両国国技館3連戦の中日として開催される『G1 CLIMAX 27』第18戦。Bブロック公式戦の最終試合が組まれ、翌日(8月13日)に行われる優勝決定戦の対戦カードが決定する。また、同所で行われるタイトルマッチの前哨戦もラインナップされた。
第1試合は、新日本プロレス本隊vs鈴木軍の8人タッグマッチ。デスペラードは6月27日の後楽園ホール大会でKUSHIDAを襲撃し、IWGP Jr.王座挑戦をアピールしている。
鈴木軍の奇襲から試合が始まり、そのままデスペラードがKUSHIDAを捕まえる。だが、KUSHIDAはヘッドシザースホイップでデスペラードを投げて脱出。
スイッチしたライガーは、デスペラードとタイチを風車式バックブリーカーで叩きつけ、TAKAと金丸に掌底を食らわせる。そして、ロメロスペシャルでデスペラードに追い討ちするも、金丸たちがカットに入り、ライガーをトレイン攻撃の餌食にする。
しかしライガーは、カウンター掌底でTAKAに報復。タッチを受けたタイガーがコーナー最上段からのフライングボディアタックでTAKAを押し潰し、回転十字固めで押さえ込む。
その後、タイチがライガーを羽交い絞めにするも、タイガーがカンガルーキックで脱出。そして、タイガードライバーでTAKAを叩きつけるが、フォールは金丸がカット。その直後、TAKAがジャンピングバックスピンキックでタイガーの後頭部を撃ち抜いた。
KUSHIDA対デスペラードの場面。デスペラードが顔面かきむしりで奇襲し、逆水平チョップで追撃。だが、KUSHIDAがアームホイップでデスペラードを投げ、側転から低空ドロップキックをお見舞い。さらに、ハンドスプリングエルボーで金丸&タイチを蹴散らす。
続いてKUSHIDAはショルダーアームブリーカーの体勢に入るが、デスペラードが回避し、次のスピンキックもかわす。そして、カサドーラからマフラーホールドを繰り出すが、KUSHIDAが前方回転エビ固めに切り返し、ローリングエルボーで反撃。さらに、オーバーヘッドキックを食らわせた。
川人対デスペラードとなり、トレイン攻撃から川人がミサイルキック。そして、逆エビ固めを極めるも、タイチがカットする。その直後、金丸が川人に低空ドロップキックを見舞い、タイチがスピンキック、TAKAが低空ランニングニーアタックで追い討ち。最後はデスペラードがピンチェ・ロコで川人を葬った。
試合後、デスペラードたちが川人をいたぶると、KUSHIDAが救助に飛び込む。しかし、KUSHIDAは返り討ちにされてしまい、デスペラードがIWGP Jr.ベルトで殴打。そのままベルトを持ち去ってしまった。