内藤＆EVILの新タッグが初登場。『WORLD TAG』Bブロック公式戦で、IWGPタッグ王者組のアンダーソン＆ギャローズと対決。
 
　まずは場内が暗転し、EVILが1人で登場。右手から緑のレーザービームを照射する。続いて場内に内藤の入場曲が鳴り響き、黒スーツ＆銀マスクの男が現われる。ところが、その正体はなんとBUSHI！ そこに本物の内藤が登場した。
 
　その後、アンダーソン＆ギャローズが入場して試合開始となるが、内藤がスーツをゆっくり脱いでなかなか戦闘体勢に入らない。そこをアンダーソン組が襲撃し、EVILにダブルショルダータックル、合体エルボードロップ、合体スピニングパンケーキ。
　ここから両軍入り乱れての大乱闘が勃発するも、BUSHIは赤コーナーサイドの場外に立ってまったく動かず。一方、アンダーソンは内藤を南側客席まで連れ込み、徹底的に痛めつける。
　これでEVILの動きが完全にストップし、アンダーソン＆ギャローズが集中攻撃を仕掛ける。ところが、内藤は客席に座ってその様子を傍観。
　その後、EVILがスイングネックブリーカーでアンダーソンに逆襲。そして、アンダーソンを場外に追い出し、再び大乱闘となる。これで今度はアンダーソンが孤立し、内藤がランニングサンセットフリップ、EVILが噛みつき攻撃、チョーク攻撃などで追撃。しかしアンダーソンは、スピニングスパインバスターでEVILに逆襲。
　EVIL対ギャローズとなり、ギャローズがラリアット、フロントハイキック、串刺しバックエルボー、ジャンピングショルダータックル、ジャンピングボディプレス、地獄突きなどで一気に攻め込む。だが、EVILは追走式ジャンピングエルボーで逆転。
　内藤対ギャローズとなり、内藤がトップロープ越えの串刺し低空ドロップキック。そして、EVILの串刺しラリアットから低空ドロップキックを浴びせる。そして、EVILがギャローズを羽交い絞めにするが、内藤のロープワークをアンダーソンが妨害。
　その直後、アンダーソンが内藤にジャンピングフロントハイキックを食らわせ、ギャローズが串刺しボディアタック、アンダーソンがカウンタージャンピングフロントハイキック、ギャローズがジャンピングパワーボム、2人が合体リバースガンスタンで追い詰める。
　さらにギャローズ＆アンダーソンはマジックキラーを仕掛けるが、EVILがカット。そして、EVILがEVIL（※変型大外刈り）でアンダーソンを叩きつける。そして、EVILが佐藤健太レフェリーに抱きつくと、内藤がギャローズに延髄斬りをお見舞い。その直後、BUSHIがエプロンへ上がり、ギャローズの顔面に毒霧を噴射。そして最後は、内藤がデスティーノで勝負を決めた。
　
　試合後、内藤が佐藤レフェリーを押し倒し、低空ドロップキックを浴びせる暴挙に出る。そして、内藤、EVIL、BUSHIが佐藤レフェリーを取り囲んで記念撮影。
　
　さらに内藤は、サムライTVの解説をしていたミラノコレクションA.T.氏にまで危害を加えた。

EVIL「This is EVIL．Everything is EVIL．すべては……EVILだ」
内藤「IWGPタッグチャンピオンに勝った。だからなんだって？これは別にタッグチャンピオンに勝つためのリーグ戦じゃないんだよ。前年度優勝に誰が勝つかって決めるリーグ戦でもないんだ。これは『WORLD TAG LEAGUE』だ。まぁ重要だよ、リーグ戦は重要だけど、重要なリーグ戦の中の1試合にすぎないから、これは。まぁあとなんかありますか？逆になんかありますか？」
——BUSHI選手がLOS INGOBERNABLESのセコンドについてましたが？
内藤「なに？俺が答えればいい？なんて答えればいいの？トランキーロって言えばいい。いやいや、ここはね、せっかくここにいるんだから。まぁちょっと待って、その前に言っとくけど、俺も復帰戦だからね。わかってる？前シリーズ、耳たぶの負傷で俺休んだんだよ。1か月半ぶりの復帰戦だからね。忘れないですね。じゃあ彼の声聞きたい？(内藤はコメントブースを去る)」
——まさかの形での復帰戦となりましたが？
BUSHI「まぁ今リングの上で起きたことがすべてであって、今この新日本のリングで一番刺激があって、魅力のあるトランキーロの世界、俺は内藤に付いていくことにした。以上」
 
アンダーソン「ナイトウ！こんなことして、何がうれしいんだ！？BUSHIを連れてきやがって……反則だ！ナイトウ、BUSHI、そしてEVIL、この3人はIWGPタッグ王者の俺たちに向かって、なんてことをしてくれたんだ！」
ギャローズ「なんてことだ……これで勝ったと思うなよ！覚えてろよ！！」
アンダーソン「まだ、タッグリーグは始まったばかりだ。これから挽回してやる！自分たちこそIWGPのタッグ王者なんだ！」