5・3福岡で行なわれるIWGPヘビー戦・内藤vs石井、シングルマッチ・オカダvsSANADA、後藤vsEVILのトリプル前哨戦。この対戦は4月17日甲府でも行われ、SANADAが外道を下している。
 
　石井対内藤で試合が始まるも、内藤は何もせずにEVILとタッチ。石井も仕方なく後藤と替わる。そして、後藤とEVILがショルダータックルを打ち合い、そこから後藤が追走式ラリアット。これはEVILにかわされるが、すぐにカウンターラリアットを見舞った。
　オカダ対SANADAの場面。SANADAがトップロープをずらしてオカダを場外へ追い込み、トップロープを飛び越えてエプロンへ着地するフェイントを披露。だが、リングに戻ったオカダがカウンターバックエルボーを食らわせ、フライングメイヤーから低空ランニングフロントキック。
　外道対BUSHIの場面。BUSHIがリングに寝転んで挑発すると、外道がカウンタートーキックでお仕置き。さらに、顔面にパンチを連射し、乱入したEVILにも顔面パンチを浴びせる。
　ところが、控えの内藤が外道の背中を蹴り、首をトップロープへ打ちつける。即座にBUSHIがTシャツで外道の首を絞めると、両軍入り乱れての場外乱闘が勃発。ここからLOS INGOBERNABLES de JAPONが外道を逃がさず、EVILが顔面攻撃、SANADAがチョーク攻撃。さらに、BUSHIが前方回転エビ固めの要領で外道を固定し、内藤が顔面に低空ドロップキックを見舞う。
　その後も外道のピンチは続き、BUSHIがSTF、低空ドロップキック、トップロープを支点にしたバク転キック。続いてBUSHIはコーナーへのぼるが、外道がフラついてトップロープへ激突したため、バランスを崩して転落してしまう。すると外道は、SANADAにトラースキックを食らわせ、内藤の脚を取ってレッドシューズ海野レフェリーへ持たせる。そして、内藤の顔面にパンチを浴びせ、ようやく自軍コーナーへ生還。
　石井対内藤の場面。石井がパワースラムで叩きつけ、串刺しラリアット、ブレーンバスターで追撃。しかし、内藤がマンハッタンドロップで流れを変え、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックをお見舞い。
　すると石井は、バックドロップで逆襲。だが、次のラリアットを内藤がブロックし、フェイント式延髄斬りで報復。それでも石井はすぐに立ち上がるが、内藤がロープを利用したスイングDDTで黙らせた。
　後藤対EVILの場面。後藤がBUSHIに串刺しラリアット、EVILに串刺しニールキック、バックドロップ。そして、追走式ジャンピングエルボーを見舞うも、EVILもすぐに同じ技を返す。
　その後、EVILが牛殺しから逃れ、串刺しローリングラリアット、フィッシャーマンバスター。そこからダークネスフォールズの体勢に入るが、脱出した後藤が今度こそ牛殺しを見舞った。
　オカダ対SANADAの場面。オカダがDDT、低空ランニングエルボースマッシュ、レッドインク。しかし、SANADAがオカダの頭部をエプロンから外へ出し、場外からドロップキックを食らわせる。
　さらにSANADAは、自らエプロンへ飛び出し、スワンダイブミサイルキックでオカダを吹き飛ばす。そして、Skull Endを仕掛けるも、オカダが回避してリバースネックブリーカー。
　外道対SANADAの場面。外道がチンクラッシャー、トラースキックで先制するも、BUSHIが乱入してフェイント式ニールキックをお見舞い。これでL・I・Jのトレイン攻撃となり、EVILが串刺しラリアット、BUSHIがカウンタートラースキック、SANADAがバックドロップ。
　しかし、オカダがドロップキックでSANADAを蹴散らし、外道が外道クラッチで押さえ込む。だが、内藤が低空ドロップキックでカットに入り、オカダをジャンピングエルボーアタックで排除。
　ここから石井が内藤にエルボー、EVILが石井にローリングエルボー、後藤がEVILに変型バックブリーカー、BUSHIが外道にコードブレイカー。その直後、SANADAがTKOで外道に追撃し、最後はSkull Endで勝利した。

内藤「熊本大会の中止が正式に発表になったけど、われわれLOS INGOBERNABLES de JAPONの世界、LOS INGOBERNABLES de JAPONの勢いを、熊本の会場でも見せたかったなと思いますけど。まあ、時間はかかるかもしれないですけど、ゆっくり元の生活ができるところまで元気を取り戻してもらって、いつかね、熊本、そして被災地で試合ができる時には、いま以上の、い・ま・以上の勢いのあるLOS INGOBERNABLES de JAPONを皆様にお見せしたいので、まあ、楽しみに待っててくださいよ。エッ、LOS INGOBERNABLESっぽくないコメントだって？ おいおい、何を言ってんだよ、カブロン。トランキーロだぜ」
EVIL「後藤、（4・10）両国でテメェにつけてやった火、消すんじゃねえぞ。まあよ、テメェの火が消えようが、ついてようが、俺には関係ねえ。この俺が福岡で、テメェを地獄へ葬り去ってやる。This is EVIL。E〜verything is EVIL。すべては・・・・・・EVILだ」
※SANADA＆BUSHIはノーコメント
 
オカダ「まあ、SANADAさん、こうやって結果をしっかり残してるんじゃないかと思います。まあ、新日本プロレスに来て、こうやって結果を残しているのはいいことだと思いますけども、結果を出し続けるのが大変なリングですから。まあ、僕にもしっかり結果を残せるように頑張って下さい」
石井「あいつ（内藤）の言う通り、全然、焦ってないぜ。俺をよ、カッカさせようと思ってるんだろうけど、あいつは。俺はカッカしないから。あんなんで俺がカッカすると思ったら大間違いだ、バカ野郎が」
※後藤＆外道はノーコメント