いよいよ目前!! 「戦国炎舞-KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017」4月9日(日)両国国技館大会のIWGPヘビー級選手権試合で、“NEW JAPAN CUP 覇者”柴田勝頼選手の挑戦を受ける、オカダ・カズチカ選手に直撃インタビュー!
★4.9両国国技館大会は、新日本プロレスワールドで完全生中継!!
■『戦国炎舞-KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017』
4月9日(日)16:00~ 両国国技館
(※第0試合は15時40分~開始予定)
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※「砂かぶり」「2F特別席」「2F指定席」は完売となりました。
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■“いまのプロレス”をボクたちは生きてますから。「過去がどうだ」とか関係ないですね。
――さて、オカダ選手。いよいよ4月9日(日)両国国技館で、柴田勝頼選手の挑戦を受けますが、現在のチャレンジャーの印象についてお願いします。
オカダ そうですね。柴田さんは『NEW JAPAN CUP』に優勝して、こうやってボクと連日のように前哨戦を闘ってますけど。まあ、「プロレスを楽しんでる選手だな」とは思いますね。
――なるほど。今回につながる発端は、2014年2月11日大阪大会(当時・本隊の後藤洋央紀がオカダにIWGPヘビー級選手権で敗戦後、セコンドの柴田がオカダとリングで向かい合うも、オカダは「『NEW JAPAN CUP』に優勝してから来い」と一刀両断した)からだと思いますが、3年前の柴田選手といまの柴田選手に違いはありますか?
オカダ う~ん。正直、3年前の柴田さんがどんな柴田さんなのかを知らないんですよね。その時の印象もないですし、何が違うのかってのもよくわからないですね。
――過去に、一度だけ『G1 CLIMAX 23』公式戦(2013年8月7日仙台大会)でシングル対決を行ってますが、その時の印象は?
オカダ あの時は、やっぱり“トガってた”というか、ホントに殴る・蹴るだけのようなイメージはありましたね。投げて・関節技極めて・PKで終わりっていうスタイルだった気はします。でも、いまはキャッチレスリングやったり、プロレスを楽しんでるなと。ただ、一方で「トガったモノもなくなっちゃったんじゃないかな」とは思いますね。
――「プロレスを楽しんでる」という言い方は、皮肉にも聞こえますが。
オカダ フフフ。まあ、よくわからないですからね。昔みたいにギラギラして尖っていた柴田さんがいいのかもしれないですし。でも、いまのスタイルの柴田さんが『NEW JAPAN CUP』に優勝したわけですから、いまの方がいいのかもしれない。どちらがいいのかボクにはわからないです。
――ただ、対戦が決まった当初、オカダ選手は柴田選手に対して、なかなか言葉を発しませんでしたね。
オカダ 言葉を発しなかったっていうか、『NEW JAPAN CUP』決勝戦のあと、ボクが出てこなかったから、そういう風になってると思うんですけど。ただ、選ばれたチャンピオンが優勝者の前に出ていかなきゃいけないなんてルールはないですし。それで「なんでオカダは出てこなかったんだ?」と言われても、試合が終わって着替えてる時、急に「オカダ!」って呼ばれても行けないじゃないですか。それをそんな風に言われても。べつに、ボクはしゃべらないわけでもないですから。
――キチンと言いたいことは言ってると。
オカダ ホントに思ったことはガンガン言わせてもらってます。ただ最近、柴田さんがボクに言ってくることはいちいち「古いな」と。「それ、もう4~5年前に先輩にさんざん言われたよ」っていうことばっかり言われてるんで、「しゃべる方は得意じゃないのかな」とは思いますね。
――柴田選手は、「かつてのIWGPは、いつなんどき誰の挑戦でも受けるものだった」というような主張もされてますが。
オカダ まあ、ボクは昔を知らないですし、いまは“いいタイミングで・いい相手と・いい場所でやる”のがIWGPだと思ってますんで。どこでもやって誰でも挑戦できたら、価値は下がっていく一方ですから。だから、柴田さんの思うIWGPがそうだと言うのなら、自分がチャンピオンになって、そういう王者像をみせていけばいいんじゃないですか。
――柴田選手は、「おまえの知らない新日本プロレスを知ってる」という言い方もしてますが。
オカダ まあ、知りたくもないですよね(キッパリ)。柴田さんが知ってるのは、プロレス人気がドンドン下がっていった頃のプロレスだと思いますし。べつに、知る必要もないことですね。だって、いまのプロレスをボクたちは生きてますから。「過去がどうだ」とか関係ないですね。
■今回は、IWGPヘビーに挑戦するわけですから、並大抵の根性じゃダメだと思いますね
――柴田選手が2012年に新日本に復帰して以来、NEVER無差別級王者になるなど様々な活躍を積み重ねて、ようやくIWGPヘビーに辿り着いたわけですが。
オカダ まあ、NEVER無差別級で柴田さんがやってきたことは素直に「凄い」と思いますけどね。あんだけ毎月のように防衛戦やって、イギリスにも行って防衛戦やったりとか。……まあ、「柴田さんレベルにしては、凄いことをやってきたんじゃないかな」という意味ですけど(ニヤリ)。
――柴田さんレベルにしては、ですか。
オカダ フフフ。ただ、IWGPヘビーっていうのは、その一つや二つ、もっと上にありますから。今回は、そのIWGPヘビーに挑戦するわけですから、並大抵の根性じゃダメだと思いますね。
――いま“根性”という言葉もありましたが、オカダ選手は3月26日後楽園大会で「根性があるだけで、このベルト獲れるほど、安くねぇんだよ」とおっしゃってました。
オカダ だって、プロレスラーは根性なんてみんなありますもん。それに、根性があろうがなかろうが、強い人は強いですし。「根性がある」イコール「強いわけじゃない」ですから。新日本プロレスのレスラーはみんな根性あると思いますし、その中でも一番強いヤツがベルトを巻いてるだけですから。もし、ボクの言ってることが違うというのであれば、柴田さんがベルトを獲って、それを言ってもらえればいいんじゃないかなと。
――逆に、オカダ選手から柴田選手に「IWGPヘビーはこういうものだぞ」って言いたいことはありますか?
オカダ やっぱり“IWGPはプロレス界の顔”ですからね。「チャンピオンがダメ」って見られたら、イコール「プロレスがダメ」って見られちゃいますから。チャンピオンが強くなかったら、「プロレスラーって強くないんだな」と思われますし。カッコよくなかったら、「プロレスラーってカッコよくないな」と。おもしろくなかったら、「プロレスラーっておもしろくないんだな」と思われますから。
――すべての面で、プロレスの代名詞として見られてしまうと。
オカダ ええ。いろんな意味で、“プロレス界の顔”なので。柴田さんはまだそこまで考えれてないんじゃないかなと思いますけど。IWGPヘビーは、そういった責任のあるベルトだと思いますね。
――柴田選手はそこの境地まで至ってないですか?
オカダ と、ボクは思いますね。まあ、今回はおたがいに主張が違うというか、“水と油”みたいな感じになってますから。「柴田さんが正しい」と思う人もいると思いますし、「オカダ、生意気だな」と思う人もいると思いますし。その答えをリング上でシッカリ出せたらいいんじゃないかなと。
■柴田さんの方が“被ってる”んじゃないかなと。「俺こそ、昔の新日本プロレスのレスラーだ」というようなマスクを
――柴田選手は、「オカダはレインメーカーというマスクを被っている。俺はそのマスクの下のオカダを引き出して闘いたい」というようなコメントもされてますが。
オカダ そういう部分が「古いな」と。そんなこと、ボクはもう何年も前から言われてますし。なんなら、ボクは柴田さんの方が“被ってる”んじゃないかなと。「俺こそ、昔の新日本プロレスのレスラーだ」というようなマスクを被ってるような気がしますので。逆に、それを剥がしてやろうかなと思いますね。
――オカダ選手は今年に入って、1.4東京ドームのケニー・オメガ戦、2.5札幌の鈴木みのる戦と、違った種類の激闘を繰り広げてきた中、今回の試合はどんな位置づけですか?
オカダ まあ、防衛戦は防衛戦で変わらないですし。でも、ドンドンいい試合をしていきたいと思ってるんで。ただ、いい試合をするには勝たないといけないですし。ハードルがドンドン上がっていくような試合をしていきたいなと思いますね。
――今回の試合に勝つと、もうハードルが上がり過ぎて、簡単にチャレンジャーを選べないぐらいの状況になると思いますが。
オカダ フフフ。でも、チャレンジャーなんて次から次に出てくると思いますし。自分も、いつもマックスで終わってるわけじゃないですからね。やっぱり、常に闘いも変わって、相手の強さもその都度、違ってくると思いますし。ハードルがドンドン上がっても自分自身はさらに大きくなってますんで、軽く乗り越えていきたいなと思いますね。
――まだまだ上にいけると。
オカダ ボク自身ももっと上に行かないと。さらにハードルを上げつつ、強い相手に挑戦してもらってそれを越えていくためにっていうのが、自分の楽しさの一つなんで。
――そこに楽しさも見出してますか。
オカダ ええ。ボク自身、今度の柴田戦もワクワクしてますし。このところ、毎月シングルマッチをやって、自分自身もツラいですけど、納得できる試合をして勝ってきてますんで。両国でも勝って、かつ自分でも納得できる試合をして、カネの雨を降らして、また次のステージに進んでいきたいと思います。
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