栄えある10回目を迎えた新日本プロレスの若手育成プロジェクト『LION’S GATE』。10月より開催されていた「ヤングライオン杯」の最終公式戦が行われ、ついに優勝者が決定する。なお、今大会は通常の興行も含めた2017年の最終興行となる。
第1試合は、八木vs成田の「ヤングライオン杯」公式リーグ戦。両者は共に4戦全敗で、勝ったほうが唯一無二の白星をもぎ取ることになる。
ゴング直後から両者がエルボーと張り手を打ち合う。そこから成田がショルダータックルを連発するも、八木が受け止め、反対にタックルでなぎ倒す。
これで八木のペースとなり、ストンピング連射などで追い討ちをかける。しかし、成田が串刺しエルボーで巻き返し、エルボー連打、踏みつけ攻撃などを見舞う。
ところが、八木が串刺しエルボーをお返し、ストンピング、エルボー、ボディスラムで追撃。さらに、逆水平チョップ、エルボー連打、フライングメイヤーへ繋ぐ。
続いて八木は逆エビ固めを狙い、成田が抵抗すると、チョップ、逆水平チョップを浴びせて行く。しかし成田は、カウンターランニングドロップキックで逆転に成功。そこからチョップとエルボーを連発し、アームホイップ、ショルダースルーに繋げる。
次に成田は逆エビ固めを極めるが、八木がロープへ逃れる。すると、成田はエルボー連打からロープへ走るが、八木がカウンタードロップキックで逆襲し、レッグロック、ボディスラムで追撃。
さらに八木は逆エビ固めを極め、成田がロープへ近づくとリング中央へ引き戻す。それでも成田が粘ると、八木はリバースインディアンデスロックから鎌固めを繰り出す。そして、インディアンデスロック&スリーパーホールドの複合技で成田を追い詰める。
それでも成田がロープへ逃げると、八木はチョップ連打を見舞う。しかし、成田がヘッドバットで挽回し、強烈な張り手で追撃。さらに、フロントスープレックスで叩きつける。
残り試合時間3分を切り、八木が強烈な張り手で成田をダウンさせる。そして、ボディスラムを仕掛けるも、成田が抵抗し、ハンマーブロー、ストンピングで反撃。
続いて成田はボディスラムを狙うが、八木が首固めで丸め込む。これを成田が返すと、八木はショートレンジドロップキックをお見舞い。しかし、成田が張り手で八木をダウンさせ、逆エビ固めで絞る。それでも八木がロープへ手を伸ばし、残り30秒となる。
その直後、成田はなりふり構わずフォールに行くが、八木が跳ね返す。そこから成田が強烈な張り手を浴びせると、八木もすぐに強烈な張り手をお返し。ここで八木が成田をフォールするが、佐藤レフェリーがカウントを入れる前に試合終了のゴングが鳴った。
試合後、八木が先に立ち上がり、成田はなかなか起きることができない。すると、八木がいきなり成田を蹴り飛ばし、悔しそうにリングを降りた。