Road to DESTRUCTION

日時: 2017年9月7日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
放送
観衆: 1,695人（札止め）

第4試合 20分1本勝負

バレッタ
チェーズ・オーエンズ

境界線

MATCH REPORT

　後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&バレッタ組と、バッドラック・ファレ&高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ組が対峙。裕二郎はエスコートガールのラビさんを伴って入場。コール時、ファレは尾崎リングアナに襲いかかる。尾崎リングアナは間一髪、場外にエスケープ。

　ゴング前、遺恨が生じている裕二郎とバレッタはにらみあいを展開。先発はYOSHI-HASHIとオーエンズ。バレッタは手四つの体勢からキックを叩き込むと、ヘッドロックで締め上げていく。さらにYOSHI-HASHIの髪を引っ張り、さらに張り手。だが、YOSHI-HASHIはヘッドハンターで反撃すると、逆水平チョップで快音を響かせる。しかし、ファレがエプロンからYOSHI-HASHIにパンチを見舞い、そのまま両軍は場外戦へ。BULLET CLUBがCHAOSを痛めつける。
　リングに戻ると、YOSHI-HASHIとオーエンズが打撃戦。オーエンズが競り勝つも、YOSHI-HASHIもスピンキックで応戦。ここでYOSHI-HASHIが自軍コーナーに戻ろうとするも、オーエンズは抱え上げて反対コーナーに持っていき、裕二郎とスイッチ。
　裕二郎はYOSHI-HASHIにすばやいモーションでギロチンドロップ。続いてファレが強烈なボディスラム。続く串刺しボディプレスをかわしたYOSHI-HASHIはコードブレイカー。そして、ようやく後藤にスイッチ。
　後藤はファレに対してエルボーの連発から力任せにラリアット。ファレが倒れないと見るや、さらにラリアットを浴びせ、続いて三発目を狙うも、ファレは後藤のノド元をつかんでコーナーに押し込み、串刺しボディプレス。だが、後藤も村正をたたき込み、バックドロップの体勢へ。これをファレがこらえると、後藤は今度こそラリアットでファレの巨体をなぎたおす。
　続いてバレッタと裕二郎が対峙。バレッタは延髄斬りで裕二郎を場外に落とす。さらにオーエンズにはパワースラムを見舞う。オーエンズも場外にエスケープすると、バレッタは裕二郎もろともトペ・スイシーダを敢行。リングに戻ると、バレッタは裕二郎に串刺しエルボー。続いてトルネードDDTの体勢に入るも、裕二郎は噛みつき攻撃。
　すると、YOSHI-HASHIが裕二郎にラリアット。だが、間髪入れずオーエンズがYOSHI-HASHIにネックブリーカー。今度もオーエンズに後藤が牛殺しを炸裂。その後藤をファレがラリアットで吹き飛ばすが、すかさずバレッタがキックをファレにヒット。
　リング上、裕二郎はバレッタにラリアットからフィッシャーマンバスター。ここで場内は「バレッタ」コール。その声援に押されるように、バレッタは裕二郎の串刺し攻撃をかわすとトルネードDDT。さらにダブルニーを打ち込むが、これは裕二郎がカウント２でキックアウト。続くバレッタのデュードバスターを切り返した裕二郎は、すばやくピンプジュースをたたき込み、逆に3カウントを奪取。BULLET CLUBが勝利を収めた。

COMMENT

ファレ「何だ、あの小せぇ野郎は！」
裕二郎「アイツはヘビー級じゃねぇぜ！（※カメラに）オイ、そんなユルいのか？ニュージャパンはよぉ！そんなユルいのか？『俺はヘビー級に行きます』？リングの上で言ったからって、行けちゃうの？ジュニアからヘビーに？誰もよぉ、何も言わねぇのか、この状況に？アイツはジュニアだよ！俺は認めない。会社が、みんなが認めても、俺は認めない。アイツはジュニアだ！（※横に座っていたラビに）俺のはどう？」
ファレ「裕二郎が言ったことを教えてやるよ。バレッタはスモールガイだ。裕二郎のはでっかいぜ！」

後藤「１つずつ借りを返していくよ。『G1』の借りもそうだし、今日の試合もそう…」
バレッタ「いつも通りではあるけど、違うところは今後オレがヘビーで試合をするということ。アイツ、女の子を連れて来るとはなんだよ！クソッ！！」
※YOSHI-HASHIはノーコメント。