WRESTLE-1の武藤敬司選手がプロデュースする「PRO-WRESTLING MASTERS」第1弾興行が、2月8日(水)後楽園ホールで行われ、新日本プロレスから獣神サンダー・ライガー選手が参戦した。
ライガー選手はメインイベント『プロレスリング マスターズ集結!甦る平成維震軍 スペシャル8人タッグマッチ』に登場。
武藤選手、長州力選手、藤波辰爾選手とタッグを結成し、“平成維震軍”越中詩郎選手&ザ・グレート・カブキ選手&AKIRA選手&齋藤彰俊選手 with 青柳政司選手組と対戦した。
また、リングアナは田中秀和氏、レフェリーは田山正雄氏が務めた。
そして、試合はコール終了と同時に平成維震軍が先制攻撃を仕掛けると、越中選手が長州選手にケツ攻撃を連発。
これに怒った長州選手がリキラリアットで反撃に出ると、サソリ固めの体勢へ。
しかし、これは齋藤選手がカットに入り、極めきれず。
AKIRA選手対ライガー選手の場面では、AKIRA選手がドロップキック、ストンピング、ヒザ蹴りを連続で見舞っていくと、ライガーもお返しのトペスイシーダを発射。
さらに、武藤選手が齋藤選手にフラッシングエルボー、STFを極めるなど、試合開始直後からヒートアップ。
10分経過した試合中盤では、長州選手が齋藤選手にリキラリアットから再びサソリ固めの体勢へ入るも、これは越中選手がカットへ。
それでも、藤波選手が齋藤選手に、武藤選手も越中選手にドラゴンスクリューを放ち試合を優位に進める中、平成維震軍も越中選手のヒップアタックなどで反撃に出る。
そして、勝負に出たカブキ選手が必殺の毒霧を放つも、これがまさかのAKIRA選手に誤爆。
そこへ長州がリキラリアットを決めると、すかさず武藤選手がシャイニングウイザードを的中させるが、カウント2。
それでも、最後は武藤選手がムーンサルトプレスを炸裂させ、AKIRA選手から3カウントを奪った。
試合後、各選手以下のコメントを残した。
■武藤選手のコメント
「ゲキを飛ばされたら、ムーンサルト、飛ばないわけにはいかないでしょ。何はともあれ楽しかった。肉体はしんどかったけどね。この人たちの思い腰を上げる、やる気がある時に声をかけないと。時間とは闘っても勝てないけど、先輩方の名前を残していきたい。日本でも、アメリカみたいにプロレスの殿堂を企画してもいい」
■長州選手のコメント
「やっぱしんどいけど、これだけお客が入って、敬司の苦労が報われたな」
■藤波選手のコメント
「これだけ揃えば、みんなにつられて動かされる」
■ライガー選手のコメント
「次、またお願いします」と、継続参戦に意欲を見せた。
■武藤敬司プロデュース「PRO-WRESTLING MASTERS」
2月8日(水)東京・後楽園ホール
<メインイベント プロレスリング マスターズ集結!甦る平成維震軍 スペシャル8人タッグマッチ>
○武藤敬司&長州力&藤波辰爾&獣神サンダー・ライガー
(15分23秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)
越中詩郎&ザ・グレート・カブキ&齋藤彰俊 with 青柳政司&AKIRA×