1勝1敗のエルガン&コブが、2戦2敗のフィンレー&北村と対決する『WORLD TAG』Bブロック公式戦。
コブとフィンレーの先発で試合が始まり、フィンレーがリープフロッグからドロップキック。さらに、北村とフィンレーが串刺しバックエルボーでコブに追い討ちし、合体ブレーンバスターで投げ捨てる。
だが、コブが変型バックフリップでフィンレーに逆襲し、替わったエルガンがトップロープ越えのジャンピングボディプレスで追撃。さらに、逆水平チョップ、ドロップキックに繋ぐ。
その後、コブがフィンレーに滞空式ブレーンバスターを仕掛け、その体勢のままエルガンとタッチ。すると、エルガンもそのままフィンレーを持ち続け、再びコブとタッチ。そして、改めてコブが滞空式ブレーンバスターでフィンレーを叩きつけた。
しかしフィンレーは、カウンタージャンピングエルボースマッシュでコブに逆襲。これでエルガン対北村となり、北村が逆水平チョップ3連射、串刺しバックエルボー、俵返しを見舞う。
次に北村はエルガンをリフトアップするが、崩れ落ちてしまう。すると、エルガンが反対にリフトアップで北村を持ち上げ、タックル合戦からジャンピングフロントハイキック、延髄斬りをヒットさせる。
続いてエルガン&コブが合体バックドロップでフィンレーを分断し、北村にはトレイン攻撃をお見舞い。そして、エルガン→コブの順で北村にエルボーを浴びせると、サンドイッチラリアットで追い討ち。さらに、コブが変型バックフリップでフォールして行く。
すると、フィンレーがコブとエルガンのバックドロップを相次いで回避し、フライングフォーアームでエルガンを蹴散らす。だが、コブがフィンレーのダイビングエルボースマッシュを受け止める。
さらに、エルガンがコブからフィンレーを受け取り、ジャーマンスープレックスホイップで排除。すると、北村がスピアーでエルガンとコブをなぎ倒す。
続いて北村はジャックハマーを狙うが、コブがツアー・オブ・ジ・アイランドに切り返して勝負を決めた。
エルガン「前回、K.E.Sに負けてから2日が過ぎた。しかし落ち込むんじゃなく、すぐに頭を上げて、今日の試合に備えた。そして、この結果だ。次はコーラクエンホール(11・29)でベストフレンズが相手だ。もちろん、俺たちが勝つ。彼らとはこの日本でのツアーで初めて闘うわけだが、俺とジェフは彼らの下に甘んじるつもりはない。必ず勝つ」
コブ「俺たちはまだ、少ししか頭をもたげていない。そして今夜、次の場所へ向かって列車に飛び乗った感じだ。そうだ、『WRESTLE KINGDOM』に向かう列車にな。このまま直行だ」
北村「(※フィンレーの肩を借りてコメントスペースにやって来るなり)ソーリー……」
フィンレー「OK。よくやったよ。お前、デビューしてどれぐらいたつんだ?(デビューは)1月?2月?」
北村「3月」
フィンレー「サンガツか。マーチだな。こいつは3月にデビューして、まだ何カ月しかたってないんだ。にもかかわらず“ビッグK”は、この『WORLD TAG LEAGUE』に出場している。こんなヤツ、ほかにいるか? 天使のような扱いだ。これほどまでの筋肉の持ち主だぞ。どれだけ練習を積んできたか。しかもそこに、獅子の心(ライオンハート)が備わってる。な? カワトがなんて言ってるか知らないけど、言わせておけばいい。今はまだ、勝ったり負けたり。いや、負けが続くこともある。だけど、そんな1年を過ごせば、必ずすごいヤツになる。まだ、この『WORLD TAG LEAGUE』は残っている。そこで結果を出すかもしれないぞ。ほら、あれだけやられても、こうやってまだ立っていられるんだから。さあ、次だ。次の試合でまた力を爆発させろ。シングルでもタッグでも、こいつは手のつけられない男になるぜ。それは俺が保証する」
北村「マイケル・エルガン、ジェフ・コブ……彼らがあれだけのパワーを身につけてきたこと(の裏側で)、どんだけの努力してきたか僕は知っている。だからこそ、彼らのパワーをリスペクトしてるし、ファイアとスタイルもリスペクトしている。でも今日は、もっといい試合をして勝ちたかった。まだ(『WORLD TAG LEAGUE』は)終わってない。これから、もっと進化していきます」