第4試合は、7月26日仙台サンプラザホール大会のAブロック公式戦で対戦する後藤洋央紀と棚橋弘至が前哨タッグで対戦。
後藤は鋭い眼光で邪道とともにリングイン。棚橋はエアギターを披露しながら、インターコンチネンタル王座を巻いて堂々入場。この日のパートナーはデビッド・フィンレーだ。
試合前、後藤と棚橋は睨み合ったものの、先発は邪道とフィンレーの組み合わせ。邪道は逆水平チョップを打ちながら、「WHOOOO!」と得意のシャウト。これには場内も呼応して大盛り上がり。
しかし、フィンレーも強烈なアッパーカットから、串刺しバックエルボーを披露。この攻撃に対し、時間差でダウンするムーブで場内を沸かせた邪道。
場外で棚橋と後藤がやり合う中、リングでは、邪道がフィンレーをロープを使ってのスニーキーな目つぶし攻撃。さらに、後藤&邪道がWのショルダータックルを爆発。
後藤は腰の入った片エビ固めでフィンレーを攻めこみ、ストンピング発射。さらにコーナーでチョップを連発。続いて、串刺しラリアットを見せるが、フィンレーはカウンターのドロップキックで迎撃!
代わった棚橋は後藤にバックエルボー、さらにジャンピングフォーアームを決めて場内にアピールすると、たちまち「棚橋」コール。得意のダイビング・サンセット・フリップでペースを握る。
しかし、後藤も時間差ロープワークのラリアットから、串刺しニールキック。しかし、後藤のミドルキックは棚橋がキャッチ、ドラゴンスクリューで逆襲していく。
ここで代わったフィンレーに後藤はミドルキック。邪道も棚橋を場外へ落とし、流れるようなCHAOSの連携からフィンレーをダウンさせる。邪道はさらにグリーンキラーを狙うが、これは棚橋がカット。さらに後藤にスリング・ブレイド。邪道にはツイスト・アンド・シャウトを炸裂させる。
ここで棚橋は、場外の後藤にプランチャ。リング上で孤立した邪道に対して、フィンレーは得意のプリマ・ノクタをお見舞いして、見事にカウント3を奪取。最後は、棚橋、フィンレーがコーナーに上がって勝利をアピール。この様子を見やりながら、後藤は引き上げていった。
一方、ダメージの深い様子の邪道は、セコンドの北村の背中におぶわれてバックステージへ帰って行った。