G1 CLIMAX 27 – 福岡・福岡市民体育館 – 第3試合

ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27

日時: 2017年8月2日(水) 17:30開場　18:30開始
会場: 福岡・福岡市民体育館
放送
観衆: 3,216人

第3試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　8.4愛媛のAブロック公式戦の前哨戦として、後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組が、バッドラック・ファレ&高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ組が対峙。裕二郎はビキニ姿のエスコートガールを伴って入場。ファレはコール時、尾崎リングアナを突き飛ばす暴挙。

　ゴング前にファレは石井を指名。先発はこの両者がリングイン。中央でのにらみあいから、石井は逆水平チョップを連発。さらにエルボーを重ねていくも、ファレはエルボー一発でダウンを奪う。負けじと石井はランニングエルボーを叩き込むが、ファレはビクともせず。そして、ファレはショルダータックルから石井を担ぎ上げようとするも、石井はうまく切り抜ける。そして、ブレーンバスターを仕掛けようとするも、ファレは脱出。
　しかし、石井はファレの串刺し攻撃をかわすと、もう一度ブレーンバスターへ。だが、ファレはこらえてボディスラム。ファレはさらに後藤とYOSHI-HASHIを二人まとめてタックルで吹き飛ばす。ここから試合は場外戦に雪崩込む。ファレが石井を鉄柵に叩きつければ、オーエンズも後藤を鉄柵に押しつけていく。
　リング上、石井が裕二郎にストンピング。さらにランニングのギロチンドロップ。続いて裕二郎はオーエンズと石井に連続でトラースキックを浴びせると、ダブルのバックドロップ。そして、オーエンズは石井にエルボーを連発すると裕二郎にスイッチ。
　BULLET CLUBは石井にトレイン攻撃。だが、石井は誤爆をさそうと、ファレに下から突き上げるようなヘッドバット。続いて後藤がオーエンズに串刺しラリアット、裕二郎には村正からバックドロップ。だが、裕二郎は後藤の手に噛み付き、さらに後ろ髪を持ってフェイスバスター。続いて後藤の顔面に低空ドロップキック。
　ここで裕二郎はオーエンズと共に後藤にダブル攻撃を狙うが、逆に後藤が裕二郎にエルボー、返す刀でオーエンズをローリングラリアットで吹き飛ばす。さらに後藤は裕二郎の後頭部を自身のヒザに打ちつけると、YOSHI-HASHIにスイッチ。
　YOSHI-HASHIはオーエンズに逆水平チョップ。しかし、ロープに投げられてしまい、エプロンからのファレのエルボーを被弾。続いてオーエンズもYOSHI-HASHIにトラースキック。ここでBULLET CLUBはYOSHI-HASHIにトレイン攻撃。そして、オーエンズはトップロープ越えのコードブレイカーをヒット。続くフォールは石井と後藤がカットに入る。
　混戦模様の中、後藤と石井はファレに太鼓攻撃、ダブルのヘッドバット、そしてダブルのラリアットで場外に投棄。リング上はオーエンズとYOSHI-HASHIが残る。オーエンズは串刺しエルボーからランニングニー。そして、パッケージドライバーを狙うが、切り抜けたYOSHI-HASHIはカチ上げ式エルボー。そして、バタフライロックを決め、オーエンズからギブアップを奪った。

　試合後、リング上の石井と場外のファレは視殺戦を展開した。

COMMENT

後藤「次はYOSHI-HASHI。お互い、もう1敗もできない崖っぷちだ。それはアイツもわかってるだろうし。ひとつ、熱い試合をしようじゃないか。いいシチュエーションだと思います……」
YOSHI「次、愛媛、俺が前から言ってた後藤さんとシングル。すげぇ楽しみにしてるだけじゃなくて、俺が必ず勝って、今までの、そうだね、ずっと俺、（後藤が）CHAOSに入る前から『シングルやりたい』って言ったからね。いろんな思いあって、いろんな感情があるけど、でも、勝たなきゃ意味ないから。絶対、負けられない。必ず勝って、もっともっと勝率伸ばして、弾みつけるから」
※石井はノーコメント
ファレ「Woh Woh Woh Woh、イシイ、今日のところはこんなもんだ。明日、いや明後日、お前に自分の小ささを思い知らせてやる。それまで待ってろ。それだけだ。どうなるかは、自分の体に尋ねてみればいい。クソ野郎が！」
※裕二郎、オーエンズはノーコメント