12月12日、新日本プロレス事務所にて『戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』全カード発表記者会見が行われ、一昨日の『WORLD TAG LEAGUE 2016』優勝決定戦で“IWGPタッグ王者”タマ・トンガ&タンガ・ロア組を破り、見事2連覇を果たした、真壁刀義選手&本間朋晃選手が登場した。
★会見の模様は新日本プロレスワールドで公開中!
■『戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』
2017年1月4日(水)17:00〜 東京ドーム
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■真壁刀義選手&本間朋晃選手のコメント
本間「やっぱ、“史上初”って、凄い響きますよね。それを、ボクと真壁さんでできたってことに、誇りを持ちますし、この史上初の記録をどんどん伸ばしていきたいと思います」
真壁「まぁでも、今本間が言ったみたいに、“史上初”、“連覇”だよな。史上初っていうのは、どうでもよくて、連覇だよな。今の俺と本間でしかできないプロレスで、俺と本間でしかできない勝ち方で、のし上がってきたつもりだから。決勝は、冗談抜きな話で、俺と本間がのされて、『ヤベェな』と思ったけど、意地だよね」
本間「あの時はいけると思ったっすけど、今日になって痛いっすね」
真壁「痛いな。疲労度が、マジでヤベェよ、ほんとに」。
本間「それだけ、シリーズが激闘だったっていうことだと思います」
真壁「ほんとだよな」
本間「長かったですし」
真壁「長かったよな。最初、ヨシタツとビリー・ガン。あのビリー・ガンの年齢だよな。53(歳)? ふざけんじゃねぇよバカヤロー」
本間「(真壁さんと)近いっすね」
真壁「近い? 10個も上だバカヤロー。いい加減にしろバカヤロー。お前も、そんな変わんねぇじゃねぇか。でも、凄いよな。あの年齢でも、あの身長で、あの身体だぜ。あの年齢でも、俺たちが恐怖を感じたからさ。その部分で言っちゃ、すげぇよ。だって、ヤツの攻撃のスピードも落ちねぇしよ。最初っから最後まで、アイツのレベル落ちなかったろ? やっぱ、強敵だよな。『さすがだな』って思ったよ。あと、もう一つ、柴田と永田だよな。あのチーム、最後の最後まで粘ったつもりでいたけどよ、本間が盾になって、俺を救ってくれた部分はあるんだけど、やっぱり最後いかれた部分もあって。そういうことを考えると、やっぱりすべてに勝たねぇと、気が済まねぇと思うし。ヤツらには『リベンジしてぇな』と思ってるよね。まぁだから、一つこの『WORLD TAG LEAGUE』優勝できて安心。そんなこともねぇんだよな、逆に言うと。優勝できて、『見たか、お前らよ』っていうのが、俺と本間の正直な気持ちだよな」
本間「真壁さん、たぶんわかってないと思うんですけど、今挙げた2チームに負けてるんですよ」
真壁「そうだよ」
本間「おぉ!わかってる」
真壁「わかってるよ。そこまでバカじゃねぇよ。そこまで頭打ってねぇぞ」
本間「『たまたまかな』と思って」
真壁「バカ言ってんじゃねぇよ。今日、昼間何食ったか、それは忘れてるかもしれねぇ。だけど、あのチームに負けてるっていうのが、俺たちは悔しいよね。だから、是が非でも、次のシリーズ、その次のシリーズも、当たる可能性はデカいよな。そういったところに関してはよ、『借りを返すぜ』ってとこだよな」
――1月4日の東京ドーム大会で、IWGPタッグに挑戦が決まりましたが?
本間「いやぁ、楽しみですね。6試合目、その6試合目で“第73代”新チャンピオンが決定しますから。防衛はさせません。あと、東京ドームの全カードを見ても、やっぱ早々出てる大会じゃないんで、あの長い花道を歩けることを、凄く楽しみにします。それで東京ドームでは、こけしをバッチリ決めて、新チャンピオンになりたいなと思います」
真壁「昨日の今日の話だからよ、正直、憎しみとかそんなものはねぇんだ。今はねぇんだよ。ただ、時間が経てば経つほど、こういう会見が終わった後、取材を受けた時にさ、またメラメラと燃え上がってくるんだよな。タマ・トンガ、タンガ・ロア、確かに凄ぇヤツだよな。これ冗談抜きな話で、タマ・トンガのレベルが物凄い上がってんだよ。それは見てる連中も思ったし、控室で試合を見てるレスラー連中、ヤツらもみんな思ってるはずなんだよな。本当に腕が上がってんだよ。強さも上がってんだよ。そんなものも含めてさ、俺と本間で、相手が強大なればなるほど、ワクワクしてくるしよ。相手にとって、不足はねぇわけよ。チャンピオンだろ? こちとら、『WORLD TAG LEAGUE』の2連覇のチャンピオンだよ。ハッキリと結果を伴って、ベルトを巻いてやる。それだけだ」
――また、東京ドーム大会は、当日の夜に、地上波で2時間41分の特番が放送されますが?
本間「ながっ!? 2時間? 2時間41分って、ほぼほぼ全試合見れるじゃないですか。じゃあ、会場に来れない人も、テレビで見れるってわけですよ。でも、テレビで見れるんだけど、やっぱり会場に来てもらいたいですね。会場に来た上で、反省会もかねて、夜見るってことで。まずは、会場に足を運ぶ。2時間41分って凄いっすね。我々の試合もいけますよ、真壁さん」
真壁「『いけますよ』じゃなくて、当たり前だろ。試合順考えろよ。第6試合だぞ」
本間「真壁さん、いけますよ」
真壁「いけるよ。俺と本間の合言葉として一番くるのは、カッコつけることだからよ。俺と本間が巻いてたベルトを、目の前で獲られて、取り返すだろ。それで、『WORLD TAG LEAGUE』2連覇だろ。一番カッコいいだろ。そこに、標準を合わせてるからよ。ぜってぇ獲ってやるよ」
本間「カッコいいですけど、泥臭いっすよね」
真壁「泥臭いな。確かにキレイな感じで、カッコよく決めたことねぇからな」
本間「でも、ボク思ったんすよ。『泥臭いのも、カッコいいかな』って思ってきちゃって。
真壁「どっちなんだよ!」
本間「思いません?」
真壁「バカヤロー。泥くせぇから、人の心に残んだよ。だから、俺たちはそういう試合をしてんだよ」
本間「そうなの?」
真壁「『そうなの?』って、お前が聞くのやめろ。聞き返すのもやめろ。そういうことだ」
本間「まぁ、あぁいう闘いってのは、ボクと真壁さんにしかできないと思ってるんで、あの兄弟には、絶対負けたくないです。2連敗してるんで、2連勝してやりますよ」
■質疑応答
――2016年は4月にベルトを獲られて、そこからベルト戦線に絡めない中での、今回の『WORLD TAG』への想いは強かったですか?
真壁「もちろんだろ。4月に陥落してからさ、俺と本間って、誰よりもインパクトあるわけだ。道端歩いてたって、誰でも声をかけてくるしよ。じゃあ、新日本プロレスの中で、どれだけ栄冠持ってる? ベルト持ってねぇじゃねぇかよ。その落差に、凄い自分自身のプライドが許さなかったよな、正直よ。『ふざけんじゃねぇ』って。だって、俺と本間の成り上がった根本は、“反骨心”だからよ。反骨心があるからこそ、『ふざけんじゃねぇ』なんだよ。だから、そこに今回こういう形になって、絶対にリベンジを果たさなきゃいけなかったし。果たす相手は、決勝だったろ? これは間違いなく結果を出せて、一つはホッとしてる部分はあるよ。だけど、『じゃあ、よし! 次だ!』ってエンジンはかかったよね」
本間「いやぁ、悔しいことばっかっすね。両国っていう大会場で獲られて、どんたくで獲り返そうと思っても、獲り返せず。そのあと、まったくもって名前も出ず。『順番回ってくるかな』と思っても、今の新日本プロレスの選手層の厚さでは、なかなか順番も回って来ないんで、『どうやってアピールしていこうか?』と。やっぱり、この『WORLD TAG』優勝しかないだろと。でも、一つ間違えてほしくないのは、『WORLD TAG LEAGUE』の優勝=IWGPタッグ挑戦権じゃないんですよ。やっぱ、『WORLD TAG LEAGUE』の優勝は優勝なんですよ。この優勝だけは、誰にも譲りたくないですし。もし来年チャンピオンとして、『WORLD TAG LEAGUE』に参戦できたとしても、ぶっちぎりで優勝したいなと思います。もう『WORLD TAG』だけには、特別な思いがありますよ、やっぱ」
――今回のフィニッシュは、こけしとキングコング・ニードロップの連続技でしたが、この順番にもこだわりがあるんですか?
真壁「順番は、特にねぇよ。ただ、あの瞬間に権利を持ってたのは、俺だしな。だから、俺が最後に獲らなきゃ意味ねぇだろ」
本間「そこはタッチをいただても良かったかなと」
真壁「いや、あそこでタッチするとなると、お前が出しゃばってくるだろ? そうすると、俺がまた戻んなきゃいけねぇから。いや、ちょっと待て! そんな余裕2人ともなかったろ? そんなこと考えてる余裕がねぇわ。もう『今だ、今だ』って急いでたから、そういう部分だよね」
――では、特に順番は決まってなくて、いける時にいくってことですね。
真壁「そう。いける時に、いける方がいかないと。だから、今回のリーグで、俺2つしか獲ってないだろ? あとのは、本間が獲ってるしさ。そういうのを考えると。チャンス、『ここだ』と思った時に獲らねぇと、獲れねぇよ」
――逆に言うと、トップロープからの必殺技が2つあるっていうのは大きいですか?
真壁「そりゃそうよ。それでのこけしインパクトだろ? こけしインパクトからの、それぞれのフィニッシュに持ってったら、誰が返せるよ。あそこで返したら、腰抜かすな。もう出すもんねぇもんな。それぐらい魂入った技だから」
本間「やっぱ、真壁さんはそういう風に言ってますけど、初期のG.B.Hの気持ち。馴れ合いじゃない。『俺が! 俺が!』っていう気持ちは、いまだにあるんで、『自分が獲りたい』っていう気持ちはありましたね。なので、若干悔しさはありますね。嬉しいんですけど、『俺が獲りたかった』っていう気持ちもありましたね。
――昨年の『WORLD TAG』決勝の時は?
本間「ボクですね。あれは、真壁さんの懐の広さで、譲ってくれたのかもしれないけど、今回は余裕がなかったみたいですね」
真壁「余裕ねぇよ」
――来年2017年は、1月4日のタイトルマッチから始まる、お2人にとっては節目の年となりますが、思い描いてるプランはありますか?
真壁「来年、俺も本間も、デビューして20年だからな。20年ってわかる?」
本間「成人式!」
真壁「そう。成人式だよ。凄ぇことだよ」
本間「一丁前っすね。」
真壁「一丁前だよ。お前もだろ。まぁ、でもそんだけ、俺たちもホッとしてんだよ。案だけの激闘やってね、『WORLD TAG』2連覇だぞ。さっき本間が言ったけど、タッグリーグ獲ったから、IWGPじゃねぇんだよ。このタッグリーグ獲るって、どんだけ凄ぇことかってこと。ほんとにわかんねぇと、『ダメですよ』ってことだよな。で、質問はなんだっけ?」
――質問は、来年は節目のデビュー20年となりますが、どんなプランを描いてますか?
真壁「だから、本当に20年だから、ほんと節目も節目だよな。20年って、誰しもがやり遂げられる期間でもねぇしな。20年っていう最高のシチュエーションでさ。俺たち、全盛期って言ったら、今の二十歳ぐらいのガキどもに比べたら、確かに落ちてるかもしれないけどさ、プロレス勘だったり、プロレスのテクニックからしたらさ、ガンガン上がってるからな。だから、そういったことでは、また新たな試みをしてみてぇよな。前にも言ったように、タッグを獲らなきゃいけねぇし。それを獲った後は、俺も本間も、シングルでも勝負してみてぇし。いろんな意味で、ベルトを腰に巻きてぇよな。これは、プロレスラーである以上は、絶対条件だよな。プロレスラーを名乗ってる以上は、それだけの野望を持ってないとレスラーじゃないと思ってるから。そういうのどんどん実現していきてぇなと」
本間「タッグ=真壁&本間っていうのを、みんなに知ってもらいたいですね。もう『タッグと言えば、本間と真壁だな』っていう風に言われるような、タッグになっていきたいと思います。あと、20年目ということで、20年っていろいろありましたけど、みんなに聞くと、『疲れたなぁ』とか、『身体しんどいなぁ』とか言う人、いっぱいいると思うんですよ。実はですね、自分すっごい調子いいんすよ。半端なく調子いいんすよ。体調も良くて。ただ、若干頭髪が気になってる人もいるかと思うんですけど、ここは調子悪いですけど、他の部分はメチャクチャ調子がいいんで、バリバリいってやろうと思います、20年目は」
真壁「最終的には、失笑じゃねぇかよコノヤロー。もうちょっとこいよ。そういうとこだよ」
本間「冷めてんすよ、みんな」
真壁「冷めてんのか? 目覚まさせんぞコノヤロー。っていうことだよな。どう?」
清野アナ「いいまとめだと思います」
本間「あと、この(『WORLD TAG』の)トロフィーは去年からなんですよね。だから、ボクと真壁さんしか触ったことないトロフィーなんで、誰にも触らせたくないですね。このトロフィーは、守り続けていきたいと思います」
『戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to TOKYO DOME』
12月16日(金)18:30〜東京・後楽園ホール
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※当日券は、16時より発売。
12月17日(土)18:30〜東京・後楽園ホール
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※前売チケットは完売しました。
※当日券は、16時より立見券のみ発売。
■『戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』
2017年1月4日(水)17:00〜 東京ドーム
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