DESTRUCTION in KOBE
- 日時
- 2016年9月25日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・神戸ワールド記念ホール
- 観衆
- 5,432人(満員)
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第3試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
本間「いやあ、金光、元気いいね。その元気、もっともっと出して来い。すべてを受け止めてやる。真正面から受け止められるだけ受け止めて、俺は叩き潰す。俺は金光みたいなヤツ、大好きです。もっともっと来い。俺はその上を行く。その若さ、金光、川人、お前らの若さの上を行く。金光の上を行く元気で叩き潰す。地元って最高だと思います。また次、神戸に帰って来るとき、もっともっと強くなって、もっともっとレベルアップして帰って来い。それが今日、応援してくれたお客さんに対しての礼儀だ。それを忘れるな。これからはもっともっと先を見て、先を見据えて、闘っていかなきゃダメだ。金光、今日負けたからって、まだある」
天山「(シリーズ)最後の最後、神戸のビッグショーでね、カードが二転三転なって、(パートナーが)金光。今、かわいがってる、一番かわいい弟子やからね、地元・神戸、あいつにとっての最高の舞台が用意されてね、あいつにはもう、背中押して押して、押しまくってやって、いいとこ取らせてやりたかったけど、やっぱり相手が真壁と本間って、ホンマどうしようもないやろな。金光からしたら、雲の上みたいな存在やからね。でもそんなヤツに向かっても、堂々と立ち向かっていかなアカンって。先輩・後輩なんて関係ないっていう。リング上っていうのはホント、そういうの抜きにしてね、やりたい放題、好き放題やれって。俺、いつも言ってるんやけどね。先輩・後輩、歳も10、20離れてても関係ないって。味方も敵も、みんなライバルやと思ってね。金光、若いんやし、元気でガムシャラで、ガッチリ暴れていかなアカン。やられてるときも、攻撃してるときも、声出していけって。とことんいけって。いつも言ってるんです。今日は気持ちも出てたけども、ちょっと空回りっていうかね、相手もそう何回も倒せる相手やないからね。でもね、あいつにとってはいいチャンスでもあり、ホンマ、こんな経験できないですよ。まだデビューして1年も経ってない新弟子(がこのカードを組まれることは)、凄いことなんですよ。チャンスを生かすも殺すも、あいつ次第やから。こんなめったにないチャンスをね、しかも地元のこの舞台でね。やらなアカン。あいつもプレッシャーあったかもしれん。でも、リング上がったら全部、吹っ切ってね。俺の声も届くか届かんかわからんけども、ガンガン檄飛ばして。あいつに『頑張れ、頑張れ』ってね、言ったけども。結果は当たって砕けろで砕けたけど、しょうがない。これは、これから上の人間にもっともっと噛みついて。上も下も関係ないですけどね。とにかくリング上がったら、己の力を思う存分発揮してね。金光、あいつにはコンコンと言っときますけど、俺自身もこのシリーズ、凄く長かったしね。やっぱり『G1(CLIMAX)』終わって、このシリーズ入って、また体もガタガタしてるしね、この辺でやっと終わってくれたというか。特にテーマはなかったですけど、でもやっぱり元気な天山を見せたかったんで、最後まで走ることができたというか。また次のシリーズ、(少し)休んでありますけども、しっかりとまた、元気な強い天山で、(リングに)上がりたいなと思いますね。あとはコジ(小島)。最近ちょっと組むことがないですけども、コジ、今日は大事なチャンピオンシップ、パートナーがちょっと変わったんですけど、そんな逆境があっても、コジはやってくれると思うんで、陰ながら応援したいと思います」
——天山選手も若手時代、今日の金光選手と同じような環境での試合もあったと思いますが・・・。
天山「長州(力)さんとか上の人と組ませてもらってとかね。そういう時はもう、大先輩の中で闘うっていうのは、やっぱりチャンスでもあり、ホンマ、プレッシャーやったですね。そういう経験することによって、ひと皮もふた皮も(剥けていった)。(金光は)何かを感じてくれればいいなと思いますね」
——故郷に錦を飾るのはなかなか難しいですけど・・・。
天山「そうですね。それはもうホントにね、まだまだ一人前になってないという証拠でもあるし、どんどんどんどん、これからもっと大きくなって、成長して、2年、3年かかろうが、この地元に帰ってきたら、『よし、いくぞ!』っていう気持ちで錦を飾ってほしいなと。まだまだ始まったばかりやから、もっともっと『頑張れ!』ってハッパかけてやりますよ。(若手時代)地元(京都)は府立体育館で年2回とか。地元で勝ったら、凄く盛り上がるし、あれですけど、なかなか難しいですね」
——凱旋帰国してすぐメインで試合が組まれるなど活躍しましたけど、当時もまだデビュー5年ぐらいだったでしょ?
天山「そうですね。23歳で帰って来てですから。もう、自信持っていくしかなかったですよ。(金光にも)『自身持て』って。リング立って自信もってやらないと、(いい試合なんて)できない」
※金光はノーコメント