「WORLD TAG LEAGUE 2016」優勝決定戦・宮城大会の翌日12月11日(日)仙台・バーイズントイット仙台にて、初のオフィシャルファンクラブ『Team NJPW限定ファンミーティングin SENDAI』が開催された。
会場には、多くのお客様が集い、中には首にチェーン巻いた方、オレンジのダウンジャケットを身にまとった方も見受けられた。
まずは、第1部のトークショーとして、司会の阿部誠リングアナの合図で、まずは見事『WORLD TAG』2連覇を果たした“G.B.H”真壁刀義選手&本間朋晃選手が、優勝のトロフィーを持って登場した。
すると、会場に集まったファンから、2連覇を果たした両選手に「おめでとう!」と祝福の声がかけられた。
真壁「本日は、短い時間ではありますが、仲良くよろしくお願いします」
また、本間選手マスクをして風邪を引いてしまった様子であったが、真壁選手から「お前、風邪引いてるのに、なんでノースリーブなんだよ!」とすぐさまツッコみが入り、いきなりのコンビ芸を披露し、会場を盛り上げると、話題は昨日の優勝決定戦へ。
真壁選手は試合を振り返り、「いやぁ、きつかったね。久々に『やっべぇな』と思ってね。『ここで俺たちが負けたら』っていう危機感は凄かったよね。ただ結果的に、あぁいう試合で、勝てたってことは良かったし、本間のサポートがなかったら、俺もいかれたと思うし、そう考えると、本間も頼もしくなりましたよ」と、長年のパートナーへの想いを語った。
これに対し、本間選手は「一言物申したいんですけど、昨日本当はボクが勝ちたかったんですよ。でも、真壁さんが出しゃばって」と、本音をポロリ。
さらに、本間選手は「本当はボクが獲って、『こけし・イズ・ハッピー』って言いたかったんです」、「次回は譲ってください」と、続けて物を申すと、これには、真壁選手も思わず「しつけぇな」とツッコみが。
第1部のトークショーは、ライガー選手の“グレート・ブサイク・ハッピー”発言や、コメントで噛んだ話、普段からの両選手の関係性、来年で20周年を迎える両選手のデビュー戦、カルビーポテトチップス・モンブラン味など、様々な話題についても語られ、終始大盛り上がりであった。
※カルビーポテトチップス・モンブラン味は、来場者一人一人にプレゼントとされた。
続く第2部では、“IWGPジュニアヘビー級チャンピオン”KUSHIDA選手が登場。
KUSHIDA選手は「外は雪が降ってますが、ご来場ありがとうございます」と挨拶をかわすと、ライガー選手と行ったROH遠征の最後に撮影された、「アソコがモッコリした写真が、世界中にばらまかれた」と告白。
遠征中、ライガー選手から「クッシー、ネットが荒れてるぞ」と聞き、状況を知ったなど、その真相について、KUSHIDA選手が細かく説明した。
続いて、昨日の試合で乱入した高橋ヒロム選手の話題となると、「試合してないから、わからないですけど、メキシコで試合して、アメリカで試合して、いきなり東京ドームでタイトルマッチを組まれるっていうのは、凄いチャンスというか、羨ましいというしかないですね。この出世街道は。やっぱ、それだけお客さんの期待があるのは、ヒシヒシと感じてますし。『所詮、KUSHIDAさんは生え抜きじゃない』と、ヒロムの意図を読みましたよ。確かに、私は生え抜きじゃないです。3年間海外行って、東京ドームで凱旋帰国。で、ベルト奪取と、華々しいスター街道。これは大卒、新卒で大企業に入ったようなもんですよ。これはですね、新日本プロレス中途採用、腕一本で東京ドームまで上がってきた者からすれば、まったく面白くないので、ここは絶対に叩き潰します」と宣言すると、会場のお客様から大きな拍手が沸き起こった。
最後に、「メチャクチャ充実してました。あと、対戦相手に感謝ですね。自分が望んだだけじゃ、プロレスって対戦機会に恵まれない部分もあるので。そんな中で、オスプレイだったり、獣神サンダー・ライガーだったり、BUSHIと何回も試合したりとかで、最後に東京ドームでヒロムとやるっていう部分では、レスラーとしては充実してた1年でしたね」と2016年を振り返り、第2部が終了した。
トークショー最後の第3部では、イベントには、“地元”宮城県出身の田口隆祐選手が登場。
第2部で、KUSHIDA選手から痛風であることをバラされた、田口選手は「今は、痛風と上手くお付き合いされてもらっています」と会場に笑いを誘った。
その後の痛風の症状について話が進むと、田口選手は“痛風”ではなく、“ツーFU”と独自の世界観を展開。
また、阿部リングアナから、12.31が迫ってきてると話を振られると、「今回は出場を辞退したという形で。今回は第67回なんですよ。2年早かったんで」と“69”へのこだわりを見せた。
さらに、次の野望として、「昨日の(試合をおこなった)セキスイハイムスーパーアリーナには、歌手として戻ってきます」と宣言。
最後に、2016年を振り返り、「CD出したぐらいですよ。それもパッとしなかったですからね。来年は、パッとしようかなと、今思いつきました。」と、来年への抱負を語り、オーマイワールドで会場を爆笑に包んだ。
3部に渡るトークショーの後には、真壁選手、本間選手、KUSHIDA選手、田口選手との5ショット撮影会が行われ、来場者は大興奮の様子であった。
撮影会の際に、各選手へ「1月4日東京ドームに応援に行きます!」と激励の声がかけられ、選手もガッチリ握手で応えていた。
撮影会の後には、抽選会が行われ、大会記念ポスター、サイン入りパネルなどがプレゼントされ、会場は大盛り上がりとなった。
イベントの終盤を迎えると、4選手から来場者への感謝の気持ちが伝えられ(記事の最後に掲載)、最後は、本間選手&3選手、そして来場者とともに、「こけし・イズ・ハッピー。幸せになろうぜ!」で大盛況のイベントを締めくくった。
■田口選手のコメント
「今日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。今日は、今まで生きてきた中で、思い出の残る一日となりました。今日のことは一生忘れずに、生きてきたいと思います。もう全員の顔は覚えましたんで、皆さん自信を持って生きていってください。今日はどうもありがとうございました!」
■KUSHIDA選手のコメント
「抽選会で、本間さんの25万するブツブツの靴が出されずに、残念だったんですけど。振り返ると、仙台は6月に『SUPER Jr.』の決勝をやりまして、いろいろ思い出の地なんですけど、いつかIWGPジュニアの防衛戦をやりたいと思いますので、その時は是非見に来てください。まだ、寒い日は続きますけど、風邪引かないように、またお会いしましょう。ありがとうございました!」
■本間選手のコメント
「今日はありがとうございました。人ってさ、限定とか、史上初とか、好きじゃないですか? すっごい今幸せです。一つ、皆さんに相談があるんですけど、山形大会年に2、3回あるんですけど、ボクやりたいなって気持ちがあって。ということで、終わりよければすべて良しということで、また会いましょう! さよなら!」
■真壁選手のコメント
「本日は、短い間でしたけど、ありがとうございました。今シリーズ『WORLD TAG LEAGUE 2016』3週間以上に渡る巡業で、選手それぞれ欲望と野望と、そして闘い抜いた身体で、各選手派閥は違うけど、良いファイトをしました。それに追随して、KUSHIDAと田口のジュニアがアメリカ、ドイツに行って、疲労度はほんと100%に近いぐらいキツい中でも、最高潮の試合を見せれるのは、皆さんのおかげだと思うんですね。やっぱりどの会場にいても、100%の力で試合をやりますんで、皆さんも100%の力で、ボクらを後押ししてください。本日は、どうもありがとうございました!」
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