メインイベント終了後、KUSHIDAがリングを降りかけていたオスプレイへ近づき、抱き合って互いの健闘を称える。これでオスプレイは泣き顔になってしまい、ファンが「オスプレイ」コールで激励した。
続いて、株式会社バンダイナムコエンターテインメントの浅沼誠常務取締役が、KUSHIDAに優勝トロフィーを授与。そこからKUSHIDAがマイクアピールを行なった。
KUSHIDA「『SUPER Jr.』、優勝しましたー!(※大歓声&『KUSHIDA』コール) 今年に入ってから苦しい闘いが続いてたんですけども、3年越しでここ代々木(競技場・第二体育館)がチケット完売になりました(※大拍手)。皆さん、本当にご来場ありがとうございました!(※大拍手) オスプレイ、オスプレイ、サンキュー・ベリーマッチ(※大歓声)。ホントにありがとう…。優勝したら、やりたいことがあるんですけれども…。ご協力をいただいてもよろしいでしょうか?(※大歓声) 僕が新日本プロレスファンだったころ、東京ドーム、両国国技館で客席からウェーブが発生していました。ベタですけど、ここ代々木で復活させてもよろしいでしょうか?(※大歓声) せっかく満員なんで、いっちょご協力をお願いします」
ここからKUSHIDAはファンにウェーブのやり方を説明しつつ、「もう優勝してしまったら、何でもアリだ、コノヤロー」とジョークを飛ばす。そして、KUSHIDAのカウントダウンからファンがウェーブを行ない、美しく場内を2周した。
続いてKUSHIDAは、タイガー、田口、リコシェ、ACH、リー、ボラドールをリングへ呼び込み、それぞれと握手。すると、ファンの大コールを受け、テレビ解説を担当していたライガーもリングイン。KUSHIDAが「ライガーさん、『本当にお疲れ様でした』と共に、これからもよろしくお願いします」と声をかけると、場内が大歓声に包まれた。
さらにKUSHIDAは、「今日は泣きません」と力強く言い切り、恒例となった一本締めを行なうことを宣言。そして、リーたちにやり方を説明したのち、「長いシリーズでしたけども、本当に全国各地のご来場ありがとうございました」と、改めてファンに感謝の気持ちを伝える。
そして、「『BEST OF THE SUPER Jr.』大会の成功とKUSHIDAの優勝を祝いまして、それから新日本プロレスJr.の前途を祝しまして」という前置きからファンと一緒に一本締めを行ない、最後は「お疲れ様でした!」と声をかけた。
ここで尾崎仁彦リングアナウンサーがKUSHIDAの名前をコールし、キャノンで発射されたテープがリングに降り注ぐ。KUSHIDAはリングへ寝そべってそのテープに包まれたのち、トロフィーとROH世界TVベルトを掲げてコーナーへのぼる。そして、そのまま観客席を練り歩き、ファンと喜びを共有した。