• 2017.4.28
  • #Media
【いよいよ目前!4月29日(土)大分・別府決戦!】「“TIME BOMB”は時間切れさ。これからは俺の時間だ!」“挑戦者”リコシェに直撃インタビュー!!


いよいよ目前となった、大分・初のビッグマッチ! 4月29日(土) 『レスリング豊の国 2017』大分・別府ビーコンプラザ大会。

この大会で高橋ヒロムのIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦するリコシェに直撃インタビュー!!
 
『レスリング豊の国 2017』
4月29日(土・祝) 15:30開場/17:00開始
大分・別府ビーコンプラザ
★チケット情報★対戦カード情報
※※当日券は13:00より発売!
※「ロイヤルシート」「スタンドB」が残り僅かとなりました。

■ヒロムはクレイジーなファイターだけど、ただクレイジーなだけでなく幅広いスタイルに対応している


――さて、リコシェ選手。4.29別府での高橋ヒロム選手とのIWGPジュニアヘビー級王座戦を目前に控えたいまの心境はいかがですか?

リコシェ 最高にエキサイティングな気持ちだよ! もう1本、ベルトが増えるビッグチャンスだからね。

――あなたは4.4後楽園で田口隆祐選手や棚橋弘至選手とSANADA&EVIL&BUSHI組を下し、NEVER無差別級6人タッグを獲得しました。

リコシェ イエス。タグチジャパンのことだね(ニッコリ)。

――別府大会のあと、5.3福岡ではL・I・Jとのリマッチが組まれていますが、あなたにとってタグチジャパンはどのようなチームですか?

リコシェ フフフ。タグチジャパンは、とにかく試合をしていて最高に楽しいし、グッドチームだよ。もちろん、ただ楽しいだけじゃない。タナハシとタグチというニュージャパンのトップ選手とトリオが組めるのは自分にとってすばらしい経験であり、光栄なことだ。試合をするたびにたくさん学ぶことがあるよ。ぜひIWGPジュニアを獲って、その勢いでNEVER6人タッグのベルトも防衛したいね!

――イッキに二冠王を目指すと。そもそも、あなたは4.9両国でKUSHIDA選手に秒殺勝利を収め、IWGPジュニアヘビーのベルト防衛に成功したヒロム選手に挑戦を表明したわけですが、その理由は?

リコシェ フフフ。それは「ついに俺が挑戦するときが来たな!」と思ったからさ。これまで『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝をはじめ、IWGPジュニアタッグやNEVER 6人タッグを獲得し、ニュージャパンで多くのことを成し遂げてきた。あと、俺がやるべきことはIWGPジュニアヘビーのベルトをこの腰に巻くことなんだ。それをヒロムが持っているのなら、俺は全力で獲りにいくだけさ。

――あなたかは王者のヒロム選手に、いちレスラーとしてどのような印象をお持ちですか?

リコシェ 一言で言えば、クレイジーなファイターだね。でも、そのファイトはただクレイジーなだけでなく、幅広いスタイルに対応している。

――たしかにドラゴン・リー戦や田口戦やKUSHIDA戦、ヒロム選手のこれまでの防衛戦を見ていてもそのあたりを伺いしれるというか。

リコシェ イエス。じつはそういうスタイルの相手が、自分にとっては一番闘いにくいんだ。だけど、俺はチャレンジャーとして臆することなく立ち向かっていきたいね。

■俺は14年前にキャリアをスタートしたときから、ずっとIWGPジュニアヘビーのベルトを目指してきた


――ちなみにヒロム選手のどのあたりにクレイジーな部分を感じますか?

リコシェ 彼の考えがまったく予想つかないところだね。彼自身、自分の頭の中を読みきれてないんじゃないか? あの観客にもぶつかりそうになるくらいの破天荒なファイトスタイルもクレイジーだけど、それ以前に彼の頭の中で考えていることこそがクレイジーだと思うよ。

――ヒロム選手は4.9両国のバックステージで「リコシェ、あ~そぼ!」と発言していたが、それについて思うところは?

リコシェ そういうコメントにも、ヒロムの異常さを感じるよ。しかも、彼はベルトと会話ができるんだろ?(笑)。きっと、ヒロムはあのベルトをただの“オモチャ”と捉え、あのポジションにいることすらゲームだと思ってるんじゃないか? 

――まさに遊んでいるんじゃないか、と。

リコシェ でも、俺のほうは遊んでいる気なんてサラサラないよ? 俺はプロレスに対して常にシリアスに取り組んでいる。あのベルトを獲得することが目標であり、ジュニア王者になればゲームなんかじゃ味わうことができないような、極上の達成感を知ることができると思っているんだ。

――この王座戦はある種、クレイジーとシリアスの対決なんですね。

リコシェ フフフ。そのとおりだね。俺は自分がベストであることを証明するためにも、あのベルトがほしい。

――これまでリコシェ選手は世界中のリングで活躍してきたわけですが、そんなあなたにとってIWGPジュニアヘビーのベルトはどのようなもの?

リコシェ グッド・クエスチョン! IWGPジュニアヘビーのベルト、それは自分にとって何物にも変えられないくらいに大きなものなんだ。このベルトのヒストリーを思い起こしてほしい。これまで獣神サンダー・ライガーやブラック・タイガー、ペガサス・キッドにオーエン・ハート、プリンス・デヴィット(現フィン・バロール)、コータ・イブシ、KUSHIDA……、そうそうたるレスラーたちがあのベルトを巻いてきた。そうだろ?

――まさにジュニア最高峰のベルトというか。

リコシェ イエス。俺もこのベルトこそ、ベスト・オブ・ザ・ベストだと思っているし、14年前にプロレスラーとしてのキャリアをスタートしたときから、ずっと目指してきたんだ。だから、自分はこのチャンスを活かして100パーセントの力で獲りにいくし、ヒロムはそれをまざまざと体感することになるだろうね。

――では、歴代の名だたるIWGPジュニアヘビー級王者と比べて、ヒロム選手をどう評価しますか?

リコシェ そうだな。過去のチャンピオンたちに比べてヒロムはまだ若いし、“軽い”感じがする(ニヤリ)。でも、彼もこれからキャリアを重ねていけば、ファンがライガーやペガサスをそう見るように、歴史に残るようなレスラーとして成長するかもしれないね。

■俺がベルトを獲得したらアメリカやメキシコで試合をして、ニュージャパンの魅力を世界に広めたい


――これまでにリコシェ選手は2014年6月に飯伏幸太戦、そして2015年8月のKUSHIDA戦と、2回にわたってIWGPジュニアヘビーに挑戦しましたがいずれも惜敗を喫しました。そのときと比べて、今回の挑戦に何か違いは感じますか?

リコシェ 一番の違いは自分自身の経験だね。過去の2回はフィジカル面では十分でも、メンタル面で少し足りない部分があったと思う。いま考えると、まだあのベルトを巻く器じゃなかったのかもしれない。でも、いまは経験を積んで、チャンピオンになる準備は万全だよ。

――チャンピオンといえば、リコシェ選手が自分自身を“キング”と名乗る理由を教えてもらえますか?

リコシェ オーケー。たしか2014年前後から、自分をそう呼び始めたと記憶している。その当時、『BEST OF THE SUPER Jr.』やPWGの『Battle of Los Angeles』で優勝し、自分自身が成長する中で、“ハイフライヤーのキング”のようなステータスをつけたかったんだ。それは同時に自分や相手に対して「キングと闘うんだぞ」という意思表示にもつながるしね。あとは単純に“キング”という言葉が最高にクールだからさ(笑)。

――いろんな思いが込められているわけですね。そんなリコシェ選手にとって、新日本プロレスはどのようなリングであり、どのあたりが好きですか? 

リコシェ ニュージャパンのスペシャルポイントは、所属しているレスラーたちにあると思う。どのレスラーもトップレベルであり、ハイクオリティな試合を展開することで世界中にその名が知られている。きっと、レスラーだったら誰もがこのニュージャパンの闘いに加わりたいと思っていることだろう。自分自身、その一員でいられることにプライドを持っているよ。

――プライドといえば、ケニー・オメガ選手も「ニュージャパンの試合で世界のプロレスを変えたい」と発言していますが、それについて思うことは?

リコシェ ケニーの発言は正しいことだと思うよ。俺たちのような外国人を含め、ニュージャパンをもっと世界規模の大きな団体にしたいと願っている選手は、たくさんいるんじゃないかな? そのために自分たちは会場に来ているファンや新日本プロレスワールドを観ているファンが楽しめるような試合を、いつでも100パーセントの力を出してやっているんだ。

――なるほど。

リコシェ もし、俺がIWGPジュニアヘビーを獲得することができたら、そのベルトを持ってアメリカやメキシコでも試合をして、ニュージャパンの魅力を世界に広める手伝いができればと思うね。だから、俺はケニー・オメガの言葉には完全に賛同するよ。

■ヒロムの動きは予測できない。だからこそ自分自身が何をするかが、この勝負のキーを握ると思う


――話を戻すと、4.29別府大会であなたが対戦するヒロム選手は予測不能な技や、強烈な個性でジュニア戦線に新風景を作り上げました。今回の二人の試合は、どのようなものになると思いますか?

リコシェ そうだね。まず、俺自身がしっかりと自分の試合をすることが重要だと考えている。ヒロムは何をしてくるかわからない相手だから、とくに戦略は考えていないけど、とにかく自分の新しい動きや得意技を繰り出していって、自分が世界一だということを証明したいね。相手の予測はできないけど、自分のことはよくわかっている。じゃあ自分自身が何をするか? そこが勝負のキーを握るんじゃないかな。

――では、ヒロム選手に対して一言お願いします。

リコシェ オーケー。ヒロムはニュージャパンのリングに戻ってきてから、混沌を巻き起こしている。そして、それは多くのファンの支持を集めているけど、もう終わりだ。彼は自分のことをTIME BOMB(時限爆弾)と呼んでいるが、もう時間切れさ。これからは俺の時間の始まりだ!

――最後に4.29別府の王座戦を楽しみにしているファンにもメッセージをお願いします。
 
リコシェ 別府のファンのみなさん、俺とヒロムの試合を楽しみにしてくれてありがとう! 今回のIWGPジュニア王座戦は、誰にとっても見応えのある特別な試合になると思う。みんなにはリラックスして、この試合をエンジョイしてほしい。そして、リコシェこそ “キング”であることを知り、崇めてほしいね。フフフ!

『レスリング豊の国 2017』
4月29日(土・祝) 15:30開場/17:00開始
大分・別府ビーコンプラザ
★チケット情報★対戦カード情報
※※当日券は13:00より発売!
※「ロイヤルシート」「スタンドB」が残り僅かとなりました。

■『Road to レスリングどんたく 2017』
4月30日(日)15:00 宮崎・日向市文化交流センター
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※チケット好評発売中!

5月1日(月)18:30 鹿児島・姶良市総合運動公園体育館
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■『濵かつ Presents レスリングどんたく 2017』 
5月3日(水・祝)17:00 福岡・福岡国際センター
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※「ロイヤルシート」「アリーナ席」は完売となりました。
※「1階ひな壇席」は残り僅かとなりました。

■『NEW JAPAN ROAD』
5月5日(金)18:00 愛媛・松山市総合コミュニティセンター・キャメリアホール
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※「ロイヤルシート」「指定席B」が残り僅かとなりました。

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