オープニングでは今年5人目のヤングライオンとして、成田蓮が海野翔太を相手にデビュー戦。成田はレスリングや剣道、野球をバックボーンに持ち、16年4月に新日本に入門。1年3カ月の練習生期間を経て、念願のプロ初陣を果たす。
開始のゴング、互いに牽制しあいながら手四つの体勢へ。成田はタックルにいくが、海野が切ってそのままグラウンドへ。再び立ち上がると、海野が力強いヘッドロック。そしてフライングメイヤーを仕掛けるが、すばやく成田も跳ね返す。
続いてリストの取り合いへ。成田が海野の左腕を絞り上げていき、ダウンさせる。さらに左腕にエルボーを落とすと、脇固めへ。これは海野がロープエスケープ。今度は海野がリストを奪う。成田が奪い返すと、海野は足を挟んでグラウンドに持ち込む。
そして、海野は足を固めたままキャメルクラッチ。続いて海野は成田をヘッドロックで絞め上げグラウンドへ。成田は立ち上がり、海野をロープに飛ばす。しかし、海野はショルダータックルでダウンを奪う。
海野は成田の足首をひねりあげていく。そしてアキレス腱固めに移行。成田はあわててロープエスケープ。すると、海野は成田の左足にストンピング、エルボーを落としていく。さらにグラウンドで足首をひねりあげ、そこから逆片エビ固めへ。成田は必死にロープ。
海野は成田にボディスラム。そしてフライングメイヤーからスリーパーへ。そこからキャメルクラッチに移行すると、成田は悲鳴を上げる。海野はそのままスリーパーへ。しかし、成田はロープ。
ここで両者は胸板への張り手合戦へ。海野はエルボーの連発でダウンを奪い、ロープへ。しかし、成田はカウンターのボディスラム。そしてヒップトスからフォールに入るもカウント2。続けざまに成田は逆エビ固めに持ち込むが、海野がロープエスケープ。
成田はストンピングから海野を立たせるとエルボー。ここからエルボー合戦へ。成田がロープに走ると、海野はカウンターのドロップキック。さらに串刺しエルボーからヒップトス。そして逆エビ固めに捕らえるが、海野はロープへ。
成田はエルボーを叩き込むが、海野は首固め、横入り式エビ固めを繰り出していく。しかし、成田はフォールを許さず。すると、海野はエルボー。しかし、成田もエルボーで返し、ストンピング。そして、ロープに走るが、海野は受け止めてスパインバスターのように叩きつける。そこから海野のは逆エビ固めを決めるも、ここで時間切れ引き分けのゴング。
成田はデビュー戦で先輩と引き分けという結果に。試合後、成田が張り手を繰り出すと、海野もお返しの張り手を叩き込んだ。