現IWGPタッグ王者で2戦2勝のアーチャー&スミスが、1勝1敗の石井&矢野と激突する『WORLD TAG』Bブロック公式戦。
矢野とアーチャーの対決で試合が始まり、自らロープエスケープした矢野がファンの「ブレイク」コールを扇動。ところが、アーチャーが両脚を引っ張ってリング内へ戻す。
すると矢野はマンハッタンドロップからYTRアピールを開始するが、アーチャーが羽交い絞めにして妨害。これで矢野は赤コーナーへ逃げ込み、石井と替わってしまった。
石井対スミスの場面。控えのアーチャーが背後から石井を襲い、スミスがショルダータックルでなぎ倒す。そして、アーチャーと矢野が場外戦を繰り広げ、スミスはリング上で石井を痛めつける。
その後も石井は苦戦を強いられ、アーチャーがショートレンジラリアット、串刺しボディアタックで追撃。しかし石井は、スミスをバックドロップで叩きつけ、ようやく自軍コーナーへ帰還。
タッチを受けた矢野は、いきなりニュートラルコーナーのクッションを外し、それでスミスとアーチャーを殴る。そして、スミスをコーナーの金具へ振ってYTRアピールを敢行し、衝突を免れたスミスの妨害を先読みする。
その後、スミスが矢野のタックルを受け止め、パワースラムで投げ捨てる。それでも矢野はトレイン攻撃から逃れて634を狙うが、レッドシューズ海野レフェリーが両腕を掴んで阻止。しかし矢野は、スミスにマンハッタンドロップを食らわせ、アーチャーの髪を掴んで引き倒した。
石井対アーチャーとなり、アーチャーが串刺し攻撃をかわし、石井を金具へ激突させる。その後、今度は石井がアーチャーの串刺し攻撃を回避し、金具へ衝突させる。
それでもアーチャーがF’n Slamで石井を叩きつけ、腕をロックしてロープ渡りを始める。ところが、矢野が妨害し、アーチャーはロープで急所を痛打してしまう。さらに矢野は、スミスの首をトップロープへぶつけ、場外へ追いやる。すると、石井がそのままアーチャーを連れてコーナーへ移動し、雪崩式ブレーンバスターで投げ捨てる。
その後、石井がラリアットでアーチャーをダウンさせるが、次のスライディングラリアットはアーチャーがブロック。そして、スミスが石井を持ち上げ、アーチャーがハイアングルラリアットを浴びせる。
アーチャー&スミスの攻勢は続き、トレイン攻撃から石井に合体サイドバスターをお見舞い。しかし石井は、キラーボムから逃れてスミスとアーチャーを衝突させ、ジャーマンスープレックスホイップで挽回。
その直後、矢野がアーチャーの急所を殴り、石井がスライディングラリアットで追撃。そして、ブレーンバスターの体勢に入るも、アーチャーが脱出し、スミスがバックドロップ、アーチャーがハイアングルチョークスラムで叩きつける。
それでも石井は自力でフォールを返すが、最後はアーチャー&スミスが捕まえ、キラーボムで葬った。
試合後、アーチャーが「これはニュージャパンの『WORLD TAG LEAGUE』じゃない。KESのキラー・タッグリーグ”だ」とマイクアピールした。