1・4東京ドームで行われるIWGPヘビー戦オカダvs内藤の前哨対決。なお、10・30後楽園で行われた「Super Jr. Tag Tournament」準決勝では、SHO&YOHがBUSHI&ヒロムに勝利。11・5大阪の決勝戦に進んだ(※対戦相手は田口&ACH)。
ロメロ対ヒロムで試合が始まり、ヒロムがショルダータックルで先制。これでロメロは赤コーナーへ逃げ帰り、SHOとヒロムの対決となる。
そんな中、両者がエルボー合戦を展開し、そこからタックル合戦へ移行。その後、ヒロムが顔面かきむしりで不意打ちに出るが、SHOがカウンタータックルで報復した。
YOH対BUSHIの場面。両者がロープワークで何度も交錯し、YOHのランニングエルボーが命中。続いて登場した石井は、BUSHIのエルボーとタックルを軽々と受け止め、カウンタータックルで吹き飛ばす。
ところが、控えのEVILが石井のロープワークを妨害し、首をトップロープへ打ちつける。その直後、BUSHIが前方回転エビ固めの要領で石井の上半身を固定し、内藤が低空ドロップキックを食らわせる。
ここから大乱闘が勃発し、LOS INGOBERNABLES de JAPONがCHAOSを圧倒。一方、石井はリング上で完全に孤立し、BUSHIがTシャツで首を絞める。そして、ヒロムが逆水平チョップ、低空ドロップキック、BUSHIがミサイルキック、EVILがセントーン、串刺しショートレンジラリアットなどで攻め立てる。
しかし石井は、ブレーンバスターでEVIL、パワースラムで内藤に逆襲。ようやく出番となったオカダが、内藤にエルボー3連発を食らわせ、ヒロムとBUSHIを衝突させる。そして、アームホイップでヒロムを投げると、串刺しジャンピングバックエルボー、DDT、低空ランニングエルボースマッシュで内藤に追い討ち。
次にオカダはコーナー最上段へのぼるが、内藤が立ち上がり、ロープを利用したスイングDDTで逆転。だが、オカダは替わったSANADAをフラップジャック叩きつけ、ロメロとタッチ。
そのロメロは、顔面パンチ、ヘッドシザースホイップでSANADAに追撃。そして、連続串刺しラリアットを繰り出すが、SANADAがカウンターフロントハイキックで挽回。
だが、SHO&YOHがダブルジャンピングニーアタックをSANADAkに見舞い、水面蹴り&ジャンピングフロントハイキックの同時攻撃に繋ぐ。そして、3Kを仕掛けようとするが、ヒロムがYOHにトラースキック、BUSHIがSHOに延髄斬りを見舞って妨害。
続いてBUSHI&ヒロムは合体攻撃を狙うが、ロメロが回避して両腕ラリアット。すると、SANADAがロメロにSkull Endを極めるが、石井がカットに入ってラリアットを食らわせる。
その後、EVILが石井にトラースキック、オカダがEVILにフロントハイキック、内藤がオカダにフェイント式延髄斬り、オカダが内藤にカウンタードロップキック。
すると、ロメロがSANADAにスライスブレッドを仕掛け、回避された直後にフェイント式ニールキックを見舞う。そして、そこからロープへ走るも、SANADAがカウンターTKOで逆転。今度こそSkull Endで勝負を決めた。
BUSHI「ハッキリ言って、くやしいよ。このトーナメントで優勝できなかったことよりも、ノンタイトルでROPPONGI 3Kに負けたからね。でも、あんま勘違いすんなよ? たかだか、1回勝ったくらいで調子にのるなよ、オマエら。このままじゃ終わらないからな。エンセリオ! マ・ジ・で」
ヒロム「いやあ、強かったよ。3K、強かったわ。強かったけどさ、このままじゃ終わんねぇよ。俺とBUSHIさんはさ、このままじゃ終わらないから。大丈夫、みんな安心して。安心して、終わらないから。終わらせないから。あの2人を倒すまでは絶対に。いや、あのベルトを、IWGPジュニアタッグを獲るまでは終わらないから安心してよ、みんな。俺はさ、もう次見てるんだよ。もう、次だよ。この前の負け、それは悔しかった。悔しかったけどさ、やっぱレスラーだったら常に上を。そして、次を見ないとカッコ悪いでしょ? 大丈夫、安心して。みんなが求めてること、わかってるよ。わかってるから何も言わないで。何も言わないで。俺はみんなの気持ち、よ~く理解してるから。そう、オマエだ。俺のことを楽しませてくれるオマエ。俺のことをもっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと~~!!!! 楽しませてくれよ、ハッハッハッハ……」
EVIL「後楽園でも言ったが、次のシリーズの『WORLD TAG LEAGUE』、この俺はSANADAを従えて出てやる。すべてをダークネスに染め上げてやるから、よ~く覚えとけ。This is EVIL.Everything is EVIL.すべては……EVILだ!」
内藤「『WORLD TAG LEAGUE』に関して、EVILがコメントしてたね? SANADAを従えて出場すると。俺の中でEVILと組むのもありだったし、SANADAと組むのもありだったけどね。EVILがそういうんだったら、俺は素直に“X”と今回の『WORLD TAG LEAGUE』、組みますよ。ま、彼ら2人と同じブロックになるのか、別になるのかわかりませんが、彼らと対戦できる日を楽しみにしてますよ。とはいえ、まだ『WORLD TAG LEAGUE』前にね、静岡大会、大阪大会が残っているわけだから。静岡大会ご来場のお客さま、大阪大会ご来場のお客さま。われわれ5人が作り出す、最高の空間を楽しみに待っててください。では、また明日、静岡でお会いしましょう。アスタマーニャ! アディオス」
※SANADAはノーコメント
YOH「何回やってもおもしろいよ、アイツらとは。今シリーズ、明日もアイツらとやるけど、何回やっても楽しいよ。もっともっと、俺らとつながっていこうよ。楽しんでいこう、もっと。つながっていこう。で、大阪で(『Super Jr. Tag Tournament』)決勝、田口とACH。悪いがナメまわされるのは好きじゃないんだ。だから、あなたの口をSHUT YOUR MOUTH!」
SHO「ヒロム、BUSHI。まあ、俺たちとやりたいのはわかるよ。俺たちとやったらシビれるからね。まあでも、それはちゃんと俺たちを納得させてから。ベルトがほしいんだったら、ちゃんと俺たちをシビれさせてから挑戦してくれ。ま、次。大阪の決勝で田口。あの、向こうのカントクは外国人をケツで選んでるのか? 毎回毎回、ケツのデカい外国人ばっかを連れてきやがって。まあ、いいよ。俺たちをシビれさせてくれるんだったら、誰でもいい」
※オカダ&石井&ロメロはノーコメント