THE NEW BEGINNING in NIIGATA
- 日時
- 2016年2月14日(日) 14:30開場 16:00開始
- 会場
- 新潟・アオーレ長岡
- 観衆
- 3,603人(超満員札止め)
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第7試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合- (第73代チャンピオン)
- (チャレンジャー)
※KUSHIDAが初防衛に成功。レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
王者・KUSHIDAが、“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”BUSHIの挑戦を受ける。
まずはBUSHIが手を差し出すが、KUSHIDAはこれに応じず。両者、リストの取り合いからグランドの攻防へ。
BUSHIがヘッドロックでKUSHIDAの頭部を締め上げると、BUSHIはヘッドシザースホイップを狙うが、KUSHIDAは側転で回避。
再度、BUSHIは手を差しだし、KUSHIDAはこれに応じようとするが、BUSHIは顔面をかきむしっていく。しかしKUSHIDAもBUSHIへマンハッタン・ドロップ、低空ドロップキック、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションを連続で決めていく。
直後に、内藤とEVILがリングサイドに現れる。
すると、BUSHIはKUSHIDAの串刺し攻撃をかわすと、そのままミサイルキックを発射。
続けて、BUSHIはエプロンサイドを利用してのDDTを決めていく。
KUSHIDAはそのまま場外に落ちると、EVILはKUSHIDAの首にパイプ椅子攻撃を敢行。
場外カウント19でKUSHIDAはリングに戻るも、BUSHIは着ていたTシャツを脱ぎ、KUSHIDAの首を締め上げていく。
しかしKUSHIDAも断崖式のアームブリーカーからラリアット、ミドルキック、ハンドスプリングエルボーを連続で見舞い、BUSHIを場外へ蹴散らすと、さらに場外のBUSHIへトペ・コン・ヒーロを発射。
続けてKUSHIDAはリングに戻ったBUSHIへ低空ランニングドロップキック、アームロックから腕ひしぎ十字固めを極めると、内藤がエプロンサイドへ。しかしKUSHIDAは内藤へハンドスプリングヒールキック、リングに上がったEVILをオーバーヘッドキックで蹴散らしていく。
そして、KUSHIDAはBUSHIへブレーン・チョップを狙うが、BUSHIは毒霧で迎撃。続けてBUSHIは、場外へエスケープしたKUSHIDAへトペスイシーダを放つ。さらにBUSHIは、KUSHIDAをトップロープに固定し、KUSHIDAの後頭部へミサイルキックを発射。
苦しい状況のKUSHIDAは、BUSHIへカウンターのマサヒロ・タナカを放ち、グランドの体勢に入ると、BUSHIのマスクを剥ぎにかかる。しかし、これはレフェリーが制止に入ると、両者エロボー合戦へ。そんな中、KUSHIDAはBUSHIの右腕に強烈なミドルキックを見舞い、さらにアームブリーカーを放つ。
だが、BUSHIはレフェリーの目を盗み、急所攻撃。続けて再びの毒霧を噴射。続けて、BUSHIはKUSHIDAへエムエックスを決めるが、カウント2。再度BUSHIはエムエックスを狙うが、KUSHIDAはコードブレイカーで迎撃。そして、KUSHIDAはBUSHIの右腕を蹴り上げると、直後にEVILが場外からKUSHIDAの足を引っ張り妨害。
しかし、ここは田口がカットに入り、EVILへヒップアタックを放つ。
そして、KUSHIDAはBUSHIへホバーボードロックを狙う。だが、今度は内藤がエプロンサイドに上がり、妨害に入ろうとするが、ここも田口とホワイトがカットに入ると、最後はKUSHIDAがホバーボードロックを極め、BUSHIからギブアップを奪った。
COMMENT
BUSHI「(※左腕を押さえながら)同じJr.で、絶対に負けたくないヤツに負けた。Jr.を上に押し上げる? それはKUSHIDA、テメェが1人で勝手にやっとけよ。でもな、このLOS INGOBERNABLES de JAPON、この世界観に俺はこだわってるんだ。タイトルマッチ、無条件でつかむのは、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』優勝するしかねぇんだろ? だったらその『SULER Jr.』優勝して、必ず同じ舞台に這い上がってみせるぜ。今日のことは絶対に忘れねぇよ。この借りはデカイよ。KUSHIDA、俺はここで終わりじゃない。まだまだこの先はあるんだよ。それまでチャンピオンでいろよ。俺が同じ屈辱、味あわせてやるから」