DESTRUCTION in TOKYO
- 日時
- 2016年9月17日(土) 16:30開場 18:00開始
- 会場
- 東京・大田区総合体育館
- 観衆
- 2,803人
-
第9試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合- (第73代チャンピオン)
- (チャレンジャー)
※BUSHIがIWGPジュニア・第74代王者となる。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
王者KUSHIDAは1月4日東京ドームでオメガを破って同王座を獲得し、2月14日長岡でBUSHIを下して初防衛をマーク。現在までにV5を記録し、8月に行われた『SUPER J-CUP 2016』も制覇した。一方、5〜6月に開催された『BEST OF THE SUPER Jr.XXIII』公式戦(6月6日仙台)では、BUSHIがKUSHIDAに勝利。決勝進出を阻んでいる。
まずは銀仮面&黒スーツ姿の男が入場するが、あとから銀のオーバーマスク&白スーツ姿のBUSHIが登場。オーバーマスクを脱ぐと、いつものようにコーナーにのぼって水を吹いた。
試合開始のゴングが鳴ると、両者へ向けたコールで場内が二分される。そして、BUSHIが突然リングへ寝そべって頬杖をつき、回転エビ固めで不意打ちに出る。
その後、KUSHIDAがリープフロッグを繰り出すも、BUSHIが背中合わせでKUSHIDAを飛び越え、ロープでリバウンドせずにフェイント。さらに、トップロープをずらしてKUSHIDAを場外へ追い込むと、またもやリングへ寝そべる。
続いてBUSHIが顔面かきむしりで奇襲すると、KUSHIDAはセルフ式タイムスプリッターズコンビネーションを繰り出す。だが、BUSHIがその動きを読んで延髄斬りを浴びせる。
場外戦になり、BUSHIがKUSHIDAを鉄柵へ激突させる。そして、パイプイスにKUSHIDAをもたれかけさせ、低空ドロップキックでイスごと吹き飛ばす。
これでBUSHIが試合の主導権を握り、スリーパーホールド、踏みつけ攻撃、首4の字固め、スイングネックブリーカー、STF、ミサイルキックなどで猛攻。そして、Tシャツで首を絞めるが、KUSHIDAがバックドロップに切り返す。
ところが銀仮面が場外からKUSHIDAの足を引っ張り、BUSHIが低空ドロップキックをお見舞い。そして、BUSHIがKUSHIDAをトップロープへ乗せるが、KUSHIDAが脱出してエプロンから延髄斬り。さらに、ローリングリングインからのラリアットでBUSHIを吹き飛ばす。
続いてKUSHIDAはハンドスプリングエルボーでBUSHIを場外へ落とし、ロープへ走る。ところが、銀仮面が妨害してKUSHIDAを押さえつける。しかし、KUSHIDAがBUSHIの突進をかわして同士討ちに持ち込み、トペコンヒーロでまとめて押し潰す。
リングへ戻ると、BUSHIがトップロープを支点にしたバク転キックで逆襲。しかし、KUSHIDAが追撃から逃れ、アームホイップからの腕ひしぎ逆十字固めでBUSHIをロープエスケープさせる。
すると、KUSHIDAはBUSHIの腕にドロップキックを浴びせ、スワンダイブミサイルキックを発射。ところが、BUSHIがレッドシューズ海野レフェリーを身代わりにし、KUSHIDAの顔面に毒霧を噴射。
レフェリー不在で場内が騒然となる中、内藤が場内へ登場。そして、内藤がKUSHIDAを押さえつけ、BUSHIがトペスイシーダを食らわせる。さらに、内藤がKUSHIDAをトップロープへ乗せると、BUSHIがミサイルキックで追撃。
次に内藤がKUSHIDAの髪を掴んで自由を奪い、BUSHIがエムエックスの体勢に入る。ところが、今度はエルガンが登場し、内藤にフロントハイキックをお見舞い。そして、BUSHIのフライングボディアタックを受け止めると、内藤もろともバックフリップで叩きつける。
さらにエルガンは、内藤に強烈なエルボーを食らわせ、銀仮面を蹴散らす。そして、内藤を追い回して退場させた。
これでKUSHIDAとBUSHIの一騎打ちとなり、KUSHIDAがジャーマンスープレックスホイップ、低空ドロップキック、ムーンサルトプレス。そこからバズソーキックを放つも、BUSHIがかわして急所にバックキックを見舞う。そして、間髪入れずにブシロールを繰り出すが、カウントは2。
するとBUSHIはエムエックスを放つが、KUSHIDAが下からのコードブレイカーで迎撃。そこから両者がエルボーを打ち合い、BUSHIの張り手に対してKUSHIDAも張り手を返す。だが、BUSHIがさらに張り手を浴びせ、KUSHIDAをひざまずかせる。
しかし、KUSHIDAがショルダーアームブリーカーで流れを引き戻し、ホバーボードロックで捕獲。BUSHIがロープへ接近すると、自ら回転してポジションを変える。だが、BUSHIが上から押さえ込んで脱出。
すると、KUSHIDAがマサヒロ・タナカをクリーンヒットさせ、ランニングパントキックからホバーボードロックに行く。ところが、BUSHIが抵抗し、カナディアンデストロイヤーで逆転。
さらにBUSHIは、フェイント式延髄斬り、コードブレイカーでKUSHIDAに追撃し、コーナー2段目からのエムエックスからフォール。これをKUSHIDAがキックアウトすると、コーナー最上段からのエムエックスで勝負を決めた。
COMMENT
KUSHIDA「(※川人に肩をかつがれて、コメントブースに現れる)このシチュエーションで、まさか介入してくるとは……信じてたんだけどなぁ、BUSHIを。ダメだ、ちょっと1人にさせてください」