WORLD TAG LEAGUE 2017 – 埼玉・所沢市民体育館・メインアリーナ

鉄拳Presents WORLD TAG LEAGUE 2017

日時: 2017年11月20日(月) 18:00開場　19:00開始
会場: 埼玉・所沢市民体育館・メインアリーナ
観衆: 1,237人

第5試合 30分1本勝負

川人拓来
ヘナーレ

境界線

8分10秒　バックフリップ→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　第5試合は棚橋がヤングライオンの川人を引き連れ、『WORLD TAG LEAGUE 2017』に出場中の真壁&ヘナーレ組と激突。

　先発はヘナーレと棚橋。ヘナーレはロックアップで組み合うと、ロープに押し込んで離れ際に張り手。すると、棚橋は力強いヘッドロックで捕らえる。そして、エルボーアッパーでダウンを奪い、川人とスイッチ。
　エルボー合戦になると、ヘナーレがパワーで川人を押し込んで、真壁とタッチ。リストの取り合いから、真壁はグラウンドに持ち込みヘッドロック。そのまま立ち上がると、真壁はショルダータックルで川人からダウンを奪う。さらにボディスラムで叩きつけてヘナーレにスイッチ。
　ヘナーレはストンピング、ハンマーパンチで川人を痛めつけ、真壁とダブルのショルダータックル。続いて真壁は川人にエルボーを連発。しかし、川人はカウンターのドロップキックで反撃。ここで棚橋とスイッチ。
　棚橋は真壁にフライングフォアアームからドラゴンスクリュー。そして、セカンドロープからのサンセットフリップを炸裂。しかし、真壁も串刺しラリアットから頭上にパンチを落とし、ノーザンライトスープレックスの体勢へ。だが、棚橋はこらえてロープへ。すると、真壁は豪快なラリアットを炸裂。
　続いてヘナーレと川人が同時にスイッチ。川人はロープで助走をつけてランニングエルボー。さらにスワンダイブのミサイルキックを炸裂。そして、棚橋とダブルのドロップキック。
　勢いに乗る川人はキックの連発でヘナーレからダウンを奪う。しかし、ヘナーレはエルボーでダウンを奪い返す。ここで真壁がグロッキー状態の川人を肩車し、ヘナーレはトップコーナーに登って合体攻撃を狙う。だが、棚橋が阻止。このスキに川人は肩車を切り抜ける。
　ヘナーレは棚橋を強引にはねのけると、真壁が捕らえた川人にダイビングショルダー。川人はなんとかカウント2でキックアウト。だが、最後はヘナーレがバックフリップで3カウントを奪った。

COMMENT

真壁「よーし、見たか、この野郎！試運転にはちょうどいい。これがヘナーレの勢いだ。いいかテメェら、ナメてかかってくれんなよ。これがこいつの現実だ（※と言って先に控室へ）」
ヘナーレ「ごめんなさい。日本語わからないんで、英語でいいかな？信じられないよ！タッグマッチだったけど、カワトとエースであるタナハシのチームに勝ったなんて、信じられない！このシリーズ、まだ先は長いけど、マカベサンの足手まといにならないようにして、すべてがシングルマッチのつもりで、周りはみんなセンパイばっかりだけど、マカベサンの勝利につなげるように、このまま突っ走っていきます！その先にベルトを見て。それだけです」

棚橋「よし、年末のタッグリーグ、長いシリーズだけど、1コ1コ、進化した棚橋を見せるから。ジェイ、ジェイ、ジェイ……ジェイ……ジェイ……ジェイ……。海外遠征（を経験して）、デカくなって、カッコ良くなって帰って来たかもしれないけど、俺は海外遠征に出ずにここまで来たから。『男子、三日会わずにいたら刮目して見よ』っていう慣用句が日本にはあるからね。ただ注意しないといけないのはね、ジェイ・ホワイト……名前に“白”が入ってる。インターコンチ（ネンタルベルト）の（色である）ホワイト、ベストマッチ……。もうちょっと、コスチューム（が）黒になったから、ジェイ・ブラックでいいんじゃないかって……。ジェイ、ジェイ、ジェイ、ジェイ、ジェイ、ジェイ……（※控えめにポーズを取りながら控室へ）」
※川人はノーコメント