6勝2敗でAブロック同率1位の棚橋と内藤が直接対決。この試合の勝者が、8月13日(日)両国の優勝決定戦へ進出する。
試合開始早々、両者へ向けた大コールで場内が二分される。そんな中、内藤は敢えて間(ま)を取り、自分のペースに持ち込もうとする。
その後、内藤がロープ際でクリーンブレイク。しかし、棚橋はロープ際でクリーンブレイクせず、張り手を2連続で浴びせる。そして、ヘッドロックからショルダータックルで内藤をなぎ倒し、エアギターを奏でる。
すると内藤は、エルボーで棚橋を場外に落とし、ロープワークで往復してからリングへ寝転ぶ。その後、棚橋がカウンターバックエルボーからフライングボディアタックを繰り出すが、内藤が右腕に低空ドロップキックを浴びせて迎撃。
これで内藤がペースを掴み、ロープを悪用した腕折り攻撃、低空ドロップキック、脇固めなどで追撃。だが、棚橋がスイングネックブリーカーで巻き返し、カウンターフライングフォーアーム、ジャンピングエルボードロップ、サンセットフリップに繋ぐ。
次に棚橋はダイビングサンセットフリップを繰り出すが、内藤が回避し、顔面に低空ドロップキックを食らわせる。そして、棚橋を踏み台にしてエプロンに飛び出し、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックを狙う。ところが、棚橋が脚をキャッチし、ドラゴンスクリューで逆転。これで内藤が場外へ落ちると、ニュートラルコーナー最上段からボディアタック式ハイフライフローを見舞う。
続いて棚橋はロープ越しのドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドに行くが、内藤がいち早くロープへ逃れる。そして、ロープを悪用したアームブリーカーで逆襲すると、エプロンからトップロープ越えの低空ドロップキックを繰り出し、棚橋の腕を撃ち抜く。
次に内藤は棚橋の両脚をセカンドロープへかけ、変型バックブリーカーをお見舞い。さらに、フェイント式延髄斬り、ジャンピングエルボーアタック、グロリアと畳み掛ける。
ここで内藤はデスティーノを仕掛けるが、棚橋が抵抗してダルマ式ジャーマンスープレックスホールド。そこからコーナー最上段へのぼるも、内藤が下からボディを殴り、雪崩式フランケンシュタイナーを敢行。だが、棚橋が回転エビ固めに切り返し、直後にグラウンドドラゴンスクリューで逆転。
続いて両者はエルボー合戦へ突入し、棚橋は左で連打して行く。すると内藤も右のエルボー連打で対抗するが、棚橋はエルボー&太陽ブロー&エルボースマッシュの3段攻撃で巻き返す。
その直後、内藤がツバを吐くと、棚橋は張り手で報復。だが、内藤も強烈な張り手を見舞い、ジャーマンスープレックスホールドで追い討ち。しかし、次に内藤が仕掛けたドラゴンスープレックスは棚橋が回避し、フェイントを入れたスリングブレイドで挽回。
その直後、棚橋はその場飛びスリングブレイドに繋ぎ、ボディアタック式ハイフライフローで追撃。そして、(正調)ハイフライフローを敢行するも、内藤が回避して自爆させる。
それでも棚橋は串刺しフライングボディアタックを狙うが、内藤がかわしてコーナーへ激突させ、トップロープを利用したネックブリーカーで叩きつける。そして、コーナー最上段へ座ってリバーススイングDDTの体勢に入るが、棚橋が脱出して脚を取り、ドラゴンスクリューを食らわせる。
ここで棚橋はテキサスクローバーホールドを極め、腰を落として急角度で絞り上げる。だが、内藤が辛うじてエスケープし、ロープを利用したスイングDDTで逆襲。
さらに内藤は、再びコーナー最上段へ座り、今度こそリバーススイングDDTを成功させる。そして、デスティーノの体勢に入るも、棚橋が切り返し、ネックツイスト3連発で逆襲。
続いて棚橋はスリングブレイドを狙うが、内藤が切り返して変型デスティーノを炸裂させる。そして最後は、(正調)デスティーノで棚橋を沈め、優勝決定戦進出を決めた。