G1 SPECIAL in USA

日時: 2017年7月1日(土) 15:30開場　17:00開始
会場: アメリカ・ロングビーチコンベンションアンドエンターテイメントセンター
放送
観衆: 2,370人（札止め）

第6試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合

＜第76代チャンピオンチーム＞
＜チャレンジャーチーム＞

タンガ・ロア
ハンソン

タマ・トンガ
レイモンド・ロウ

境界線

11分06秒　フォールアウト→片エビ固め

※ウォーマシンが第77代王者組となる

MATCH REPORT

　第6試合はIWGPタッグ選手権として王者ゲリラズ・オブ・デスティニー（タマ・トンガ&タンガ・ロア）と挑戦者ウォーマシン（レイモンド・ロウ&ハンソン）が激突。ゴング前、ロウはマイクを握るとノーDQマッチ（反則負けなし）をアピール。すると、タマもマイクを握り、応答すると見せかけて急襲。ゲリラズ・オブ・デスティニーが仕掛けるかたちで開戦。

　リング上、ハンソンに対してタマがエルボー。さらにタマはロウにエルボーを連発するが、ロウはキックで応戦。そして、強烈なエルボーでタマからダウンを奪う。しかし、ロアがゴミ箱のフタを持ち出し、ロウの脳天に一撃。だが、すかさずハンソンがロアを場外に落とす。そして、トペ・スイシーダを狙うが、タマがゴミ箱で迎撃。
　リングではロアがロウにストンピング。さらにフタでロウの背中に強打。そこからゲリラズ・オブ・デスティニーはトレイン攻撃。さらにタマのネックブリーカー、ロアのギロチンドロップ、タマのジャンピングボディプレスとたたみかけていく。
　しかし、ハンソンがゲリラズ・オブ・デスティニーを打撃で蹴散らすと、対角コーナーを往復するかたちで交互に延々と串刺しラリアット。さらにゲリラズ・オブ・デスティニー二人まとめて串刺しボディプレスを見舞い、続けてヒップドロップを狙うが、これはかわされてしまう。
　しかし、ロウがタマに裏投げのようなスープレックス。だが、すかさずロアがロウにスピアー。すると、ハンソンがロアにヒップドロップ。リング上、4人が大の字状態に。
　両チーム、同時に立ち上がると激しい乱打戦を展開。ロウがタマのバックを取ると、ハンソンがロープの反動を利用してラリアットを狙うが、そのハンソンをロアが受け止めてパワースラム。そして、タマはロウにトンガンツイスト。
　ここからゲリラズ・オブ・デスティニーはトップコーナーに登ると、ロウ目掛けてロアがダイビグヘッドバット、タマがダイビングボディプレス。さらにロアはタックルでロウをコーナーに突き刺し、続けてタマがロアの背中を踏み台にダイビングボディプレス。しかし、ロウはこれを受け止めると、ロアの背中に豪快に叩きつける。
　そして、ウォーマシンはタマに連携のオクラホマスタンピード。ハンソンは雄叫びを上げると、フォールアウトを狙う。しかし、ハンソンがロープに登ったところでチェーズ・オーエンズが現れて妨害。
　ここでゲリラズ・オブ・デスティニーはリング上にイスを二脚設置。そして、ロウにダブルのパワーボム。だが、ロウは必死にフォールを跳ね返す。すると、ゲリラズ・オブ・デスティニーはテーブルを設置。そして、ロウにゲリラ・ウォーフェアの体勢に入るが、ハンソンがカット。続いてハンソンはタマに側転からのラリアット。
　ここでオーエンズが乱入するも、ロウがニーで吹き飛ばす。ハンソンはロアに裏拳。そして、場外のタマに意表をついたトペ・スイシーダ。ロウはロアをジャーマンからの強烈なニーで黙らせる。すかさずロウはテーブルを持ち出し、最後はその上フォールアウトを炸裂。ロアから3カウントを奪取し、王座奪還に成功した。

COMMENT

ロウ「皆に言ったはずだ。俺たちウォーマシーンは復讐のために生きている。G.O.D.にリベンジを果たし、世界征服を成し遂げるのだ！」
ハンソン「2度目のIWGPタッグチャンピオン！もうこのベルトを離さない。そして、ベルトも俺たちの元を離れる事はない！」
ロウ「どこのチームでもいい。ベルトが欲しければかかって来い!!」
ハンソン「ウォーマシーンが世界を制覇する!!」

※タマ＆タンガはノーコメント