12月1日(月)都内にて、テレビ朝日と新日本プロレスが送る次世代配信サービス「新日本プロレスワールド」の発表会見が行われ、その全貌が明らかになった。
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会見には、テレビ朝日の角南源五常務取締役、新日本プロレスの木谷高明オーナー(ブシロード社長)、新日本プロレスの坂口征二相談役。そして、 IWGPヘビー級王者の棚橋弘至選手、真壁刀義選手、オカダ・カズチカ選手も顔を揃えた。
まず、野上アナウンサーの司会で、具体的なサービス内容が動画を交えて明らかになった。
■「テレビ朝日も、今回の事業を“成長事業の柱”と位置づけている」(角南常務取締役)
まず、テレビ朝日の角南源五常務取締役は、「ワールドプロレスリングはテレビ朝日の番組の中でもベスト3に入る、長寿番組」と歴史を振り返り、「今回の月額定額制の動画配信サービス『新日本プロレスワールド』、テレビ朝日主導でのSVODは初の試み。新日本様と共にあらゆるファンの皆様に、満足していただき、応援していただけるサービスを展開していきたい」と挨拶。
さらに「テレビ朝日が保有する往年の名勝負、膨大な数のアーカイブ映像と、テレビ局としてのノウハウを100パーセント、いや120パーセント活かして、臨場感あふれる試合のライブ配信を提供します。どなた様にも思う存分楽しんでいただけるサービスを展開していきたい」と抱負を語った。
「テレビ朝日としても、今回の動画配信事業を成長事業の柱と位置づけております。大勢のファンの皆様と共に、新日本プロレスは真の黄金時代へと向かいます!」と力強く、締めくくった。
■「プロレスに触れることもなかった人まで触れることになるサービス」(木谷社長)
続いて、木谷高明ブシロード社長は、「新日本プロレスさんとご一緒することになって、2年10か月経ってます。当初から興行以外で、ボクが実は一番やりたかったのはこういうこと」と語り、「新日本はまだまだ売り上げでは届きませんが、WWEに次いで世界で2番目の会社。一番のいいところを真似して、2番目の今までのいいところをドンドン表に出してけば、あっという間に差は縮まる。ようやくその体制が整った」と今回のサービスを高く評価。
そして「リングの中は、新日本が世界一だと思ってますんで、この世界一の部分を世界中に日本国内伴わず、世界中にドンドンドンドン広げていけばギューッと、差が縮まる」「今日はその体制がようやくできた記念すべき日。このサービスは、人によってどこが見たいかは違うと思いますが、今までのプロレスファンに応えつつ、新しいプロレスファンの獲得にも役に立ち、プロレスに触れることもなかった人まで触れることになるサービスだと思います」と喜びを語った。
■真壁刀義選手が自分の動画を「検索」してみると……!!
ここで真壁刀義選手が登場。実際に、新日本プロレスワールドを壇上のパソコンで確認しつつ、自分の名前で動画を「検索」することに。
真壁選手は検索窓のデザインに関して「なんで棚橋なんだ、コレ? 俺じゃねーのかよ!」と噛み付く場面もあったが、実際に「真壁刀義」で名前を検索してみると、真壁選手関連の動画がズラリ。
2007年「G1 CLIMAX」準決勝の真壁刀義vs棚橋弘至戦を観たあと、さらにタグ一覧をクリックすると、真壁選手の試合数は、「56動画」と検索。さらに年代、実況解説者、会場名等でもタグ検索可能ということに、感心しきりの暴走キングコングだった。
■「ドキュメンタリーにはありのままの棚橋が出てると思います」(棚橋選手)
本日からアップされているドキュメント番組に関して「普段の練習から、プロモーションにもガッチリと密着されてます。まぁ、それはそれでストレスありましたけど(笑)」と濃厚な取材っぷりに悲鳴!?
「でも、ありのままの棚橋がシッカリと出てると思います。こういうのはドンドンやっていきたい」と語りつつ、「超本格的なトレーニングビデオなんかもやりたい。1時間ずっと鍛えっぱなしの感じの(笑)」と逸材なりの野望を語った。
ここで、木谷オーナーが「必殺技のトップ10企画とか、乱入トップ10みたいなのもおもしろい」と提案する場面も。
また、棚橋選手は、12月中に公開予定のオリジナルコンテンツ「1.4東京ドーム(水道橋周辺)徹底ガイド(仮)」(無料配信)についても語り、「水道橋周辺には、大会前に行けるお店、飲みに行けるお店もいっぱいあるんで、ぜひ見て欲しいですね」とコメント。
さらに最近、スマートフォンにした棚橋選手、すでに「新日本プロレスワールド」に入会しており、ライブ中継中の自分が、ライブ中継を見るという「無限ループ」状態も会見場で生み出した。
■「燃えろ! 新日本プロレス」アーカイブを坂口相談役と一緒に鑑賞!!
このあと、“レジェンド”坂口征二相談役とともに過去の名勝負アーカイブを紹介。あの「燃えろ! 新日本プロレス」がすべてアーカイブで入っており、アントニオ猪木&坂口征二vsカール・ゴッチvsルー・テーズ(昭和48年蔵前国技館)をプレイ。
坂口相談役は「これは41年前ですかね? いや〜、若いですね。棚橋なんかまだ生まれてないんじゃない?」と懐かしそうな笑顔。「自分も時々、昭和のプロレスを見ますけど、いまのプロレスとは違いますけど、比較してみるとおもしろい」と語った。
この試合には、オカダ・カズチカ選手も「ボクもなかなか昔のプロレスを観る機会がないんで、ぜひ勉強させてもらいます…!!」と定義正しくコメント。
■「ボクの試合が999円は安いですね。安いっす!」(オカダ選手)
最後は、そのオカダ選手に、自身がIWGPヘビー級選手権に挑戦する、1.4東京ドーム大会がLIVE配信されることについて聞かれると、「入っていれば観れるんですよね? まぁ、対戦相手のことは置いておいて、ボクの試合が999円は安いですね。安いっす!」とレインメーカーぶりを発揮。
「過去、999円で東京ドーム大会を見れたことはないですから、ボクの試合をシッカリ見てもらって、まぁカネの雨がどこに降るかわからないですけど……。楽しみですね」とコメント。
木谷オーナーからは、「1.4東京ドーム大会はタイムシフト視聴も可能、ということなんで。会場に来たあと、自宅でもう一度、楽しんでほしい」と、コメント。
■なんと入会者を抽選で、1.4東京ドーム「本部席の横」スペシャルシートにご招待!!
また、野上アナから「新日本プロレスワールド 初夢プレゼント」として、入会した方の中から、抽選で2組4名様を1.4東京ドーム「本部席の横」のスペシャルシートにご招待する
開始記念サービスも行われることがアナウンス。
最後に、会員数の目標をそれぞれ聞かれると、「西武ドームの来場者は、およそ、2万人と聞いていますので、まず2万人からスタートしたいと思う」
木谷オーナーは「この件に関しては、負けず嫌いなんで、WWEネットワークが70万人加入と聞いてます、100万人目標と聞いているので、まずは10万、2〜3年後には、20万、30万を狙ってほしい」
棚橋選手は「数字を出すことはそれを目指して走っていく。1万を目指したら、1万。10万を目指したら10万。だから、その過程で達成していけばいいので、100万を目指しましょう!!」とキッパリ。
最後は、「みなさんの生活のそばにプロレスがあってほしいと思っているので、こういうかたちが実現したのは嬉しい気持ちでいっぱいです。これからも、より盛り上がる試合をしていきますので、じゃあ、最後に…!! 新日本プロレスワールド、愛してま〜す!!」と締めくくった。
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