試合後、マイクを握った棚橋は、「仙台に、新日本プロレスが、帰って来たぜ~!(※会場から大歓声)そして、そして、チャンピオンベルトも一緒に帰って来た。次はもっとデカい勲章を持って、仙台に帰って来ます。今日は、ありがとうございました(※棚橋コールが沸き起こると、川人はリングの下からエアギターを棚橋に渡す)一個だけ、今日、上手く弾けないと思うので、いつもみたいに手拍子をお願いします。盛り上がっていこうぜ!」と、右腕の痛みをおしてエアギターを披露。
これには、場内からもアンコールが沸き起こり、「ラスト!」と2曲目も披露。
さらに、場内から「もう一回!」とコールがかかると、これにはたまらず棚橋も「ちゃんと考えてあるから。なんと、今日発売の棚橋の入場曲CDのカップリングで入ってる新曲いきます!」と、リング中央で激しく身体をゆらし、新局を奏でる。
すると、会場のファンから「GO!ACE!」と声援が飛ぶ。
そして、再びマイクを持った棚橋は、「ちょっと話があるから聞いてくれ。2011年、初めてIWGPをここで防衛して、6年が経ちました。(※棚橋は涙をこらえ声をつまらせながら)いろいろと苦しい時期があったけど、自分のことを大切に思ってくれる誰かが一人でもいる限り、今日まで全力で走って来れました!ホントに、ありがとうございました!」と、ファンに感謝に気持ちを伝えた。
これには場内から、「棚橋、最高!」とコールが沸き起こると、棚橋は「ありがとう。ハァハァ……(※呼吸を整えて)まだまだ『G1』長いですけど、ちょっくら優勝してきます。じゃあ、最後に、仙台、そして東北の皆さん、愛してま~す!」と今大会を締めくくった。
そして、リング降りた棚橋は「ごめん。後ろから押さないで。小っちゃい子がいるから」とリングのまわりを周回し、ファンと一人一人と触れ合った。