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10月11日（日）、ラクーアガーデンステージのイベントに、10月12日（月・祝）両国国技館大会で新日本プロレスワールドの“英語実況”を担当する、ケビン・ケリー氏（写真左／アメリカ・ROHで実況アナウンサーを担当）、マット・ストライカー氏（写真右／今年の1.4東京ドーム大会で実況解説を担当）が来場。
急きょ、ミニインタビューを行った。
■ケビン・ケリー氏（実況）、マット・ストライカー氏（解説）のコメント
——今回、この新日本プロレスの英語実況の仕事を担当することになったお気持ちはいかがですか？
ケビン・ケリー 二つあるんですけど、まず、明日の両国大会が素晴らしいイベントになることは以前から確信していましたので、その試合の実況を自分が担当できるということに非常にエキサイトしています。もう一つは昔からよく知っているマット・ストライカーと一緒に、実況と解説が担当できるということ。とても興奮しています。
マット・ストライカー 自分は7歳の頃から、父と一緒にプロレスを見始めてから、ずっとプロレスに夢中だし、この業界に太いコネクションを持ってます。英語実況は今年の東京ドームもやらせて頂きましたが、自分がこの実況に対してモチベーションが高い理由は、新しいファン、英語圏のファンに対して紹介する役割を担っていること。このフィーリングは、なかなか得られないモノだし、こんなことはニュージャパン・プロレスリングではないと不可能ですからね。
——両国大会の注目試合について、教えてください。
ケビン やっぱり、明日のメインイベントであるオカダ・カズチカvsAJスタイルズのIWGPヘビー級選手権に注目してますね。二人とも世界でトップクラスのスキルを持っている選手だし、このチャンピオンシップがニュージャパンにとって重要な試合であることを理解しています。
マット 自分は、ケニー・オメガvsマット・サイダルのIWGPジュニアヘビー級選手権ですね。マット・サイダルはニュージャパンのビッグマッチで初めてのタイトルマッチ。新しい選手が新しい団体の試合に出るというのは、プレッシャーがかかり、真価が問われる重要な試合です。自分は、子供の頃から、こういうシチュエーションにワクワクしてきました。一方、王者のケニー・オメガは自分との闘いになるかもしれない。そういう意味でもとても興味深い試合です。
ケビン 自分は、reDRAGONと六本木ヴァイスのIWGOジュニアタッグ選手権も楽しみですね。ROHでもこの両チームを実況していますが、表面上は嫌っているようですが、おたがいリスペクトし合っているし、アメリカや日本でもお互いを高めあっている。明日は、どんなクオリティの高い試合になるか？ こちらも注目しています。
——最後に、お二人に伺いたいんですが、新日本プロレスはアメリカで大きくブレイクできますか？
ケビン 絶対にブレイクするでしょうね。ニュージャパンは、アメリカ含めて、世界中のプロレスファンが望んでいるモノをすべて兼ね備えている団体だからです。ビッグスター、興味深いキャラクターたち、そして最高のレスリング。間違いなく、さらに上のステージに行けると思います。
マット ニュージャパンの試合クオリティは日々、ドンドンレベルが上がっています。そして、世界的な注目も上がっている。どの試合もハードで、心を揺さぶる試合を積み重ねている。これから、さらに羽ばたいて行く団体だと思いますよ。
