G1 CLIMAX 27 – 東京・両国国技館　8/12（土） – 第7試合

ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27

日時: 2017年8月12日(土) 17:00開場　18:30開始
会場: 東京・両国国技館
放送
観衆: 7,591人（札止め）

第7試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦

タマ・トンガ
SANADA

（4勝5敗＝8点）
（4勝5敗＝8点）

境界線

11分59秒　ガン・スタン→エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　Bブロック公式戦、タマ・トンガ（3勝5敗）とSANADA（4勝4敗）が対峙。SANADAはこの一戦の勝敗で勝ち越しになるかどうか決定する。タマはすでに負け越しが決定しているが、一つでも白星を重ねて、存在感を残したいところ。

　開始のゴング、互いに探り合うように距離を取る。そこからロープを使ったすばやい展開になると、SANADAがドロップキック。しかし、タマもドロップキックで反撃。ここでSANADAがTシャツを脱ぐと、タマもTシャツを脱ぐ。そして、丁寧にたたみ、場外のヤングライオンに手渡す。
　SANADAが握手を要求すると、タマは応える。そこから互いに不意打ちのキックを放つが、互いに受け止める。そして、その蹴り足を示し合わせながら下ろすと、すかさずタマがドロップキック。しかし、SANADAもドロップキック。そして、SANADAはフランケンシュタイナーを繰り出すが、タマも同じ技でやり返す。
　タマはSANADAに馬乗りになるとパンチを連打。続いてパラダイスロックにトライするが、かけかたが分からず、あきらめてストンピングを連打。すると、SANADAはタマを場外に連れ出し、花道でパラダイスロック。そのままSANADAはリングに戻る。取り残されたタマは身動きが取れないが、タンガと裕二郎がシレッと足でつつくと技がほどける。タマはカウント19でリングにギリギリ生還。
　もう一度タマが場外に降りると、すかさずSANADAが追いかける。しかし、タマはスキをついてラリアットをヒット。そして、SANADAをリングに戻すと、腰にヘッドバットを連発。続いてボディスラムから串刺しボディプレスをお見舞いし、右肩部分にエルボーを落としていく。だが、続く串刺し攻撃をかわしたSANADAは、スワンダイブのキックをヒット。
　これでタマが場外に落ちると、SANADAは豪快なプランチャを炸裂。そして、ドラゴンスリーパーに捕らえるが、ここでタンガがラリアットで妨害。共にダウン状態となるが、カウント19で同時にリングに戻る。
　両者はエルボー合戦を展開。SANADAはエルボースマッシュで競り勝つと、TKOを決める。ここで裕二郎がエプロンに立つも、SANADAはドロップキックで排除。そして、タマにラウンディングボディプレスを放つが、相手がよけるのを確認すると着地。すかさずタマはガンスタンを仕掛けるが、SANADAは切り抜ける。
　ここからすばやいロープワークを使った展開となり、SANADAはリープフロッグ。そして、ガンスタンをこらえるとSkull Endを狙う。だが、タマは後方回転で切り抜ける。しかし、SANADAも後方回転。すると、タマがスキをついて首固めへ。だが、消したSANADAは、相手のお株を奪うガンスタン。
　そして、SANADAはもう一度Skull Endを狙うが、またもタマは後方回転して切り抜け、トンガンツイストをお見舞い。そして、ガンスタンを狙うが、SANADAは逆さ押さえ込みで切り返す。これをはねのけたタマは、ついに執念のガンスタンを決め、SANADAから3カウントを奪った。

COMMENT

タマ「レディース・アンド・ジェントルメン！お陰様でタマ・トンガの公式戦が全て終了いたしました！ありがとうございます！ありがとうございます！棚橋選手をはじめ、対戦していただいた全ての選手に厚く御礼申し上げます！
（※通常の口調に戻って）俺は今、偉大な自分への扉を開けたところだ。この『G1』で、今の自分が何者かというのを少しでも見せられたと思う。だが、まだまだこんなもんじゃない。来年の『G1』まで１年もある。その間に、対戦する全ての相手をコテンパンに叩き潰して、次の『G1』につなげたい。来年の『G1』ではタマ・トンガの相手になる選手はいないだろう。いい風が吹いてきたぜ」

SANADA「今年の『G1』も完敗だったよ」