真壁組vs天山組の8人タッグマッチ。
 
　ヘナーレ対ライガーで試合が始まり、ライガーがグラウンドで圧倒。そこから本間対中西となり、本間が雪崩式ブレーンバスターを仕掛ける。しかし、中西が叩き落とし、コーナー最上段からフライングボディアタックを食らわせた。
　これで本間の動きが止まり、ライガーがロメロスペシャル、変型カベルナリア、天山がヘッドバット、モンゴリアンチョップなどで追い討ちをかける。しかし本間は、中西のブレーンバスターを回避し、カウンターバックエルボーで逆襲。即座に小こけしを命中させた。
　ようやくスイッチした真壁は、乱入した天山＆ライガーを蹴散らし、中西へ串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、カウンターラリアット。だが、中西はカウンター水車落としで逆転。
　ここで天山の出番となり、真壁にヘッドバット、串刺しラリアット、ブレーンバスターを食らわせる。だが、真壁はカウンターラリアットで挽回。
　これでヘナーレ対天山となり、ヘナーレが串刺しジャンピングエルボー、アームホイップ。その後、天山がヘナーレにカウンターニールキック、本間が天山にこけしロケット、ライガーが本間に掌底、真壁が天山＆ライガーに両腕ラリアット。
　さらに天山はモンゴリアンチョップからロープへ走るが、ヘナーレがカウンタージャンピングショルダータックルで迎え撃ち、ブレーンバスターで追撃。さらに、丸め込み技で3カウントを狙う。
　だが、天山がカウンターラリアットでヘナーレを黙らせ、アナコンダスラムからのアナコンダバイスで勝利した。

天山「ありがとうございました、ライガーさん（※と言ってライガーと握手）。もう1人、（観客席に）ライガーさん（のコスプレをしたファン）がいたからビックリした」
ライガー「俺もビックリした。誰だ、ありゃ？」
天山「（本物は）どっちだって!? ニシオ（中西）もありがとう」
中西「まだまだいきますよ！」
天山「いやいや、先シリーズ終わってわりと長い休みで、ダメージもだいぶ消えてきて、またこうやって今日と明後日、（10・10）両国もカード組まれてるし、しっかりと完全燃焼というか、ガッチリとね。真壁と本間相手が最近、多いけど、上等やないかって。いつでも来いって。いつでもやったるよって、それぐらいの気持ち持ってるから。あいつらも昔から見てるけど、やっぱりね、やられてもやられても立ち上がってここまで来たっていう。あいつらもドン底見てるからね。やっぱりそういう苦労してるから、あんな雑草でもまだまだバリバリやってるっていうね。俺もあいつらになんか負けてられないし、まだまだもっといかなアカンって思ってるし。今日はヘナーレがね、なんか凄いいいモン持ってるっていうか、（対戦は）初めてやったけどビックリしましたね。ま、こないだの金光もそうやけど、若い力は何するかわからん、未知の力を持ってるし。今日もちょっとまずいなっていう手前まで来たしね。まだまだあいつもこれからやと思ってるし、ヘナーレも金光も、伸びるヤツだと思いますんで。あいつらが伸びてる間に、俺もね、もっともっとこの歳になっても、まだまだ成長、伸びていかなアカンと思ってるんで、次の目標も定めてね。両国はまた、クズみたいな（プロレスリング・）ノアの連中を片っ端からやっつけてやろかなと思ってるし。両国ていうたら、俺の舞台やと思ってるから。ま、一生懸命、今日もお客さんに乗せられてやりましたけど、気持ちいいですね、やっぱり試合やるっていうのは。両国もガッチリ大暴れしたいと思いますんで」
 
——ニールキックもガッチリ決まってましたね？
天山「ホンマ、ニールキックも久しぶりにガッチリ、ヒットしたし、ダテに今までニールキックを使ってたわけじゃなくて、やる時はガッチリ相手の顔面に命中させなあかんと思ってるしね。今日は特にヒットしましたね。足応えありましたよ」
 
本間「いやあ、魚沼っていうのは毎年毎年、熱いッスけど、今年は例年以上に熱い。こんな大盛り上がりの会場だと、選手も張り切るし、いいパフォーマンスすると思うんだけど。でも、俺らのチーム、ちょっと負けちゃったんで、そこは悔しい。気持ちよく勝利したかったんだけど、ホントはね。みんなのこけしをしっかり決めて、勝ちたかった。次に新潟で（試合を）やる時まで、楽しみにしとってください。あと一つ、台湾でなんか知らないけど“天才”丸藤とタッグマッチで当たるけど、すんげぇ楽しみ。すんげぇ。あいつと俺、実は因縁あるからさ。勝手な因縁かもしれないけど、因縁あるからさ。（それは）また言うよ。丸藤、楽しみにしとけ」
※真壁＆ヘナーレはノーコメント