KUSHIDAとオスプレイが激突するIWGP Jr.タイトルマッチ。オスプレイは、2016年4月10日両国と6月19日大阪のIWGP Jr.戦、今年6月3日代々木の『BEST OF THE SUPER Jr.』決勝、8月26日イギリスのWCPW『ワールドカップ’17』決勝と、KUSHIDAに4連敗を喫している。
握手から試合がスタート。その直後、オスプレイがフロントハイキックで先制し、そのまま両者が激しいエルボー合戦を繰り広げる。
そこからオスプレイがヘッドシザースホイップでKUSHIDAを場外へ追いやるが、エプロンからのシューティングスターアタックはかわされて不発となる。だが、オスプレイはエプロンを利用してKUSHIDAの突進をかわし、フロントハイキックをお見舞い。
しかし、KUSHIDAがカウンターシェルショックでオスプレイを鉄柵へ激突させ、ドロップキックで鉄柵外へ転落させる。そして、パイプイスを利用して踏み台攻撃に行くが、オスプレイが鉄柵利用のスワンダイブフライングフォーアームで迎撃。
ここでオスプレイはリングへ戻り、サスケスペシャルを繰り出す。ところが、KUSHIDAが飛びついて腕をキャッチし、腕ひしぎ逆十字固めで逆転。
これでKUSHIDAのペースとなり、ニークラッシャー、足4の字固め、腕へのドロップキックで追い討ち。さらに、両足でオスプレイの顔面を踏みつけると、側転から低空ドロップキックを見舞う。
しかしオスプレイは、ハンドスプリングハイキックで逆転に成功。さらに、膝蹴り、チンクラッシャー、ミドルキックを矢継ぎ早に繰り出し、串刺しエルボースマッシュ、串刺し低空ドロップキック、その場飛びトルニージョへ繋げる。
続いてオスプレイはKUSHIDAをコーナー最上段へ固定するが、KUSHIDAがトラースキックを回避。しかしオスプレイは、エプロンからハイキックを食らわせ、スワンダイブラリアットで追撃。
苦しくなったKUSHIDAがローリングエルボーで巻き返すと、オスプレイはすぐさまサマーソルトキックをお見舞い。しかし、直後の延髄斬りをKUSHIDAがかわし、高角度DDTからホバーボードロックを狙う。これをオスプレイが延髄斬りで脱出すると、KUSHIDAは即座にオーバーヘッドキックをお見舞い。そしてロープへ走るも、オスプレイがカウンターその場飛びスライスブレッドで叩きつける。
エルボー合戦を挟み、オスプレイがKUSHIDAのランニングパントキックを回避し、ハイキックを食らわせる。するとKUSHIDAはマサヒロ・タナカを放つが、オスプレイがブロックし、バックキックでKUSHIDAの顔面を撃ち抜く。
続いてオスプレイはKUSHIDAをトップロープへ乗せ、コーナーへのぼる。しかし、KUSHIDAがエプロンへ逃れてジャンピングハイキックを浴びせ、トップロープ上から雪崩式飛びつき腕ひしぎ逆十字固めを敢行。
オスプレイが辛うじてロープエスケープすると、KUSHIDAはショルダーアームブリーカーで追い討ち。さらに、オスプレイの両腕を掴んだまま顔面にストンピング連射を食らわせる。だが、オスプレイが耐え抜き、変型コードブレイカーで逆転。
さらにオスプレイは、飛びつきリバースDDTでKUSHIDAの脳天を突き刺し、コーナー最上段へのぼる。しかし、KUSHIDAがハンドスプリングニールキックで動きを止め、コーナー上で腕を取る。ところが、オスプレイが脱出してKUSHIDAをコーナー最上段へ固定し、顔面にトラースキックをお見舞い。
次にオスプレイはKUSHIDAをコーナー最上段へ座らせ、雪崩式オスカッターの体勢に入る。これをKUSHIDAが抵抗して雪崩式バックトゥザフューチャーを仕掛けるが、オスプレイがスタナーに切り返す。
オスプレイの攻撃は続き、リバースファイヤーバードスプラッシュ、コークスクリューキック。そして、オスカッターを狙うも、KUSHIDAが腕を取ってホバーボードロックで捕獲。それでもオスプレイがロープへ近づくと、ポジションを変えてさらに絞り上げる。
そこからKUSHIDAはバックトゥザフューチャーの体勢に入るが、オスプレイが変型首固めに切り返す。だが、KUSHIDAがさらに切り返し、スタナーで叩きつける。
次にKUSHIDAはオスプレイの腕にランニングパントキックを見舞い、ホバーボードロックを仕掛ける。しかし、オスプレイが空中で切り返し、変型オスカッターで逆転。その直後、(正調)オスカッターを炸裂させ、ついにKUSHIDAを撃破。シングル初勝利をあげると同時に、待望のIWGP Jr.初戴冠を果たした。