9・16広島で行われるIWGP IC戦・棚橋vsザック、IWGP Jr.戦KUSHIDAvsデスペラードの最終前哨戦。なお、ザックは今大会からシリーズに合流したため、棚橋との対戦は8月13日の両国大会以来となる。
棚橋対ザックで試合が始まり、ザックの腕攻撃から逃れた棚橋がヘッドロック。さらに、ショルダータックルへ繋ぎ、エアギターを奏でる。だが、ザックはカウンターコブラツイストで挽回した。
KUSHIDA対デスペラードとなり、180°開脚したデスペラードがローキックをかわし、KUSHIDAの顔面をかきむしる。だが、KUSHIDAがアームホイップで投げ、側転から低空ドロップキックをお見舞い。
そこからKUSHIDAがデスペラードを赤コーナーへ連れ込み、棚橋組がクイックタッチを駆使して集中攻撃を浴びせる。その後、KUSHIDAがロープへ走るも、控えの鈴木が背中を蹴り、トップロープ越えの腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。
ここから大乱闘が勃発し、セコンドのTAKAも介入して鈴木軍が大暴れ。そのままKUSHIDAを捕まえ、デスペラードがリード攻撃、鈴木がエプロンを悪用した腕ひしぎ逆十字固め、ザックが逆片エビ固め、飯塚がチョーク攻撃、顔面攻撃、鈴木がローキックなどで徹底的に痛めつける。
苦しくなったKUSHIDAは、ハンドスプリングエルボーでようやく鈴木に逆襲。これでエルガンと鈴木の対決になり、エルガンがエルボー連打。さらに、鈴木のフロントハイキックをかわしてカウンターエルボーを見舞うと、串刺しラリアット2連発、パワースラムで追い討ちをかける。
だが、鈴木がパワーボムから逃れ、スリーパーホールドを極める。そして、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るも、エルガンが抵抗し、延髄斬りで逆転した。
棚橋対ザックとなり、棚橋がカウンターバックエルボー2連発、フライングフォーアーム、太陽ブロー連射、カウンター低空ドロップキックと畳み掛ける。そして、テキサスクローバーホールドを極めると、KUSHIDAはホバーボードロックでデスペラードを捕らえる。
しかし、ザックが脱出し、追走式バックエルボーで棚橋に逆襲。そして、変型卍固めを極めると、KUSHIDAがホバーボードロックでカットに入る。だが、ザックがKUSHIDAをスローイングし、デスペラードがカウンタースピアーをお見舞い。
その後、ザックは棚橋にエルボースマッシュを浴びせるが、棚橋がドラゴンスクリューで報復。これでフィンレーが登場し、カウンタージャンピングエルボースマッシュ、串刺しエルボースマッシュ、ダイビングエルボースマッシュと、得意技を連発して行く。
するとザックは両脚でフィンレーのボディに絡みつき、フロントネックロックを極める。だが、棚橋がカットに入り、棚橋組がトレイン攻撃を開始。KUSHIDAが串刺しジャンピングバックエルボー、棚橋が串刺しフライングボディアタック、エルガンが串刺しラリアットをザックに食らわせ、フィンレーがワンハンドバックブリーカーで続く。
さらにフィンレーはジャーマンスープレックスホールドを繰り出すが、ザックが自力で肩を上げる。するとフィンレーはPrima Noctaに行くが、ザックが受け止めてグラウンドへ持ち込み、CFS1(馬乗り式ダブルアームバー)でギブアップを奪った。