毎年恒例の“ナンバー1タッグ決定戦”『WORLD TAG LEAGUE 2015』の出場チームと公式戦スケジュールが決定! 今年は14チームがA、B、ふたつのブロックに分かれ、各地でリーグ戦を展開する。
■Aブロック
棚橋弘至&マイケル・エルガン
真壁刀義&本間朋晃
永田裕志&中西学
オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI
矢野通&桜庭和志
バットラック・ファレ&タマ・トンガ
クリストファー・ダニエルズ&フランキー・カザリアン
■Bブロック
後藤洋央紀&柴田勝頼
天山広吉&小島 聡
内藤哲也&EVIL
中邑真輔&石井智宏
AJスタイルズ&高橋裕二郎
カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ
マット・ターバン&マイケル・ベネットWithマリア・ケネリス
■Aブロック、棚橋のパートナーはなんとエルガン! ROHから“ジ・アディクション”が参戦!
Aブロックの注目は、毎年「正パートナーが定まらない」問題に悩まされる棚橋弘至のパートナーが、なんと『G1 CLIMAX 25』でも大活躍したマイケル・エルガンに電撃決定! まさに日本&カナダが夢のマッスルドッキング、LOVE&パワーが“タッグの祭典”で炸裂するか?
さらに、ROHからは、“ジ・アディクション(The Addiction)”として活躍中のクリストファー・ダニエルズ&フランキー・カザリアンが『WORLD TAG LEAGUE』に初エントリー。ダニエルズは、約7年ぶりの新日本マット登場となる。ROH世界タッグ王座も獲得経験のあるをROHの実力派タッグが、初出場&初優勝を目指す!
本隊からは、固い絆を誇るGBH、『スッキリ!』でもおなじみの真壁刀義&本間朋晃組が今年も出場。現在、“無冠”の真壁だけに、勲章が欲しいところ。“第三世代”から、永田裕志&中西学がエントリー。必殺の合体技、イーストゴールドが炸裂すれば、優勝戦線進出も夢ではない。
現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカは今年もYOSHI-HASHIとのCHAOS“友情”タッグで参戦。公私ともに仲の良さを見せる二人が今年こそ優勝戦線に浮上なるか? そのCHAOSからは、矢野通&桜庭和志組も2年連続エントリー。異色コンビが旋風を巻き起こすか? 12.1福岡のオカダ組との同門対決は必見だ。
■Bブロックの注目は、内藤&EVIL! 後藤&柴田と12.6愛知で激突! キングダムwithマリアもエントリー!
Bブロックの最大注目は、“話題沸騰の男”内藤哲也と“キング・オブ・ダークネス”EVILのコンビ。EVILの実力がまだ未知数な部分もあるが、話題性ではダントツのこのチームが、優勝戦線にどう絡んでくるか? 制御不能な言動も含め、全公式戦が必見だ。
その内藤&EVILとの抗争が加速しているのが、昨年優勝チーム、後藤洋央紀&柴田勝頼の“盟友”タッグ。実力的にはまさに優勝候補筆頭といえるこのチーム。12.6愛知での内藤&EVIL戦は必見だ。
本隊からは、新日本タッグの代名詞“テンコジ”こと、天山広吉&小島聡がエントリー。栄冠からは遠ざかっている名タッグが、『WORLD TAG LEAGUE』優勝、タッグ戦線再浮上を狙う!
CHAOSからは、中邑真輔&石井智宏の“インターコンチ&NEVERチャンピオン”組がエントリー。ポテンシャル的には十分優勝を狙えるだけに、公式戦からは目が離せない。
その中邑と1.4東京ドームでの初シングルが決定したAJスタイルズは、このシリーズが“復帰”となる高橋裕二郎とのタッグでエントリー。11.27広島では、AJが新日本に復帰以降、中邑と初遭遇となるだけに、超必見の公式戦となりそうだ。
現IWGPヘビー級タッグチャンピオンのカール・アンダーソン&ドク・ギャローズも堂々のエントリー。昨年は優勝を逃したものの、第2回の覇者として、『WORLD TAG LEAGUE』優勝返り咲きを狙う。
さらに、ROHからマット・ターバン&マイケル・ベネットの“キングダム”も2年連続エントリー。アンダーソン&ギャローズとの因縁の対戦は、12.4金沢で実現。もちろんマリア・ケネリスもシリーズフル参戦するだけに、各地で“マリア旋風”を巻き起こしてくれそうだ。
★大会規定
・14チームがA・B、2つのブロックにわかれてリーグ戦を行う。
・公式リーグ戦はすべて30分1本勝負。
・全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両チーム1点、無効試合は両チーム0点とする。
・12月9日(水)宮城・仙台サンプラザホールにおいて
Aブロック1位チームとBブロック1位チームが時間無制限1本勝負で優勝決定戦を行う。
・1位チームが同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。
なお1位チームが複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝戦進出決定戦 (ルールは状況に応じて決定する。)を行う。
■プロフィール
クリストファー・ダニエルズ
身長:183cm
体重:102kg
生年月日:1971年12月24日
デビュー:1993年4月、シカゴのウィンディ・シティ・プロレスリングにて。
2002年5月にカレーマンとして新日本プロレスに初参戦。2004年3月、アメリカン・ドラゴン(現・ブライアン・ダニエルソン/WWE)と組み、IWGPジュニアタッグ王座を獲得した。2007年にROHを離脱したダニエルズはTNAで活躍。2008年1月4日にはクリストファー・ダニエルズとして、IWGPジュニアヘビー級王座に挑戦。
2014年に3度目のROHを復帰してからはフランキー・カザリアンとのタッグ“ジ・アディクション”を組み、タッグ王座に狙いを定めている。
●フランキー・カザリアン
身長:185cm
体重:98kg
生年月日:1977年8月4日
デビュー:1998年、マサチューセッツにて。
様々な団体で鳴らしてきたフランキー・カザリアンは、TNAで主に活躍。10年以上の間に5回のXディビジョン王座、2回の世界タッグ王座など数多くのタイトルを獲得してきた。2013年にはキャリア15年にして、ROHに本格的参戦を果たし、クリストファー・ダニエルズと組み、ROHタッグ王座を戴冠した。