8・3鹿児島で行われるAブロック公式戦・棚橋vs石井、真壁vsオカダのダブル前哨戦。なお、オカダと石井は8・6大阪、棚橋とオカダは8・12両国で公式戦を行なう。
KUSHIDA対外道で試合が始まり、外道がヘッドロック&ショルダータックル。しかし、KUSHIDAがセルフ式タイムスプリッターズコンビネーションで報復。
棚橋対石井となり、棚橋がドロップキックを連発して石井をダウンさせる。そして、ダイビングサンセットフリップを狙うも、石井が立ち上がり、パワースラムで逆襲。
これで棚橋が孤立する展開となり、石井がヘッドバット、オカダがショルダースルー、腕へのエルボースタンプ、トップロープ越えのセントーンアトミコ、チンロックなどで攻め立てる。しかし棚橋は、オカダのフロントハイキックをキャッチし、ドラゴンスクリューで逆転。
真壁対オカダとなり、真壁がショルダータックル、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド、カウンターラリアット。だが、オカダが真壁をニュートラルコーナーへ追い込み、串刺しジャンピングバックエルボー、リバースネックブリーカーで逆襲。
オカダの攻撃は続き、ダイビングエルボードロップからレインメーカーを放つ。しかし、真壁が回避して右ラリアットを放ち、かわされた直後に左ラリアットをヒットさせた。
KUSHIDA対外道の場面。KUSHIDAがトップロープを支点にしたバク転キック、エプロンからの延髄斬りをお見舞い。続いてスワンダイブ攻撃を繰り出すが、外道が受け止めてマンハッタンドロップ。さらに、トラースキックから3カウントを迫る。
ここから外道は顔面パンチ連射で追い討ちをかけるが、KUSHIDAがエルボーとマサヒロ・タナカでお返し。そして、ホバーボードロックを繰り出すも、石井がカットに入る。
ここから混戦となり、棚橋が石井にスリングブレイド、オカダが棚橋にフロントハイキック、真壁がオカダ&外道に両腕ラリアット。その直後、KUSHIDAがムーンサルトプレスで外道を葬った。
試合後、棚橋と石井が至近距離で視殺戦を繰り広げた。
真壁「オイ、次はどこだ? 次の予選はどこだ? いつなんだよ? 言ってみろ」
——鹿児島(8・3)です。
真壁「鹿児島? よし、鹿児島でよ、あいつ(オカダ)、同点か?」
——1敗同士です。
真壁「1敗同士か。面白くなってきたぜ。いいじゃないか、あの野郎には借りがあるからよ。鹿児島で野郎に、きっちりとお見舞いしてやるぜ。ワクワクが止まらねえよ。見せてやるぜ、この勢いのままよ」
KUSHIDA「息が全く切れませんね。これ、なんでしょうか? (空気の薄い)メキシコで心臓を鍛え上げられた成果でしょう。ルチャドールたちがあんなにね、スタミナがあるのもよくわかるっていうか、『SUPER J-CUP』、全カード発表されたの見ましたよ。カリスティコ、ボラドール……しっかり俺がメキシコ遠征で蒔いてきた種、向こうはスペシャルマッチかもしれませんけど、新日本プロレスだけじゃなく、日本のジュニアの顔となるために、『SUOPER J-CUP』優勝して、メキシコ、いつでも行っていいし、日本でやってもいい。ボラドール、カリスティコ、彼らの来日してるちょうどいい機会ですね。見てる目の前で、日本のトップを張ります」
棚橋「調子は上がってきてます。というのも、リハビリ期間を経て、開幕戦を迎えて、SANADAで負けはしたものの、動けるっていう手ごたえをつかんで、真壁戦、ファレ戦、パワーを試して、後藤戦、タマ戦、スピードだったり試合勘を、実戦をもすべて糧にして上がってきてるから。試合をこなすたびに、自分で期待できるようになってきてます。ただ1個だけ心配なのは、(※右ワキを示して)わかりますか? こっちはだんだんシェイプされてきてます。(※ドス黒く腫れ上がっている左ワキを示して)こっちはポコンと(大きく腫れて)出てきてます。太ってるわけではなくて、血が溜まって、腫れてきてる。“棚橋、太ったな”とかならないように。僕は何よりも見た目を重視するんで。これは太ったわけじゃない。ただの内出血」
——それはいつやったんですか?
棚橋「福島(7・25)のタマ戦ですね。フェンスの上に落とされた時に、ここを強打しました。まあ、だから心配してくれとか、大丈夫かなとかじゃなくて、太ってませんから!」
オカダ「真壁さん、クソ生意気な後輩が、あなたにしっかり教えてやる。あなたの甘さをしっかり鹿児島で教えてやるから、覚悟しとけよ、この野郎」
※石井&外道はノーコメント