12月9日(金)ディファ有明にて、1月4日東京ドーム大会の第2弾カード、全カードが発表された。セミファイナルは、全日本プロレスの武藤敬司vs内藤哲也という大注目カードが決定。また抗争を続けていた真壁刀義vs高山善廣のシングル決着戦も実現。
さらに、MVPが「助っ人を呼ぶ」と予告していたパートナーが、“元WWEスーパースター”シェルトン・ベンジャミンと明かされ、参戦が決定! MVP&ベンジャミンvs田中&高橋戦が決定。
IWGPジュニアタッグ選手権として、デイビー・リチャーズ&ロッキー・ロメロvsプリンス・デヴィット&田口隆祐も決定。また、海外遠征中のオカダ・カズチカ(岡田かずちか)vsYOSHI-HASHI(吉橋伸雄)の凱旋帰国試合も実現。
■NJPW 40th anniversary Tour.レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム
2012年1月4日(水)17:00〜 東京・東京ドーム(テレビ朝日/PPV)
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この日は、武藤敬司と内藤哲也、高山善廣と真壁刀義の組み合わせで、会見に登場。おのおのが舌戦を繰り広げた。
■武藤敬司のコメント
「全日本プロレスの武藤敬司です。え〜〜、端から見たら、きっとキャリアとか実績で、余裕があるように見えてると思うんですが、実際は不安で不安で仕方ないような状態です。こう寒いとですね、ヒザは痛いし、身体はあっちこっち痛みを感じて不安です。え〜、対戦相手の内藤選手。若いし、俺からとってみたら、未知で、不安です!東京ドーム、あの大きな舞台を知ってるからこそ、不安に感じております。その不安を打破するためには、まだ若干時間がありますので、いまから練習をしてコンディションを整えることだと思っております。1.4を皮切りに来年は飛躍したいと思いますので、どうかよろしくお願いします」
■内藤哲也のコメント
「え〜。プロレスを好きになったキッカケ、俺がプロレスラーになりたいと思ったキッカケ、それは、すべて、隣にいる武藤さんの影響だったと思います。ただ!ただ、それは過去の話であって、いま現在、とくにそんな気持ちに浸る気持ちは一切ありません! 東京ドームでは、すべての面において、武藤敬司を上回り、そして! 勝利します。その自信はあります。1月4日、東京ドーム……過去の人間と、いま現在の人間の違いをキッチリお見せしたいと思います」
■質疑応答
——武藤さん、内藤選手の印象は?
武藤「印象ですか? ま、正直、俺もあまり勉強不足で、印象と急に言われても……。ただ、さっきから不安と言ってる中で、もしかして彼が俺のことを過大評価してるんじゃないかという不安さもあります。……試合ですか?見たことないですね」
——武藤さん、2年ぶりの新日本ですが、出場を決意された理由は?
武藤「ただ、単純に、あの〜オファーが来てですね。新日本さんから、40周年という記念すべき大会だ、ということでオファーが来まして。ただ、なぜ、内藤選手とやらざるをえないかというのは、これからのテーマでもあるんで。ちょっとまだ時間があるので、そこも考えながら、試合に挑みたいと思います」
——今回、40周年ということで意識される部分は?
武藤「新日本の40周年ということは、全日本の40周年でもあるからね?あと、あの〜、俺が新日本を辞めて10周年ですからね。10周年、生きてきた生き様をぶつけられたらな、と思っております」
——内藤選手、いまの武藤さんの発言を聞いて、どう感じましたか?
内藤「いや〜、ずいぶん謙虚な発言だな、と。ま、余裕の裏返しなんでしょうね、きっと。ただ、それは1月4日、当日。肌が触れ合うまで、その余裕は持ってもらって、構わない。ただ、肌が触れた瞬間、武藤敬司の想像を上回るレスリングを俺はしたいな、と思います。……やっぱり、俺がプロレスにのめりこんだキッカケでもあるし、プロレスラーになろうと思ったキッカケでもあるし、そういう意味では重要なのかもしれないですけど、俺から言わせれば、“過去の人間”ですから。ハイ。過去の人間といま人間の違いをキッチリ見せることが俺のテーマだと思ってます」
★以下、真壁と高山の会見の模様