バディファイト Presents G1 CLIMAX 26

日時: 2016年8月1日(月) 17:30開場　19:00開始
会場: 香川・高松市総合体育館
観衆: 2,144人

第6試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 26」Bブロック公式戦

永田裕志
マイケル・エルガン

境界線

（3勝2敗＝6点）
（3勝2敗＝6点）

10分35秒　エルガンボム→エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　7月30日名古屋で初黒星を喫して3勝1敗になった永田が、2勝2敗のエルガンと激突。

　ゴング直後からエルボー合戦になり、そこから永田がフロントハイキックを放つ。これをエルガンが受け止めてジャーマンスープレックスの体勢に入るが、永田が脱出してフェイント式低空ドロップキックを見舞う。
　しかしエルガンは、ジャンピングフロントハイキックで永田の動きを止め、ローリングエルボーを後頭部へ浴びせる。これで場外戦になり、エルガンが鉄柵攻撃、逆水平チョップで追い討ち。さらに、エプロン上でギロチンドロップを敢行する。
　そのままエルガンのペースになるが、永田がカウンターキチンシンクで逆襲。さらに、胸板へローキックを連発して行く。その後、エルガンがハンマースルーを抵抗するが、永田が浴びせ蹴りをお見舞い。そして、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーへ繋ぐ。
　だが、エルガンがミドルキックを受け止め、延髄斬りで逆襲。さらに、串刺しラリアット、カウンターサイドバスターで追い討ちをかける。そこからエルボー合戦になり、エルガンが強打で押し込む。すると、永田が張り手で挽回し、延髄斬りで追撃。それでもエルガンは倒れずにラリアットを見舞うが、永田がバックドロップで叩きつける。
　続いて永田はもう1度バックドロップに行くが、エルガンが抵抗してコーナー最上段へのぼる。それを永田が追いかけ、雪崩式エクスプロイダーで逆転。
　だが、エルガンがパワーボムホイップで永田をニュートラルコーナーへぶつけ、再びパワーボムを仕掛ける。これを永田が腕固めに切り返すが、エルガンはロープへ退避。
　その後、永田がエプロンでエクスプロイダーに行くが、エルガンが抵抗してデスバレーボムを敢行。さらに、ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドで追い討ちをかける。
　次にエルガンはコーナー最上段からダイビングボディプレスを繰り出すが、永田が回避して腕ひしぎ逆十字固めに行く。だが、エルガンが切り返して押し潰し、バックエルボー、ショートレンジラリアットをお見舞い。そして、パワーボムホイップで永田を赤コーナーに叩きつけると、最後はエルガンボムで勝負を決めた。

　試合後、両者は握手で互いの健闘を称えた。

COMMENT

エルガン「これまでレスリングを続けてきた中で、いくつかのことを宣言してきた。みんなとは必ず成し遂げるという、いくつかの約束をしてきた。このリングで闘っていくうえでな。その一つは、ケニー・オメガからこの（インターコンチネンタルの）ベルトを奪うことだった。そして次の約束は、数日前に言ったこと、この『G1』でもうこれ以上、負けないということだった。そして３勝を挙げた。しかし、まだまだ先は続く。YOSHI-HASHI、ヤノ、ホンマ、ナカジマ、彼らを相手に勝ち上がったその向こうにさらにもう一つ。そこまで約束を成し遂げる」

永田「はあ、チッキショー……しか言えない、チキショー。プロレスには想定したことだけじゃなく、想定外の攻撃ってのもあるもんだな。いつか仕返しするんだって、ずうっと……。またあいつと闘う必ずチャンスを見つけて。それまでずっと、俺は不動心……」