Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2016年1月30日(土) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,806人(超満員札止め)
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第5試合 30分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
テレビ中継のゲストとしてライガーが放送席に登場する中、KUSHIDA対BUSHIで試合が始まる。そして、BUSHIが握手と見せかけて奇襲を仕掛け、ヘッドシザースホイップでKUSHIDAを投げる。それでもKUSHIDAはセルフ式タイムスプリッターズコンビネーションを繰り出すが、その途中でBUSHIがコードブレイカーを食らわせた。
田口対内藤の場面。田口がEVIL、内藤、BUSHIにジャンピングヒップアタックを見舞い、三角飛びダイビングヒップアタック、ランニングヒップアタック連射で内藤に追撃。そこからギタるが、内藤が尻に低空ドロップキックを浴びせて逆襲。
これで田口の動きがストップし、内藤がスイングネックブリーカー、EVILが旋回式サイドバスター、セントーン、BUSHIがミサイルキック、チョーク攻撃、低空ドロップキックなどで攻め立てる。しかし田口は、カウンタージャンピングヒップアタックでBUSHIに逆襲。
KUSHIDA対BUSHIとなり、KUSHIDAがエプロンからの延髄斬り、ラリアット。さらに、ハンドスプリング式ニールキックで控えの内藤&EVILを蹴散らし、ミドルキック連射、ハンドスプリングエルボーでBUSHIに追撃する。
続いてKUSHIDAはバズソーキックを放つが、BUSHIが回避して変型ブルドッキングヘッドロックを狙う。しかし、KUSHIDAが切り返し、腕ひしぎ逆十字固め。そして、ショルダーアームブリーカーで追い討ちをかけるも、BUSHIが顔面攻撃で流れを変え、延髄斬り、DDTで巻き返した。
キャプテン対EVILの場面。キャプテンが地獄突き、ジャンピングショルダータックル。すると、田口がジャンピングヒップアタックでアシストし、キャプテンがヒラボトムでEVILを叩きつける。
次にキャプテンはカリビアンデスグリップに行くが、EVILに抵抗されてロープへ走る。ところが、控えの内藤が背中を蹴り、EVILがフィッシャーマンバスターで逆転。
その直後、KUSHIDAがスワンダイブ攻撃を繰り出すも、BUSHIが緑の毒霧を顔面に噴射して撃墜。そして、トペスイシーダで吹き飛ばす。
一方、内藤が田口を踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックをお見舞い。そして、EVIL&内藤がOUT OF CONTROLで田口をKOし、内藤がキャプテンにマンハッタンドロップ、EVILがラリアット。そして最後は、EVILがEVILでキャプテンを倒した。
COMMENT
BUSHI「リングの上でも言ったように、この新日本ジュニア、誰が盛り上げてる?テメェ1人で盛り上げてんのかよ?そのベルトはオマエだけのものじゃねぇ。この新日本のリングに上がってるヤツすべてにチャンスがあるんだよ。それを、自分1人で、さも自分が輝かせたかのようにあのベルトを……あのベルトはなぁ、プライドとプライドを賭けて、闘い抜いた男たちの証なんだよ。KUSHIDA、俺はオマエだけには、絶対に負けたくない!必ず、IWGPジュニア、俺が巻いて、制御不能を見せてやるよ」
内藤「(遠くを見つめたあと、カメラに向いて)今日が、中邑の、新日本プロレス、ラストマッチ。そんなの知ってるよ。てかさぁ、てかさぁ、新日本プロレス的に、中邑が海外の某団体に行くことが、そんなにオメデタイことかよ?新日本プロレス的に、新日本プロレス出身の選手が、海外の某団体に行くのが、そんなに誇らしいことかよ?海外の某団体じゃなくて、国内の他団体に行くって話でも、新日本プロレスは、中邑を快く送り出してあげたの?今日と同じように、わざわざ壮行試合とか、やったわけ?中邑が、中邑真輔が、今までこの新日本プロレスに貢献してきたことは知ってるよ。そんなこと、もちろん知ってるよ。でもさ、だから何なの?海外の某団体が、巨大過ぎて、『新日本プロレスは太刀打ちできませーん』って認めちゃってるわけ?オイオイオイ、この団体は、世界一のプロレス団体を目指してるんじゃないのか?国内ナンバーワンで、もう満足しちゃってるわけ?オイ、そんなんだったらさ、中邑真輔退団と同時に、“King of Sports”なんて名乗るの止めた方がいいんじゃないの?コレは、コレは、新日本プロレスを応援してくださる皆様、そして、中邑真輔に対して言ってるんじゃない。コレは新日本プロレスに対して、俺は言ってるんだ。海外の某団体のご機嫌を伺うような対応しかしない新日本プロレス、ちょっと俺はガッカリだぜ。まぁさ、今日の後楽園ホール大会をもって、中邑はこのリングから去るんでしょ?中邑に一言言うことがあるとすれば、アディオス、ナカムラ」
田口「ロス・インゴ……ハズカシメルデ・ハポン。ロス・インゴ・ハズカシメルデ・ハポン。タランティーノはタランティーノだよ」
キャプテン「オイ、汚いな。全部2人がかりか」
KUSHIDA「ウエッ(※水で顔にかかった毒霧を流す)。クッソ!(※壁を蹴る)ふざけんな!いいよ、毒霧でも、介入でも、なんでもいいよ。BUSHIよ、このベルトに挑戦するの、初めてだったな?俺が初めて挑戦したのは、5年前、相手はプリンス・デヴィット。果てしなく高い壁だと思ったよ、その時は。あん時潰してくれたデヴィットに、感謝してるからこそ、BUSHI、新潟か。5年間でついた差、俺のみせる意志、5年分の悔しさ、ぶつけて来てみやがれ」