現NEVER王者の鈴木と前王者の後藤が対決するタッグマッチ。11月5日大阪では、鈴木が矢野の挑戦を退けた直後、後藤がバックステージで再戦を要求。その後、11月18日後楽園ホールの『WORLD TAG』初戦で後藤&YOSHI-HASHIと鈴木&飯塚が激突。後藤がGTRで鈴木を下している。
いきなり乱闘で試合が始まり、後藤と鈴木が場外で激しくやり合う。一方、リング上ではYOSHI-HASHIがデスペラードをヘッドシザースホイップで投げ飛ばし、串刺し逆水平チョップを食らわせる。
次にYOSHI-HASHIはデスペラードをトップロープへ乗せ、低空ドロップキックをお見舞い。ところが、デスペラードがYOSHI-HASHIをロープへ振り、控えの鈴木が背中にキックを浴びせる。そして、トップロープ越しの腕ひしぎ逆十字固めで絞ると、激しい場外乱闘が勃発する。
YOSHI-HASHIはカウント19で辛うじてリングへ戻るが、鈴木&デスペラードがラフプレーで追い討ち。長時間に渡って試合の主導権を握り続ける。
しかしYOSHI-HASHIは、鈴木の串刺しフロントハイキックを回避して流れを変え、フェイント式バックキックで挽回。これでようやく後藤がタッチを受け、串刺しニールキック、バックドロップを鈴木に食らわせる。
だが、鈴木がボディブローで巻き返し、串刺しフロントハイキックで追撃。そして、ボディブローと張り手を連打してランニングローキックを放つが、後藤が蹴り脚を受け止める。
その後、両者が激しくエルボーを打ち合い、そこから後藤がロープへ走る。しかし、鈴木が背後へ回り込み、スリーパーホールドで捕獲。そのまま青コーナーへ移動し、デスペラードと替わる。
続いてデスペラードが後藤に串刺しバックエルボーを浴びせ、鈴木がランニングローキックで追い討ち。そして、鈴木のスリーパーホールドからデスペラードがランニングエルボースマッシュを食らわせる。
さらに、デスペラードがスピアーで後藤を吹き飛ばし、佐藤健太レフェリーの視界を遮る。すると、鈴木が後藤にゴッチ式パイルドライバーを仕掛けるが、YOSHI-HASHIがカットしてヘッドハンターで鈴木を叩きつける。
その直後、後藤がデスペラードを担ぎ、YOSHI-HASHIのトラースキックから牛殺しをお見舞い。そして最後は、後藤&YOSHI-HASHIが合体技GYRでデスペラードを昇天させた。