Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2016年9月23日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 鳥取・鳥取産業体育館
- 観衆
- 1,603人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
内藤対エルガンで試合開始。内藤がトップロープをずらしてエルガンを場外へ落とし、フェイントでリング上に寝転ぶ。しかし、エルガンが内藤&EVILを両腕ラリアットで場外へ蹴散らし、同じポーズで対抗した。
KUSHIDA対BUSHIの場面。BUSHIがリープフロッグ&後転でフェイントをかけるも、KUSHIDAがセルフ式タイムスプリッターズコンビネーション。そして、そのまま赤コーナーへ連れ込むと、田口、棚橋、エルガンが順番にヒップアタックをお見舞い。
ところが、BUSHIがTシャツでKUSHIDAの首を絞め、試合の流れが一変。激しい場外戦でKUSHIDAが大ダメージを負い、長時間のローンバトルを強いられる。
しかしKUSHIDAは、内藤にマサヒロ・タナカを食らわせ、EVIL&BUSHIをハンドスプリングエルボーでなぎ倒す。
これでようやくエルガンの出番となり、内藤にカウンターエルボー、カウンターフロントハイキック、串刺しラリアット2連発で追撃する。ここでSANADAが乱入するも、エルガンが変型アバランシュホールドで叩きつけ、内藤をカウンターリフトアップで持ち上げる。そして、同じく変型アバランシュホールドをお見舞い。
だが、内藤が次のパワーボムから逃れ、マンハッタンドロップ、膝への低空ドロップキックで挽回。さらに、エルガンを踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックを食らわせる。
次に内藤はジャンピングエルボーアタックを放つが、エルガンが受け止め、ジャーマンスープレックスホイップで逆転。そこからロープへ走るも、内藤がカウンター低空ドロップキックを膝へ命中させた。
棚橋対EVILの場面。棚橋がEVILとSANADAを同士討ちさせ、EVILへフライングフォーアーム、ボディスラム、ダイビングサンセットフリップ。さらに、フィッシャーマンバスターを回避し、低空ドロップキックを食らわせる。だが、EVILがローリングラリアットで挽回し、替わったSANADAが前後の連続リープフロッグからカウンタードロップキックを見舞う。
すると棚橋はドラゴンスクリューで巻き返し、Skull Endをツイスト&シャウトに切り返す。そして、エルガンと合体ハイフライフローを繰り出すも、SANADAが両膝でブロックした。
田口対SANADAの場面。田口がジャンピングヒップアタックで内藤を蹴散らし、SANADAを腕固めで捕獲。寄り目になって絞り上げるも、BUSHIがカットする。
その直後、BUSHIが田口に串刺しジャンピングエルボー見舞い、EVILがトラースキック、内藤がフェイント式延髄斬り、SANADAがバックドロップで追撃。そして、SANADAがSkull Endを仕掛けるが、棚橋が乱入してスリングブレイドを食らわせる。
ここから混戦となり、EVILが棚橋にダークネスフォールズ、エルガンがEVILにジャーマンスープレックスホイップ、内藤がエルガンにロープを利用したスイングDDT、KUSHIDAが内藤にスワンダイブミサイルキック、BUSHIがKUSHIDAにコードブレイカー、田口がBUSHIにジャンピングヒップアタック。
その後、SANADAが田口のジャンピングヒップアタックを受け止め、アトミックドロップを食らわせる。そして、Skull Endを狙うも、田口が回転エビ固めで丸め込む。しかし、SANADAがキックアウトし、カウンターTKOをお見舞い。最後はSkull Endで勝利した。
COMMENT
BUSHI「あのさ、KUSHIDAは何度も言ってるんだ、昨日も今日もリングの上で。『リマッチさせろ』『リマッチさせろ』『正々堂々とやれ』って。言うのは勝手だけどさ、そんなに見たいの!? みんなが納得するの!? 俺とKUSHIDAが、もう1度IWGP Jr.戦やったらさ、それでみんな納得するの!? 俺が正々堂々とやったら、納得するわけ!? まぁさ、答えは、先急いじゃってるけどさ。その答えは、俺なりに考えさせてもらうよ。俺なりにな。そうだな、まぁ、前向きに考えておくよ。KUSHIDA、そう焦んなって」
内藤「明後日の神戸大会。マイケル・エルガンが、どーしてもやりたいって言うから、IWGPインターコンチネンタル王座に、挑戦するけどさぁ。エルガンは、ちゃんと、神戸のリングに上がって来れるの!? 膝は、大丈夫ですか!? みっともない試合しかできないなら、神戸のお客さんに失礼だから、他の人に変わってもらった方がいいかもしれないね。まぁ、明後日の神戸ワールド記念ホール。俺の目の前に、一体誰が現れるのか。楽しみにしとくぜ、カブローン」
※SANADAはノーコメント
エルガン「ほら、ナイトーよ、俺を見ろ。どこも悪くないぜ。『G1 CLIMAX』でお前は俺を破った。だけど、俺はあれで火がついたんだ。そして今の俺は、『G1 CLIMAX』よりもさらに素晴らしく、そして強くなっている。ナイトー、俺は日々、進歩してるんだ。強くなってるんだ。お前が痛めつけたヒザも良くなっている。左腕も、右腕も、首も、日に日に強くなっていってる。そう、俺はもう、戦場に向かう準備はできてるんだぜ」
KUSHIDA「明るい未来、そうも時間の猶予のあること、言ってられなくなっちゃった。これはもう認めるよ。認めるしかないよ。BUSHIが、俺を追いつめた。焦らせたってね。BUSHIに、挑戦表明。改めて、もう1回やらせろ。やるのか? やらないのか? 向こうサイドがチャンピオンになった瞬間から、挑戦者指名権が生まれる。そんなね、見えない力との闘いも、俺は勝っていかなきゃいけない。とにかく、IWGP Jr.。次、挑戦するのは俺だ」
棚橋「今シリーズ、(9月)4日から始まったけど、明後日、神戸。今シリーズ、『HIGH ENERGY』(棚橋のテーマ曲)かかるから。やっと『HIGH ENERGY』聞けるから。『HIGH ENERGY』聞きたいヤツは、神戸来てください。それも、2回ね。試合前と、試合後」
※田口はノーコメント