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第8試合は、ともに3勝3敗＝6点と、優勝戦線に残るにはがけっぷち状態の“ザ・クリーナー”ケニー・オメガと“ブルー・ジャスティス”永田裕志が異次元遭遇となる初シングル戦。
ケニーは、ビデオカメラにペラペラ喋りながら、余裕の表情でリングイン。永田は気迫満点の表情で堂々の入場。コーナートップからおなじみの敬礼を決めてみせた。
まずは組み合った両者、ケニーと永田は腕の取り合いからスタート。さらに、キック＆パンチを見せるが、永田もエルボー発射。さらに、得意のフェイント攻撃から張り手一閃！ローキックを打っていく永田だが、ケニーもニーアタックに行くと見せかけてのフェイント攻撃で場内を沸かしていく。
ケニーはエプロン際で永田の脚をいたぶり、さらには噛みつき攻撃！ リング上で逆水平チョップ、さらに脚を狙った攻撃から、これみよがしの敬礼、さらに足4の字固めをシッカリと決めていく。これには、永田も「なんだテメー！」と張り手攻撃。
場内「永田」コールの中、なんとかエスケープした永田だったが、さらに脚を狙っていくケニーは、ローキックを連射。しかし、永田もキチンシンクで逆襲。ミドルキックをケニーに爆裂させる。
怒りの永田は串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーを爆発。しかし、ケニーも逆水平チョップで反撃、スピーディーな攻防から、低空ドロップキック、コタロウクラッシャー。さらにカミカゼから、ムーンサルトプレスを決めて、再度ペースを握る。
永田もフロントスープレックス、延髄切りと切り返していくが、ケニーはノーモーションの高速ドラゴンスープレックスホイップ、ランニングニーアタックと追い詰める！
さらに、ロープ際の永田にランニングニーアタック。場外へ落ちた永田だったが、エプロン際からケニーをショルダースルー風に場外へ投げ落とす。
両者ダウン状態から、カウント19で同時にリングインした二人。永田はエプロンのケニーにスウィンギングネックブリーカー爆発！ さらに垂直落下式ブレーンバスターと繋いだが、これはカウント2！
さらに、バックドロップを狙うが、ここから激しいエルボー合戦に移行。永田はケニーの髪を掴んでのエルボー。さらに張り手合戦となるが、永田はニールキックを打てば、ケニーはすぐさまランニングニーと、一進一退の攻防。
さらに、片翼の天使を狙ったケニーだったが、永田はこれを切り返しての白目式腕固めを決めると、場内は大歓声！
永田はアームブリーカー2連発から、コーナーのケニーにタイナー炸裂。さらにコーナーへ抱え上げて雪崩式エクスプロイダーを狙ったが、これはケニーがカット。片翼の天使を狙ったが、これも永田がカットしていく。
試合終盤、永田が延髄切り、ケニーがランニングニー、永田がエクスプロイダー、ケニーがランニングニーと目まぐるしく技を打ち合う中、最後は片翼の天使で永を抱え上げたケニー。これをズバリと決めたケニー・オメガがピンフォール奪取、貴重な4勝目を獲得した。
