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
COMMENT
バレッタ「ハア、またあいつ(ロメロ)だ・・・」
オスプレイ「お前ら、どうしたんだ? 何があったんだ?」
バレッタ「またあいつがやられた・・・。あいつはことごとく俺のチャンスを壊しやがる。あれだけ『毎試合毎試合、お前が負けてるんだぞ』って言ってきたのに・・・」
オスプレイ「冗談抜きで、確かにそうだな。あいつのせいで、俺らも負けになってしまう」
バレッタ「あれだけ毎日毎日、言い聞かせてきたのに・・・」
ロメロ「(※一足遅れて引き揚げてきて)ヘイ、俺を見殺しにしやがって。コジマの野郎、フィンレーの野郎・・・。オイ、フィンレーって誰だ!? あいつは俺を2回倒しただけだろ? ラッキーが2回続いただけだ」
バレッタ「まだそんことばっかり言ってるのか?」
オスプレイ「お前、2度もフィンレーに負けたんだぞ。目を覚ませ、ロッキー。それにそのコスチュームは何だ? 俺らと違う色、黄色を使いやがって。それだけで(チームワークを)乱してるんだぞ」
バレッタ「確かにお揃いの色じゃないな」
オスプレイ「ロッキー、なんだ、その色は? 俺たち2人は黄緑で揃えてるのに、なんだ、そのイエローは?」
ロメロ「ちょっと違うけど、お前らもイエローじゃないか」
バレッタ「とにかくお前には言いたいことがある。もうゴチャゴチャ言い訳は言うな。さあ、一緒にこっちへ来い」
※と言ってバレッタ&オスプレイは引き揚げるが、ロメロは追いかけず。
ロメロ「(※バレッタ&オスプレイの背中に向かって)ネクストマッチだ。ネクストマッチ・・・。オスプレイ、スイマセン。ゴメンナサイ。次だ、次・・・。俺はハードなトレーニングを積んできた。だけど・・・」
※ここでリコシェがインタビュースペースに登場。
リコシェ「オイ、お前は負けたんだ。向こうへ行け。この場所はチャンピオンのためにあるんだ(※と言ってロメロを追い払う)」
※続いて小島&フィンレーもインタビュースペースに登場。
リコシェ「あいつは2度も負けた。ここにいてはいけないんだ。チャンピオンが話すんだ」
フィンレー「さあ、これ(べルト)を見てくれ」
リコシェ「素晴らしいね。最高だぜ。君(フィンレー)が今日の試合のMVPだ。こんなに短期間で2度も勝ったんだからな」
フィンレー「そうだな。ロッキーを2度もやっつけた。そしてタイトルマッチで2度続けて勝った」
リコシェ「サンキュー、コジマサン」
小島「ダイジョーブ」
リコシェ「俺とフィンレーこそ、世界で最高のハイフライヤーチームだし、そこにもう1人、最高のレスラーが加わったんだから、最高のトリオにならないはずがないだろ。誰が俺たちを負かせられるんだ?」
小島「ダイジョーブ」
リコシェ「いるはずがないよな。だから次、ヤングバックスとの試合も不安は一切ない。ヤングバックスであろうとも、俺たちに勝つことはないさ。だから俺たちがIWGP Jr.タッグタイトルをいただくぞ。新パートナーになっても、俺はどんどん突き進んでいく。新しいテイストのチームが生まれたんだ」
フィンレー「そうだ。新しいチームなんだ」
リコシェ「もっともっと、俺たちは勝ち進んでいくぞ! できないことなんてない。誰も俺たちを止められない。さあ、次の試合も準備はできてるぞ」
フィンレー「10月10日、リョーゴク、あの場所に最初に立った時、俺はまだヤングボーイだった。あれから1年半、このニュージャパンでやってきた。そしてリョーゴクでヤングバックスを相手にタイトルマッチができるまでになった。あの頃は考えられなかったけど、これは夢じゃないんだ。また手にしたことのないIWGP Jr.タッグのタイトルマッチ」
リコシェ「でも、もう負けることはないぜ」
フィンレー「彼の言う通り、もう負ける要素は何ひとつない」
小島「エニウェア、ストロンゲスト・シックスメンタッグチーム。NEVERイズ・ベストチーム」
リコシェ「このNEVERは、NEVER LOSE(決して負けない)の意味だよな」
小島「イエス。ネバー・ルーズ、スリー・タッグチーム」
リコシェ「完璧だよ!」
小島「エブリスィング、ストロング、イケメン、スピーク、・・・ノープロブレム」
リコシェ「そうだ、問題ない」
小島「ウィ・アー・ノープロブレム・チーム」